せっかく非常事態宣言解除でトルコリラ上昇の兆しが見えるかな(笑
…と期待したのですが…、無駄だったようです(怒
せっかく再上昇の良い傾向だったのに…。
まあ、何事もなければトルコリラ高にまた向かうのでしょうけど不安です。
トルコ5月小売売上高
トルコ5月小売売上高
4月実績前月比+0.7%、市場予想同-0.8%に対し、実績同-1.3%!
前年比では4月実績+8.2%、市場予想+6.2%に対し、実績同+4.6%!
うーん…、前月実績はもとより、市場予想をも下回ってしまいました。
前月比-1.3%という数字も痛いですが、より重要な指標である前年比で+4.6%と言うのがより痛いですね。
過去一年間で見るとしたから2番目に悪い数値です。
国民も物価(インフレ率)上昇で購入を控えているのでしょう。
確かに物価は上がりっぱなしで下がる気配がありませんが、同じように給料も上がるならまだしも、給料の伸びはインフレ率の上昇(前年比+15%)までは伸びていませんからね。
どこかで生活防衛は必須でしょう。
ちなみに産業構造が違うので一概には比較できませんが、アメリカの5月小売売上高は前月比-0.3%。
前年比では+3.8%です。
これでアメリカ経済は好調!利上げだ!と言ってドルが買われて(ドル高となって)いるのです。
いかにトルコの小売売上高が高い数値で好調なのかが分かりますね。
トルコの内需は力強いです!
逆に好調過ぎてインフレ率が心配ですが…(涙
なのでインフレ率をまず抑え込もう!という考えのサトウカズオに取ってはこの数値は悪くありません。
現にトルコリラは下がるどころか上がって(トルコリラ高になって)います。
(小売売上高だけではなく、様々な要因があるとは思いますが)
多少経済が冷え込んでもインフレ率が下がってくれるのなら、それで良いのです♪
(まさかの経済落ち込み&インフレ率上昇になったら最悪ですが…)
トルコ非常事態宣言解除も
トルコ 非常事態宣言解除も強硬姿勢続くか
トルコのエルドアン政権は、2年前のクーデター未遂のあと出していた非常事態宣言を解除しましたが、デモや集会の権利の制限などを盛り込んだ新たな法律の制定を目指していて、今後も批判勢力への強硬な姿勢を取り続ける構えです。トルコのエルドアン政権は、おととし7月のクーデター未遂のあと、非常事態宣言を出して取締りの権限を強め、3か月の期限を迎えるたびに繰り返し延長してきました。
国連の人権高等弁務官事務所は、ことし3月、非常事態宣言が恣意的に使われ、16万人が逮捕され、公務員15万人余りが免職されたと批判するなど、人権侵害につながっているとの懸念が出ていました。
こうした中、エルドアン政権は非常事態宣言の延長を行わず、18日で解除されました。
一方でエルドアン政権は今週、テロ対策を目的とした新たな法案を議会に提出し、危険と見なした公務員を免職する権限を政府に与えているほか、デモや集会の権利の制限などを盛り込んでいます。
野党や人権団体などからは非常事態宣言の中身は実質的に今後も維持され、トルコの人権状況は改善しないのではないかと懸念の声が上がっています。
引用元:NHK
イブラヒム・カルン大統領報道官が「現在の非常事態は7月18日夜をもって解除される!延長はない!」と述べていました。
それが現実になったと言うことで、まずは非常事態宣言が解除されたことを喜びましょう(笑
ただこちらも予定通り、テロ対策を名目とした新法案が議会に提出されました。
先の大統領選挙・議会総選挙でエルドアン大統領と与党が勝利したことで、この新法案も可決成立が確実でしょう。
その指導者を地域の代表足る議員を選んだのは、かく言うトルコ国民なので、日本国民がどうこう言っても仕方がありません。
雨降って地固まると言うことわざ通りトルコが一枚岩になって、トルコの景気拡大・経済成長に向かって行っい…かないでしょうね。
対立を生むだけだと思いますが、まあ上記通り日本国民のサトウカズオがとやかく言う資格は無いです。
何もなければトルコリラに向かうはずなので、何事も無いことを祈るばかりです。
トルコ裁判所、米国人牧師の収監継続を決定!米との対立鮮明に
トルコの裁判所は18日、テロリズムやスパイの罪に問われた米国人牧師の収監継続を決定した。牧師は裁判を受ける間も釈放されないこととなった。
北大西洋条約機構(NATO)の同盟国であるトルコと米国の対立が鮮明になっている。
トルコに20年以上住んでいる米国人のアンドリュー・ブランソン牧師は、2016年のクーデター未遂事件を起こしたグループや反政府武装組織のクルド労働者党(PKK)を支援した罪で起訴された。
ブランソン牧師は無罪を主張している。
有罪判決が出た場合、最長35年の禁固刑が科される可能性がある。
トランプ米大統領はブランソン牧師の釈放を要求しているほか、米上院は先月、ブランソン牧師の収監などを理由にF-35戦闘機のトルコへの売却禁止を盛り込んだ法案を可決した。
在トルコ米国大使館の高官は裁判所の決定を受け「米政府はトルコの非常事態宣言下で拘束されているブランソン牧師や他の米国人、米在外公館のトルコ人職員の状況を強く懸念している」と記者団に述べた。
引用元:ロイター
と、何事も無いはずがなく、トルコがアメリカを煽っている感じにも見受けられます。
トルコの4大、トルコリラの足を引っ張る要因である、インフレ率、経常収支、地政学リスク、政治・外交リスクの内の政治・外交リスクがまたしても足を引っ張っています(涙
いやまあ分かりますよ。
一方的に譲歩は出来ないというやつでしょう?
このブランソン牧師の問題はアメリカ側が再三引き渡しを要求。
しかし、トルコ側も引き渡す代わりに2年前のトルコ・クーデター時の首謀者とするアメリカ在住のギュレン師との交換を要求。
当然、アメリカが拒否、という構図が続いています。
いやートルコの国力でアメリカに喧嘩を売るようなことをするとは…凄いなー(棒読み
ところで、これってトルコに何の利益があるの?
釈放した方が何十倍も利益(実利)があると思うのですけどもね。
アメリカ的に回してひもじい思いにはなっても、腹が膨れることはないと思いますけどね。
小売売上高でトルコリラ
トルコ2018年5月小売売上高で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=4.818トルコリラくらいでしょうか。
あまり値動き無しですね。
どちらかというと、上記のブランソン牧師の継続拘束決定で、がくっとトルコリラ安となっています。
値は戻してはいるものの、織り込み済みなのか非常事態宣言解除はトルコリラ高材料とはなっておらず、トルコリラの上値は重いままです。
逆に1ドル=4.9トルコリラ手前で踏ん張っているとも言えますが、そもそも4.8-4.9近辺ではなく、1ドル=4.5トルコリラを目指して欲しいものです。
ドル/円
1ドル=112円95銭-113円くらいでしょうか。
アメリカの上下両院で2日に渡って行われたパウエル米国連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言にて「緩やかな利上げの継続が望ましい」との見解を受け、日米金利差拡大への思惑からドル買い(ドル高)が進行。
1ドル=113円近辺で推移しています。
ドル強い!底堅い!
トルコリラ/円
1トルコリラ=23円38銭-40銭くらいでしょうか。
昨日とほぼ変わらず。
トルコリラの安定は望ましいですが、23円台前半や半ばでは安定して欲しくないなー…。
せめて24円台を足場にして、25円を目指す展開に言って欲しいものです♪
現状図で表すと、やっぱりドル>円>トルコリラですかね。
トルコリラも少しは頑張っている?
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トルコの政策金利は(2018年07月19日)現在17.75%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2018年07月19日)現在7.75%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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