トルコ2017年10月景気動向指数と設備稼働率は良い数値
トルコの景気経済は堅調に推移しているぞ!
トルコの経済指標も良好な数値が増えてきており、特に景気動向指数と設備稼働率は(トルコ比で)高水準を維持しています。
トルコ経済も復活してきた証拠ですね♪
イラクのクルド人自治政府の問題(地政学リスク)も落ち着いてきました。
あとは…エルドアン大統領の政治リスクが長引きそうです(涙
トルコやトルコ経済が悪い訳ではないので、そう悲観的にならなくて良いのですが、為替は経済状況だけで動くことは無く、むしろ政治リスクや地政学リスク(の悪い方の知らせ)で動くからな~…(しみじみ
トルコ10月景況感
トルコ10月景況感
09月実績111.6、市場予想111.1に対し、実績109.5!
うーん…良くはないけど悪くもないか。
(トルコ比では良い数値の部類に入りますけどね(笑)
景気判断の分かれ目である100をも優に超えているので良い数値と思うことにしましょう♪
直近では、2017年01月の97を底に、02月の105.3以降、3月からはずっと110前後で推移しています。
(前月よりも下がったものの、高数値で安定と言えるでしょう)
トルコのみなんさんは、皆前向きに「好景気だ!」と感じているということです♪
景況感とは
一般消費者や企業が、現在の景気の状態と過去(以前)の景気の状態とを比較して、良くなっている、もしくは悪くなっている、変わっていない(停滞している)など、どのように感じているか、という景気の状態に対する印象のこと。
日本で言うところの、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)と言えば聞いたことがるかもしれませんね。
トルコ10月景気動向指数
トルコ10月景気動向指数[季調済]
09月実績110.8に対し、実績112.2!
素晴らしい!
景気動向指数は、総合的な景気状況の判断指標なのですが、言えることは景気は上昇傾向!と判断できるということです。
トルコの景気は上向きですよ♪
トルコ10月設備稼働率
トルコ10月設備稼働率
09月実績79.0%、市場予想79.0%に対し、実績79.7%!
09月実績、そして市場予想をも上回る素晴らしく良い数値です!
この79.7%という数値。
2009年以降では2017円06月実績とともに一番高い水準であった前月09月実績をさらに上回り2009年以降では1番高い水準となりました。
ちなみにこの過去半年間は2009年以降、過去1番から6番目をすべて占めています!
トルコ経済好調ですね♪
設備稼働率とは
各種設備(組み立てラインなど)の操業状況を指数にしたもののことを言います。
トルコ国内で、生産できる量(生産能力)のうち実際に生産された量の割合を示します。
日本では(経済が成熟しているため)他の重要経済指標に隠れがちですが、中堅工業国にとってはとても重要な経済指標です。
つまりこの数値により、トルコの景気経済の良し悪しが分かるのです!
景況感と景気動向指数、設備稼働率でトルコリラ
トルコ2017年10月の景況感と景気動向指数、設備稼働率でトルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
良い指標結果になったと思うが変化なし。
1ドル=3.73トルコリラくらいで横横展開が続いています。
ドル/円
ドル強い!円弱い!
再び1ドル=114円台を回復しています♪
トルコリラ/円
1トルコリラ=30円50銭くらいでしょうか。
朝方一時、30円20銭台まで下落していましたが、今では持ち直しています。
円安状態がトルコリラ安を打ち消していますね。
ただ、やはりトルコリラ高になってもらわないと問題解決しません。
エルドアン大統領の政治的な判断に期待します。
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トルコの政策金利は現在8.50%(2023年6月10日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪