市場予想通りでトルコリラ高
トルコ12月経常収支
トルコ 12月経常収支
11月実績-22.4億米ドル、市場予想-45.0億米ドル、結果-42.7億米ドル
市場予想よりは多少良かったものの、11月実績を大きく上回る赤字額…。
まあトルコ、12月は毎年悪いですし、ここ5年間では一番良い赤字額とも言えるのですが、やはり悪い。
トルコは自動車生産と販売、輸出も過去最高と工業国への道を着実に進んでいて、12月の自動車生産、販売、輸出も好調だったはずなのに…。
しかし、ドル/トルコリラは発表直後はドル高トルコリラ安に進むものの、その後は何故か、若干ではあるもののドル安トルコリラ高で進行。
市場予想より良かったからなのか、最近のトルコが落ち着いており、リスクイベント通過で見通しが良くなったからなのか。
それに伴い、トルコリラ/円も31円台を回復!
やった!
しかも31円を底値として固めつつあります。
良い傾向です♪
トルコ11月失業率
トルコ 11月失業率
10月実績11.8%、市場予想12.0%、結果12.1%
まあ、ほぼ市場予想通りでしょうか。
トルコは人口増を、トルコ経済が支えきれず、雇用を賄いきれていません。
そのため失業率は10%くらいで推移していたのですが、12%ということで少し悪いかな、という程度でしょうか。
しかし見方を変えると、クーデーター未遂事件、相次ぐテロ、非常事態宣言中、という中でのこの数値ということで、逆に良くやっている頑張っているとも考えられます。
そしてトルコリラ。
…ドル/トルコリラは、ほとんど影響なしで進行中。
ほぼ市場予想通りで、市場も反応に困ったのでしょうか。
しかし、トルコリラ/円では急上昇!
トルコリラ高円安に進んでいます!
トルコリラは一時31円45銭まで上昇。
今でも31円20銭-30銭あたりでしょうか。
トルコ12月経常収支と11月失業率を振り返り
トルコ12月経常収支も、11月失業率も、悪い数値には変わりないですが、もともと市場予想が悪かったため、結果は市場予想とほぼ一致と、良く見える数値に(笑
波乱がなければ、トルコは地力があり、(高金利という)魅力ある国ですから、トルコリラは買われる傾向にあります。
ドルは昨晩のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言での「利上げを過剰に長く待つことは賢明ではない」と3月利上げの可能性も示唆したことにより、ドル高が進んでいます。
ドル/円も1円以上も上昇し、ドル高トルコリラ高円安となり、結果トルコリラ高円安となっています。
このままの方向で進んで、管理人購入時の、1トルコリラ=32円60銭を超えて欲しいものです♪
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トルコの政策金利は現在8.50%(2023年6月10日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪