トルコの景気経済は悪くないよ、好調だよ♪
一方アメリカの長期金利高が株式市場や為替相場にも影響を…
トルコ軍によるシリア国内のクルド人部隊を攻撃するための越境攻撃が多少きな臭い(オリーブの枝作戦、シリア政府軍との全面衝突か)ですが、1トルコリラ=28円台は死守しており、心強いです。
今回の経済指標も悪くなく、好調を維持しています。
そう!トルコ経済は好調なのです!
相手国…、そうアメリカ次第で為替は乱高下…。
トルコ1月景況感
トルコ2月景況感
01月実績108.3、市場予想109.2に対し、実績110.8!
素晴らしい数値!
またまた110を超えてきました。
何が素晴らしいって、今トルコ冬ですよ。
通常、観光立国であるトルコは、夏のバカンスシーズンが観光客も多く稼ぎ時で、冬になると観光客が激減します。
結果、例年冬になると景況感は悪化します。
しかし自動車製造などの季節に左右されない重工業が順調に成長しているためか、以前ほど冬季にわりには踏ん張っていると言えます。
流石に観光シーズン真っ只中の夏季には及びませんが、”急落”と言う言葉がぴったりだった数値の悪化幅が、今は先進国並みに多少の悪化で済んでいます。
しかも今では普通に景気判断の分かれ目である100を優に超えている状況ですし、トルコの景況感も冬季でついにここまで来たかっていう感想ですね(笑
トルコのみなんさんは、皆前向きに「好景気だ!」と感じているということです♪
景況感とは
一般消費者や企業が、現在の景気の状態と過去(以前)の景気の状態とを比較して、良くなっている、もしくは悪くなっている、変わっていない(停滞している)など、どのように感じているか、という景気の状態に対する印象のこと。
日本で言うところの、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)と言えば聞いたことがるかもしれませんね。
トルコ1月景気動向指数
トルコ2月景気動向指数[季調済]
01月実績110.9に対し、実績110.8!
前月実績より多少悪化しましたが、本当に多少(笑
ほぼ前月実績並みで問題ない数値と言えるでしょう。
ドイツをはじめとする欧州経済が絶好調なので、それに引っ張られる形でトルコの輸出産業が伸びています。
現にトルコの輸出高は右肩上がりですから♪
(エネルギー価格の上昇で輸入額も右肩上がりなのは黙っておこう(笑)
景気動向指数は、総合的な景気状況の判断指標なのですが、言えることは景気は上昇傾向!と判断できるということです。
トルコの景気は上向きですよ♪
トルコ2月設備稼働率
トルコ2月設備稼働率
1月実績78.2%、市場予想77.9%に対し、実績77.8%!
うーん、微妙に前月実績、市場予想ともに下回りました。
しかも78%を下回り、過去1年間で下から2番目の悪い数値となってしまいました。
と言っても、2017年は9年ぶりの高水準をずっと維持していましたから、77.8%と言う数値も高水準を維持している範囲内と言えます。
トルコ経済は好調ですよ♪
設備稼働率とは
各種設備(組み立てラインなど)の操業状況を指数にしたもののことを言います。
トルコ国内で、生産できる量(生産能力)のうち実際に生産された量の割合を示します。
日本では(経済が成熟しているため)他の重要経済指標に隠れがちですが、中堅工業国にとってはとても重要な経済指標です。
つまりこの数値により、トルコの景気経済の良し悪しが分かるのです!
アメリカ利上げ加速の可能性
米連邦準備理事会(FRB)は21日、1月30~31日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。
大型減税が景気を押し上げるとみて「上向きの利上げ軌道が適切である公算が大きい」との見方で参加委員は一致した。
金融市場の混乱に歯止めがかかれば、3月の次回会合で利上げに踏み切り、引き締めペースも加速する可能性が出てきた。
FRBは2017年12月に利上げに踏み切ったばかりで、1月のFOMCでは追加の金融引き締めを見送った。
ただ、会合後に公表した声明文で「さらなる段階的な利上げが正当化される」と明示。
従来の声明に「さらなる」との文言を加えたため、同会合での議論の詳細に注目が集まっていた。
議事要旨では複数の委員が「短期的に景気が上振れする」との見方を示していたことが分かった。
米議会が決めた大型減税が「想定したよりも個人消費と企業投資を押し上げる」と指摘。
17年12月の会合では18年の成長率を2.5%と予測したが、多くの委員が「昨年12月時点に示した景気見通しをさらに引き上げた」と表明した。
そのため利上げシナリオも「段階的で上向きの軌道が適切になりそうだ」との見解で一致。
声明文にも「さらなる利上げ」と書き込むことで合意したという。
FRBはこれまで18年の利上げ回数を3回と見込んでいたが、金融市場には年4回に加速するとの見方も浮かんでいる。
アメリカの年3回はもとより、年4回の利上げは、日米長期金利差拡大へと突き進み、ドル円相場ではドル買い円売り(ドル高円安)に進むので大歓迎です。
長期的に見て、金利分ドルを買う理由はありますが、円を買う理由はありませんからね。
ただ…、短期的には市場の不透明感、リスク回避の面から円買い(円高)が起こっています。
(恐怖指数(VIX指数)も20を下回ってきて、落ち着いてきたかな)
逆にドルトルコリラで見ると、トルコが金利を上げない限り、ドルトルコリラ間の長期金利差は縮小となり、ドル買いトルコリラ売り(ドル高トルコリラ安)が進むことになります。
まあ、それだけではないですが、普通に考えるならリスクの高いトルコリラよりも、安全に運用できるドルの方が魅力がありますよね。
金利が高いから多少リスクがあってもトルコリラ買っている訳で、アメリカの金利が高ければ安全なドルを買います。
そのためにもトルコリラには、アメリカに負けない経済成長と地域の安定・治安回復で、ドル高についていって欲しいです。
すると、ドル高トルコリラ高円安と言う、まあまあ理想に近づきますが、現状はドル高円高トルコリラ安と、一番なって欲しくないパターンとなっていますからね。
頑張れトルコリラ!
[FXGMO]
高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
景況感と設備稼働率でトルコリラ
トルコ2018年2月の景況感と景気動向指数、設備稼働率でトルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在1ドル=3.798トルコリラくらいでしょうか。
ドル高トルコリラ安が進んでおり、さっきまで1ドル=3.80トルコリラを超えていました!
落ち着け、落ち着くんだ。
ドル高トルコリラ安の理由は…、たくさんありすぎる(涙
ドル/円
1ドル=107円10銭くらいでしょうか。
日本・欧州株安、アメリカ長期金利の低下により、円買い(円高)が進んでいます。
1ドル=106円台なんて見たくない!
トルコリラ/円
1トルコリラ=28円15銭くらいでしょうか。
1トルコリラ=28円台は死守しています。
しかし現状、図で表すと、円>ドル>トルコリラと、良くない流れです…(涙
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
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トルコの政策金利は現在12.00%(2020年1月10日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪
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