うーん…トルコ2017年7月小売売上高は前月比でまさかのマイナス…
トルコ2017年07月小売売上高
トルコ2017年07月小売売上高
06月実績前月比+0.3%、市場予想同+0.3%に対し、実績同-1.3%!
しかし前年比は+0.9%、市場予想同+1.7%に対し、実績同+2.6%!
あれ?2017年07月のトルコ小売売上高。
管理人は逆に夏と言う季節要因もあり、市場予想を上回ると思っていたのですが、実際はまさかのマイナス。
落ち込む要因があったのかなー…。
って、まぁすぐさま消費者物価指数と生産者物価指数インフレ率がヤバい!ってのが頭をよぎるくらい、物価上昇が本当にヤバイのですけどもね。
なにせ前年比で物価上昇率は10%を超えていますから…。
トルコ国民も手元にある大切なお金の中でやりくりしているはずですから、そりゃー必要不可欠なものはともかく、贅沢品とか無くてもそう困らないものは、生活防衛のためにも買いませんよ。
金利が高い(投資家にとっては嬉しい)ってのも国民生活に悪影響を与えますが、かと言って金利を下げる(投資家にとって魅力半減)とトルコからお金が引き上げられてトルコ経済が大打撃を食らいます。
エルドアン大統領による利下げ圧力もあり、トルコ中央銀行は今後も難しいかじ取りを強いられそうです。
あ、小売売上高が前年比では良いのは参考になりません。
なにせ昨年2016年07月15日にはトルコ軍の一部によるトルコクーデター未遂事件がありました。
いやーそんな時に買い物に行く人なんて、そうはいませんよ。
必要なもの以外、極力買い物は避けて、生活防衛に努めるはずです。
ですからその反動で言えば、前年比の数値はもっと良くても良かったのですけどもね。
残念…。
小売売上高を受けてトルコリラ
トルコ2017年07月小売売上高の結果、トルコリラがどうなったかと言うと…。
トルコの指標関係なく、リスク回避姿勢の後退による、ドル買いユーロ買い円売り(ドル高ユーロ高円安)に巻き込まれて上下しています。
まあ、仕方がないね…通貨の強さ、規模が違うからね…。
ただリスク回避姿勢の後退で、ドル高トルコリラ安となっているものの、ドル高円安にもなっているので、トルコリラ円ではトルコリラ高円安となり、1トルコリラ=32円前後で動いています。
結果的に言えば良い結果となっているとも言えます(笑
分かりやすくすると、ドル>トルコリラ>円の言うような図式になっています。
まあ、1トルコリラ=32円台復帰は評価しても良いと思います。
(安い時にもっと買っておけばよかった…)
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