09日発表だったものの、米国トルコ間のビザ相互発給停止が原因でトルコリラが暴落。
トルコリラ暴落で最安値更新の事態になり、翌10日は北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日で、アメリカ西海岸到達を目標とした新たな長距離大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施するとの報道もあり(結局は無くリスク回避姿勢は後退中)、てんやわんやで、今記事にしています。
重要度から言ったらそうだよね(言い訳)、うん。
話を戻して、前回07月のトルコ小売売上高はまさかのマイナス…。
現状トルコとアメリカとの意地の張り合い(不仲)が原因で、ドル高トルコリラ安が進んでいる今だからこそ、今回の経済指標発表でトルコ経済の力強さを見せつけ、トルコリラ高への反攻の礎にしたい!
頑張れ!トルコ経済!
トルコ08月小売売上高
トルコ08月小売売上高
07月実績前月比-0.9%、市場予想同+0.5%に対し、実績同+0.3%!
前年比では07月実績+2.6%、市場予想+2.9%に対し、実績+2.6%!
微妙…(涙
前月実績よりは同じか上回っているものの、市場予想には届かず。
市場予想が強気だったのか、トルコ市場が思ったよりも伸びなかったのか、これではトルコリラ高への反攻も期待できそうに無い。
前回実績よりはプラスで推移した、トルコ経済は成長している!と言いかせて寝ることにしよう。
(明日はトルコリラ高になっているといいな…)
トルコ08月鉱工業生産
トルコ統計局のデータによると、2017年08月の季節調整済みの鉱工業生産指数は07月に比べ0.1パーセント低下した。
年間ベースでは5.2パーセントの上昇を示した。
製造業は5.6パーセント、電気・ガス・蒸気・冷暖房の生産・供給業は7.3パーセント上昇した。
トルコ08月鉱工業生産
07月実績前月比+2.3%、市場予想同+0.5%に対し、実績同-0.1%!
前年比では07月実績+14.5%、市場予想+9.8%に対し、実績+5.2%!
前月比まさかのマイナス。
前年比でも市場予想のおよそ半分程度と言う残念な結果に。
確かに前月実績が良すぎた反動というものがあるかもしれないが、それを見込んだ上での市場予想なので、実際にはトルコ経済がそこまで伸びなかったと言うこと。
トルコメディアは自動車製造・(主に欧州向け)輸出が好調って言ってたのになー。
まあ前年比+5.2%っていう数字自体は悪くなく、逆に良い数字と言えるのですが、なにせ昨年2016年07月はトルコでのクーデーター未遂事件があった月。
08月は当然その翌月の混乱期なので、前年比では良くて当たり前なのですよね。
小売売上高ともども、来月分に期待しましょう♪
小売売上高と鉱工業生産でトルコリラ
トルコ08月の小売売上高と鉱工業生産で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
指標発表自体は無風通過と思われる。
それよりも急落したドルトルコリラの反動(調整)からの上昇中と言ったところか。
ドル/円
まったくもって変化なし。
解説に困るくらい変化がないです。
トルコリラ/円
1トルコリラ=30円25銭-45銭くらいの値動きでしょうか。
その後30円55銭くらいまでさらに持ち直して、日付変わるあたりで30円10銭くらいまで再び下落。
荒い値動きをしています。
つまりは、トルコの経済指標で動いているのではなく、トルコの政治リスクで動いています。
トルコ政府、早く収集を!
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トルコの政策金利は(2018年7月1日)現在17.75%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑