トルコ経済はまだまだ好調だよ♪
ええ、トルコ経済は引き続き好調です。
しかし、ここにきてトルコによるシリアのトルコ人部隊への越境攻撃(シリア・アフリン地域へのオリーブの枝作戦)が、いよいよきな臭い雰囲気に…。
トルコ01月中央政府債務
トルコ01月中央政府債務
12月実績8,675憶トルコリラ、市場予想8,801憶トルコリラに対し、実績8,926憶トルコリラ!
元々トルコは借金大国なので、債務が多少増えようが多少減ろうが、為替(トルコリラ)に影響を及ぼすような数字ではないのです。
しかし、やはり赤字が増えるよりは減っている方が喜ばしいのは確かなのですが、もう感覚が麻痺していますね。
はい、過去5年…と言うかトルコ共和国建国以来最大の赤字額です。
(過去2番目の赤字額が2017年11月だった)
トルコ経済へのカンフル剤として、公共事業とかバンバンにやってますからね。
仕方がないかもしれません…。
そのため、一概に悪いとも言えないのが実情です。
トルコ02月消費者信頼感指数率
トルコ02月消費者信頼感指数
01月実績72.3、市場予想73.7に対し、実績72.3!
市場予想は下回りましたが、良い数値です(笑
先月に引き続き、この1年で2番目に良い数値ですし、高水準を維持していると言えます。
この消費者信頼感指数は、消費者の意識を指数化した物で、景気関連の先行指標と言われています。
つまりこの指標を見るに消費者は経済や雇用など、今後トルコ経済は上向いていくと感じている、と言うことです。
多少良くはなりましたが、10%-12%のインフレ率の中(消費者物価指数と生産者物価指数)でも、トルコ国民はたくましいというか、前向きなんだな~、と(笑
(いや褒めてますよ、トルコリラ保有者にとって好ましいことです♪)
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高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
トルコ02月住宅販売
トルコ02月住宅販売
01月実績前年比-6.8%に対し、実績同+1.7%!
素晴らしい!良い数値です♪
住宅産業はすそ野の広い産業ですからね、この数値が良いと追うことはトルコの経済・産業にとって大きい意味を持ちます。
重ねて言いますが、多少改善されたとはいえ、あの酷いインフレ率の中(消費者物価指数と生産者物価指数)、良くここまで住宅が売れるなと(笑
去年2,000万円だった家が、よしっ頭金貯めた家買おう!と思ったら今年2,200万円ですよ。
じゃあ、また1年お金貯めるのかと言う状況下で、あんなに住宅が売れるとは…。
トルコ経済は好調と言って良さそうですね♪
エルドアン大統領、金利下げなくても大丈夫そうですよ(笑
トルコ・シリア衝突拡大、死傷者情報あり
トルコ軍は20日、クルド人勢力を標的に越境軍事作戦を続けるシリア北西部アフリンでアサド政権側の民兵部隊を砲撃し、部隊員2人が死亡、3人が負傷したとクルドメディアが伝えた。
政権側とトルコ軍は一触即発の状況で、軍事的緊張が高まっている。
シリア内戦の混迷がさらに深まる恐れがある。
トルコ大統領府のカルン報道官は21日、記者会見で最大50台程度の車列に砲撃を加えたと明らかにした。
ただアサド政権の民兵部隊の被害を巡っては、シリア人権監視団(英国)は砲撃による死傷者は出ていないとしており、情報は入り乱れている。
政権側の民兵部隊は20日、アフリンを支配するシリアのクルド人勢力、民主連合党(PYD)の援軍要請に応じ、アフリン入りした。
トルコメディアは、トルコ軍が威嚇のために砲撃を加えたと報道していた。
トルコのエルドアン大統領は20日の記者会見で、砲撃によって民兵部隊が「後退を余儀なくされた」と述べた。
ロイター通信によると、PYD側はこれを否定している。
エルドアン氏は「彼らは重い代償を支払うだろう」とも述べており、政権側も掃討作戦の対象に含める考えを示唆した。
アサド政権はアフリンを巡り、まず民兵部隊を派遣したが正規軍を送るようになれば、トルコ軍との大規模な衝突に発展する可能性が高まる。
トルコはアフリンでの軍事行動を対テロ作戦と位置付けるが、政権側と直接対峙する事態となれば、越境作戦の正当性を改めて問われることになる。
ロシアのラブロフ外相は20日、トルコとアサド政権の直接対話による問題解決を呼び掛けた。
各当事者がロシアを仲介役に何らかの妥協案を探る可能性もある。
引用元: 日本経済新聞
この報道の前、シリア正規軍がトルコ国軍が展開するアフリン地域へ進軍を開始したとの一部報道によりトルコリラは急落。
ドルが対円で急落していないのに、トルコリラ円が急落して、何事かと思ったら、上記理由でした。
ただでさえ国境を越えての越境攻撃(トルコ国軍がシリア国内での戦闘している状態)なのに、シリア正規軍が出てきたら、それはもうテロ掃討戦ではなく、大規模な国の国との戦争となる訳ですから、むしろこの程度の下落で済んで良かったと言えるでしょう。
1トルコリラ=28円台は引き続き死守しているのは大きいです。
トルコはロシアにもお願いし、両国でアメリカにクルド人部隊を支援しないように警告(実際は依頼?)しています。
ロシアもクルド人への部隊攻撃は理解を示しつつも、アサド政権を支援している以上、仲良くありつつあるトルコとアサド政権の衝突は望んでいないでしょう。
トルコも戦争の長期化・全面戦争は当然望んではいないでしょうし、ロシアを仲介役として、落としどころ探る方向に舵を切って欲しいものです。
これ以上は財政的にも、トルコの国際的な信用的にも、トルコリラにも良くない影響を与えます。
トルコの目標(クルド人部隊の大幅弱体化・独立牽制)は達成していると思うので、エルドアン大統領、政治的な決断をお願いします!
消費者信頼感指数でトルコリラ
トルコ2018年01月消費者信頼感指数でトルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
トルコの経済指標は軽量級だったということもあり、良い結果だったとはいえ、為替相場にはほとんど影響なし。
代わりに、トルコ軍によるシリア国内(シリア・アフリン地域)のクルド人部隊を攻撃するための越境攻撃に際しシリア正規軍がアフリン地域へ進軍を開始したとの一部報道により、トルコリラ売り(トルコリラ安)が進みました。
一時期よりかは落ち着きましたが、それでも現在1ドル=3.79トルコリラくらいでしょうか。
ドル/円
1ドル=107円50銭くらいでしょうか。
アメリカ市場の混乱はいったん収束に向かいつつあり、またアメリカの長期金利も上昇傾向にあり、日米金利差拡大からのドル買い戻し(ドル高)が進んでいます。
いやー、1ドル=105円台とかもう見たくないですね。
トルコリラ/円
1トルコリラ=28円35銭くらいでしょうか。
上記通り、トルコ国軍とシリア正規軍との軍事衝突か!?の一報により、トルコリラ売り(トルコリラ安)が進みましたが、実際は衝突していない、ロシアの仲介により全面衝突は回避しそう、ドル安円高が進む、などにより、現在はほぼ全戻し状態となっています。
ドル円はアメリカ次第、トランプ大統領次第のところもあり、予断を許さないので、ここはトルコ(エルドアン大統領)に政治的な決断による、戦争の早期収拾を期待したいです。
いや、本当にお願いします。
現状、図で表すと、ドル>円>トルコリラですかね。
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トルコの政策金利は現在12.00%(2020年1月10日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪
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