一時期よりは持ち直しているものの未だに危険水域であることには変わりなし
23日早朝の短期筋による投機的な仕掛けにより、一時1トルコリラ=25円台突入したものの、現在は26円55銭あたりまで持ち直してきたトルコリラ。
ほっと一息って、いや25円台突入がおかしいのであって、現状の26円台でも十分おかしい状況です。
マネーパートナーズでトルコリラ80万通貨、含み損およそ340万円。
トライオートFXでトルコリラ44.5万通貨、含み損およそ160万円。
皆さんは欲張らずにレバレッジは小さく、証拠金は多く、リスク管理を十分にしてくださいね。
サトウの為にも…もとい全国のトルコリラ保有者の為にも頑張れトルコリラ!
トルコ3月経済信頼感
トルコ3月経済信頼感
前回2月実績103.0、市場予想102.8に対し、実績100.2
まずはトルコ3月の経済信頼感。
前月実績、市場予想を下回りましたが…、まぁ100は上回っており、そこまで悪くない数値です。
直近で言うと昨年2017年の11月、12月の数値は100を下回っています。
ただ、この時は冬と言うことで、トルコは農業国であり観光立国なので、冬になると作物の収穫量・観光客ともに激減します。
そのため例年冬になると数値は悪化します。
と、言う言い訳がたったのですが…。
春から夏に向けては改善傾向に向かう中でのこの数値は少し心配かな。
ただ上記通り、100は上回っていることと、それほど重要指標では無い、ということが救いでしょうか(笑
トルコ2月自動車生産
トルコ2月自動車生産
1月実績前年比-3.0%に対し、実績同+2.0%!
季節により波がある(増減が激しい)農業・観光業に変わり、トルコ政府が力を入れているのが重工業。
その代表格が自動車生産です。
数値を見る限り14万台を超える生産を行っており、悪くない数値です。
(先月は12万台強だったので数値的にはマイナスとなっていますが、まあ生産調整の範囲と考えて、そう間違いはないと思います)
欧州連合(EU)への輸出も好調で、実経済は好調を維持していると言って良いと思います。
[FXGMO]
高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
トルコ・EU首脳会談
トルコのエルドアン大統領は26日、ブルガリア東部バルナを訪れ、欧州連合(EU)のトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長と会談した。
トゥスク氏は終了後の共同記者会見で、トルコの人権問題などの懸案を巡り「具体的な妥協は得られなかった」と述べた。
しかし双方は対話を続けることでは一致した。
トルコはEU加盟候補国だが、2016年のクーデター未遂事件後のエルドアン政権による強権弾圧を受け、EU側は加盟交渉を事実上凍結している。
トルコが求める関税同盟の改定にも応じていない。
エルドアン大統領は、将来のEU拡大からトルコを除外することは「大きな間違い」と強調。
弾圧への批判について「テロとの戦いなどへの不公平な批判はいらない」と反論した。
トルコの強硬な外交安保政策も批判の的だ。
(中略)
EU内部にはトルコとの加盟交渉打ち切り論も存在する。
だがユンケル氏は26日、打ち切りに反対する考えを改めて示した。
EUはシリア難民の欧州への渡航阻止でトルコに依存する。
一方、トルコにとって欧州は最大の貿易相手で、経常赤字を埋める資金の出し手でもある。
双方は不和を抱えながらも、深い相互依存を考慮し対話を続けざるを得ない事情がある。
引用元:日本経済新聞
まあ予想通りの展開となり、はっきり言って成果なし。
しかし決裂には至らず…と言った具合で、感想としては無難な結果、良い意味でも悪い意味でも期待は裏切らない結果、と言えるでしょう。
そのため、トルコリラ為替にもほぼ”影響なし”となりました。
しかしまあ、トルコにはトルコの事情があるものの、冷静に考えれば「やりすぎている」感は否めず、トルコ側がもう少し妥協…と言うか元に(普通に)戻せば、それで進展するのでは…と思ってしまいますが、それをしないのが、さすがエルドアン大統領と言ったところでしょうか(涙
FXプライムbyGMOチーフストラテジストの高野やすのりさんも言われている通り、トルコの欧州連合(EU)加盟は難しそう…というより無理そう。
せめてトルコ・EU関税同盟は引き続き継続で、そして出来れば関税同盟の改定が上手くいけば御の字でしょうね。
希望の光が見えてきた! FXプライムbyGMOさんに取材を申し込んだら快くOKして頂きました!いやー凄い内容の話を聞けたので、4回にわたって先日取材した内容を記事にしていきます♪今回は2回目と言うことで[…]
為替予想は外れていますけど、内容・考え方は参考になるかも(笑
まあ予想通りになれば、サトウは今頃大金持ちですよ。
米中貿易戦争回避?
トランプ米政権が中国の知的財産侵害に制裁関税を発動する構えを崩さぬなか、水面下で米中両政府が「取引」に動き出した。
米国は巨額の対中貿易赤字の削減で具体策を出すよう圧力を強める。
関税発動をちらつかせるなど強硬姿勢を示しつつ、中国から譲歩を引き出す戦略だ。
中国は低姿勢を貫き、話し合いで貿易戦争を回避する道を探る。
関税発動を避けられるかどうか、山場を迎える。
トランプ氏は22日、最大600億ドル(約6兆3000億円)の輸入品に25%の関税を課すと表明した。
3月中にも具体的な対象品目を提示。
30日間かけて意見を募り、その後に品目を確定する。
発動まで約2カ月かかるとされ、それまでに折り合えるかが焦点となる。
ムニューシン財務長官は25日の米FOXテレビで、習近平(シー・ジンピン)国家主席の経済ブレーンである劉鶴副首相と24日に電話協議したことに触れ「中国の市場開放や関税の削減、技術移転の強要停止について合意できるかどうか話し合っている」と説明した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米政権は自動車関税の引き下げ、米国製半導体の購入増、金融分野の開放を求める書簡を既に中国側に送った。
ムニューシン氏の訪中も検討中だという。
米国が求めるのは今後1年間で1000億ドルの貿易赤字削減につながる具体策。
17年の赤字額は3752億ドル。
トランプ大統領は22日「中国とは非常に大きな交渉のさなかにある。どうなるか見極める」と述べ、交渉の結果次第で制裁を見直すことに含みを持たせた。
引用元:日本経済新聞
上記通り、貿易戦争の回避に向けてアメリカ・中国双方の高官が交渉を開始し、リスク回避の動きが後退したことにより、ドル買い円売り(ドル高円安)と多少の新興国通貨買い(トルコリラ高)が進みました。
中国の李首相も貿易戦争よりも交渉する意向を見せ、中国側が米国製半導体の購入拡大を検討している、との一部報道も多分に貢献しています。
正直言うと、先週から今週そして来週と、しばらくはアメリカ・トルコの経済指標より、政治的な動き、エルドアン大統領とトランプ大統領の動き次第の為替相場になるでしょうね。
良い方向に進んでほしいと強く願うばかりです。
自動車生産と経済信頼感でトルコリラ
トルコ2月自動車生産と3月経済信頼感で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=3.98から3.99トルコリラくらいでしょうか。
上記通り世界的なリスク回避の動きは後退したものの、トルコとトルコリラを取り巻く環境は変わっていないことから1ドル=4.0トルコリラの攻防も変わらず。
この1ドル=4.0トルコリラは心理的な節目でもあり、またこの4.0を突破してしまうと未知の領域…つまりは抵抗線がない状況なので、ますますドル高トルコリラ安が進む可能性が高い危険水域と言えます。
逆に為替介入が入ってきてもおかしくない状況なのですが…。
ドル/円
1ドル=105円70銭から75銭あたりでしょうか。
こちらも上記通り、リスク回避の動きの後退により円売り(円安)が進んでいます。
しかしこちらも1ドル105円台。
警戒感は消えておらず、ドルの上値は重い状況です。
トルコリラ/円
1トルコリラ=26円55銭くらいでしょうか。
少し怖い計算を…。
1ドル=4.1トルコリラ
1ドル=103円
103円÷4.1トルコリラ=25.12円
ここまで進むには結構な力(トルコのシリア越境攻撃の泥沼化・米中貿易戦争勃発など)が必要と思いますが、頭の片隅に入れておかねばいけないかもしれませんね。
…止めて―――(涙
現状、図で表すと、まだ円>ドル>トルコリラですかね。
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トルコの政策金利は現在12.00%(2020年1月10日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪
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