トルコの消費者物価指数、及び生産者物価指数はずっと酷い状態が続いています。
トルコ2017年08月消費者物価指数と生産者物価指数インフレ率がヤバい!
トルコ2017年09月消費者物価指数と生産者物価指数が…酷い
トルコ2017年10月消費者物価指数と生産者物価指数、インフレ率加速!
もうタイトル名からして、中身見なくても分かるレベルです(笑
他国だったらデモの頻発、政権批判、暴動が起こっても不思議ではないレベルなのですが、なんとか踏ん張って欲しいものです。
そしてその結果トルコリラは…え!えぇぇェェ~~(続く
トルコ11月消費者物価指数
トルコ11月消費者物価指数
10月実績前月比+2.08%、市場予想同+1.10%に対し、実績同+1.49%!
前年比に至っては10月実績+11.90%、市場予想+12.50%に対し、実績+12.98%!
トルコ11月消費者物価コア指数
10月実績前年比+11.82%、市場予想同+12.31%%に対し、実績同+12.08%!
踏ん張り切れなかった…(涙
消費者物価指数は前月実績及び市場予想を上回る最悪な結果、コア指数も市場予想は下回ったもの前月実績よりも上回るという、一言で言うと酷い数値となっています。
内訳を見ると、年間増加率は輸送部門で18.56%、
食糧および非アルコール飲料は15.78%、
雑貨およびサービスは13.39%、
家具および家庭用機器は12.85%、
医療は12.38%となっています。
この指数に含まれている414項目の内、295品目で価格が上昇し、72品目で価格は低下、47品目で価格変わらず、となっています。
フィッチはトルコリラの今後の見通しは明るいとし、2年の期間を経て8%前後に落ち着くと予想します。
S&Pもトルコのインフレ見通しを来年には7.9%に低下すると予想しています。
本当ですか?信じて良いのですよね?信じてトルコリラ買ってますよ!
トルコ経済、そしてトルコリラの三大足を引っ張る原因の一つの高インフレ。
(まあ、そのために金利がスワップポイントが高いのですけどもね)
その消費者物価指数は、トルコにおける大本命の経済指標です。
トルコ中央銀行による政策金利発表と同等の重要経済指標とも言えます。
なぜならこのインフレ率の高さが、トルコ経済の発展のネック(障害・阻害要因)であり、弱点となっているからです。
先月とうとう+12%で…うんぬん、と言ってましたが、今月はとうとう+13%です。
過去10年間で最悪の記録的数値となってしまいました。
そろそろ車欲しな~、プリウスが250万円か~、よーっし貯金して来年買うぞ~!
今年282.5万円!
そりゃー個人消費も小売り売上高も落ちますよ、経済全体に悪影響ですよ!
消費者物価指数とは
商品や受けるサービスには価格があり、その時々によって高くなったり安くなったりしています。
これら商品の価格を消費者物価と言い、その平均的な動きを測定したものを「消費者物価指数」と言います。
消費者物価コア指数とは、その中から食品とエネルギーを除いたもの、のことを言います。
引用元:消費者物価指数とは
トルコ11月生産者物価指数
トルコ11月生産者物価指数
10月実績前月比+1.71%、市場予想同+0.70%に対し、実績同+2.02%!
前年比でも10月実績+17.28%、市場予想+18.50%に対し、実績+17.30%!
うーん…酷い。
前年比で市場予想を下回るも、やはり前月実績を上回る酷さ。
こちらは何とか過去10年間で2番目の悪い数値で収まっていますが、そもそも+17%って…。
そりゃー物売れませんよ、個人消費も小売り売上高も落ちますよ。
この当然この数値は、消費者物価指数にも跳ね返ってきます。
もう来月は兎も角、来年02月に発表される01月の物価指数は落ち着いているのかな~(遠い目
トルコリラ保有者として真面目に語ると、これだけインフレ率が進む(物価が上昇する)と言うことは、相対的に通貨の価値が下がります。
金利(=スワップポイント)は高く貰えるでしょうが、通貨の価値が下がる(円の価値は変わらないので、トルコリラ安円高となる)ので、管理人が持っているトルコリラの資産は減ると言うことになります。
だから”真面目”(?)に怒っているのです。
生産者物価指数とは
消費者物価指数との違いは文字の通り、消費者側から見た数値(買う側・受け取る側⇒消費者物価指数)か、生産者側から見た数値(提供する側・販売する側⇒生産者物価指数)かの違いです。
(生産者が出荷した時、サービスを提供する時の値段は生産者物価指数となります)
そして、生産者物価指数もインフレの指標となる経済指標です。
引用元:生産者物価指数とは
消費者物価指数と生産者物価指数でトルコリラ
トルコ11月の消費者物価指数と生産者物価指数で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
発表前、1ドル=3.94トルコリラを超えていたのに、発表後は3.905トルコリラと、ぐんぐんとトルコリラ高が進んでいます。
あれ?なんで?
市場はもっと悪くなると予想していたのでしょうか?
それとも消費者物価コア指数が、まだマシな数値だったからでしょうか?
どちらかと言うと、アメリカの税制改革(大型減税)法案が上院で可決されたことにより、ドル高に向かうと思っていたので、ドル高トルコリラ安に動くのなら理解できますが、何故にトルコリラ高?
ただのポジション調整的なものなのか、少し調べてみたいと思います。
ドル/円
1ドル=112円90銭から113円00線くらいでしょうか。
こちらは素直に、アメリカの税制改革(大型減税)法案が上院で可決されたことにより、ドル高が進み、先週高値を既に上回っています。
しかし、確かに上院で税制改革(大型減税)法案は可決されましたが、下院案とは細かい部分で違いがあるので、これから上下院両案のすり合わせ・調整作業が必要となってきます。
年内までに一本化できるかどうか…。
一本化できればドル高円安、出来なければドル安円高ですね。
タイムリミットは15日とも22日とも言われています。
トルコリラ/円
1トルコリラ=28円90銭くらいでしょうか。
何故トルコリラ高になっているか分かりませんが(すいません)、とにかく嬉しい♪
良いです!、順調に推移しています!
現状、図で表すと、トルコリラ>ドル>>円ですかね。
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トルコの政策金利は(2018年7月2日)現在17.75%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑