トルコ2017年09月の経常収支は…また悪化か~…(溜息
トルコ09月経常収支
トルコ09月経常収支
08月実績-0.98億ドル、市場予想-41.3億ドルに対し、実績-45.3億ドル!
うーん、前月実績は出来すぎだったので(しかも前月実績-12.4億ドルの赤字から-0.98億ドルの赤字に上方修正!)、上回るのは当然と思っていましたが、市場予想をも10%増しで上回ってしまいました(涙
前月は過去5年間で3番目の良い数値(3番目に赤字額が少なかった)でしたが、いつものトルコに戻ってしまいました。
しかもトルコの経常収支は夏に改善し冬に悪化する傾向にあります。
何故ならトルコ経済は観光シーズンである夏に伸び、冬に鈍化します。
つまり夏は観光客による観光収入が後押ししていますが、冬になると観光客も激減し、経常収支に寄与しなくなるからです。
09月はまだ観光収入が見込めるので、10月は兎も角、09月の経常収支はまだ良い数値となると思っていたのですが…。
早くもその効果が切れたようです…残念!
トルコの良い話題はどこかにないものか…。
(明日はトルコリラ高になっているといいな←願望(涙)
トルコ10月自動車生産
トルコ10月自動車生産
09月実績前年比+13%に対し、実績同+7%!
重要ではないですが、面白そうな指標があったので拾ってみました。
前月09月実績の前年比+13%には及びませんが、今月10月も同+7%と順調に伸びていることは喜ばしい限りです。
今や自動車はトルコで一・二の金額を稼ぐ主要工業となったので、これからも緩やかで良いので順調に成長していって欲しいものです。
トルコ10月自動車輸出にも書いた通り、貿易関連指標は相手国があるので嘘をつく(改ざんする)ことができません。
ですので、本当に自動車関連産業が順調なはずです。
それにしても…、前月09月の自動車製造、自動車輸出も順調だったのに、なぜ上記のように09月の経常収支は大赤字になるのかなー。
(良い情報は直ぐ出てくるのに、悪い情報はなかなか出てこない)
トルコ、ギュレン師を巡る17億賄賂疑惑を否定
ワシントンにあるトルコ大使館から出された声明で、フェトの首謀者フェトフッラー・ギュレンが2016年07月15日の謀反を企てた真の人物であり、合法的にアメリカから身柄が返還されることが望まれていることが表明された。
声明で「これらのすべての罪の背後にいるフェトフッラー・ギュレンが未だにアメリカに居住することができていることは、トルコ国民の間に強い不快感と驚きを引き起こしている。
フェトが犯した罪、および、トルコとアメリカとの間の相互返還合意の観点からのフェトフッラー・ギュレンの身柄引き渡しの理由が完全に理解されるために、我々は関連のアメリカの機関と密接に活動を続ける」と述べられた。
トルコ政府およびトルコ国民はフェトフッラー・ギュレンが裁判を受けるために即刻トルコに身柄が引き渡されることを期待していることが強く表明された声明で、2017年03月に述べたように、トルコはフェトフッラー・ギュレンの身柄引き渡しのために、法の支配以外の方法に出るという方向での主張はすべて、完全な嘘であり、滑稽であり、根拠のないことである」と述べられた。
法の支配以外の方法=マイケル・フリン前米国大統領補佐官が、1500万ドル(約17億円)に上る謝礼と引き換えに、米国在住のトルコ人イスラム教指導者フェットフッラー・ギュレン師をトルコに強制送還する計画のことね。
うん、予想通り否定しましたね。
肯定してしまったら、終わりですからね(笑
しかしアメリカ側はこういう場合、きちんと証拠を出してくることでしょう。
トルコが口頭で「違う違う」と言っても、世間がどちらを信じるかは明白です。
この疑惑がもし真実ならば、よくある方法で管理人もこの方法を支持しますが、裏でトルコとアメリカがアメリカ有利の条件で手打ち。
そしてこの疑惑は有耶無耶(うやむや)になり、いつも間にか世間からも忘れられて…、でもアメリカは忘れていませんよ、言うことを聞けよ。
という方法を支持します♪
もし事実ならの話ですが、この方法が最大公約数でみんな幸せになれると思うのですけどもね(笑
経常収支と自動車生産でトルコリラ
トルコ09月の経常収支と10月の自動車生産で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
指標発表自体では少しトルコリラ売り(トルコリラ安)に進んだように思われます。
でもどちらかというと経済指標よりも、ヨーロッパ時間になり、疑惑の方でトルコリラが売られた(トルコリラ安)になった、と言った方が正しいかも。
ドル/円
ややドル売り円買い(ドル安円高)に動いているでしょうか。
ただ、ドル円も行ったり来たりで方向性が定まりません。
新たな材料が出てこなければ、
税制改革(大型減税)への先行き不透明感
アメリカの12月追加利上げは確実視
のせめぎ合いでレンジ相場の形成ですかね。
トルコリラ/円
1トルコリラ=29円40銭くらいから、29銭10銭手前まで値を下げています(涙
止めて…もういいじゃない、トルコリラのライフは0に近いよ…。
1ドル=3.9トルコリラ
1トルコリラ=29円
この防衛ラインを何とか死守している感じですが、このライン…、あまり重厚そうに見えないのは管理人だけでしょうか…。
FXの世界において、願望とかは何の役にも立ちませんが、願わずにはいられません(涙
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
2024年11月11日-11月17日週前週比4.6銭のトルコリラ高円安 先週11月11日週のトルコリラ/円は、アメリカ・トルコ間の関係修復期待から、一時4.54円まで上昇。しかし週末、日本政府・日本銀行(B[…]
トルコの政策金利は現在15.00%(2020年12月4日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪