トルコリラ円スワップFXブログ-右肩上がり再上昇

トルコショック後のトルコリラ最高値更新なるか!トルコ2018年7月失業率

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トルコリラは19円38銭まで上昇!

トルコショック後のトルコリラ最高値更新なるか!

 
先週は、自宅軟禁中のアメリカ国籍のブランソン牧師が開放されたことでトルコリラは19円台を回復し、週の取引を終えました♪

今週はこのまま勢い良く突き進み、1トルコリラ=20円台を回復に向かうのかが焦点でしょう♪

頑張れトルコリラ!
 

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トルコ7月失業率

トルコ7月失業率

6月実績10.2%、市場予想10.7%に対し、実績10.8%!
 

まずはトルコ失業率。

7月はトルコショック前ですが、順調にトルコリラ安に進んでいた月でした(涙

それを反映してか、急速に雇用情勢が悪化しています。

4月実績*9.6%
5月実績*9.7%
6月実績10.2%
7月実績10.8%←NEW
 

何が悪いってトルコの7月と言えば、夏季!

そう!バカンスシーズンです!

中東やロシア、そして欧州各国から観光客が訪れます。

また農業国でもあるトルコにとっても人手が必要な、まさにトルコ経済が活気づく季節なのです!
 

トルコはもともと観光国・農業国なので、夏になると景気経済は良くなります。

逆に冬は悪化します。

これから気候が良くなって観光客が増えていけば、そして農作業が本格化していけば、失業率は改善されていく…はずなのです。

(現に観光客数・観光収入、経常収支も改善しています)

それが悪化時ていると言うのは…少し厳しいですね。
 

今現在トルコの人口は、どんどん増えています。

トルコは多子若年化(日本は少子高齢化)が進んでいて、人口増=労働人口増=経済の発展が見込めます。

日本の高度経済成長期を考えれば分かることですが、それはトルコの長所でもあります。

(トルコの内需は旺盛で、トルコ経済を支えています)
 

しかし、人口が増えている以上、雇用者数も増えて貰わないと困ります。

雇用がない、失業者が多いと言うのは、社会不安・政情不安となります。

エルドアン大統領はこの失業者対策・雇用対策として、「補助金」を使い外国企業の誘致を積極的に進め、観光立国・農業立国としてのトルコから、工業立国のトルコへと転換していこうとしています。

この失業率悪化が一時的であり、来月には再び一桁台に戻ることを祈るばかりです…。
 

しかし実際はトルコ経済のピークである8月を迎えても、市場予想では減るどころか増える予想となっています。

9月末に発表されたトルコ新経済計画でも、2018年末時点での予想失業率は11.3%となっています。

むしろこれで収まるかな?と言う印象なのですが、良い意味で予想が外れて欲しいですね(笑
 

少し朗報・ポジティブ(?)な話をすれば、市場もトルコの失業率悪化を織り込んでいることです。

今後2019年にかけてトルコの失業率は悪化していくだろうと予測されていますので(2020年から改善予想)、多少悪くても織り込み済み、で片が付くでしょう(笑
 

ブランソン牧師開放、その後

ブランソン牧師、事前の報道通り解放されましたね。

ただ20円くらいまでは目指すかと思いましたが、一旦「Sell the fact」となり、トルコリラ売りが進みました。

トルコが今回の牧師解放により、米国に何を見返りとするのかなどが注目されています。
 

しかし今のところは当然ですが、トランプ大統領もエルドアン大統領もこの件については政府は関与していないとtweetしています。

ただ、本音と建前は違いますから、関税倍増撤廃くらいは十分可能性があると思います。

20円を目指す材料は案外こちらかもしれません。

解放したという材料でどれだけアメリカと交渉できるか、エルドアン大統領の手腕に注目が集まります。

 

引用元:FXプライムbyGMO

 
sell the fact.=噂で買って事実で売る!ですね。

サトウカズオもトルコリラ高の動きになるかと思ったのですが、既に報道でさんざん言われていたからか、市場も織り込んでいたのか、解放前は一時19円20銭まで上昇していたものの、解放後は売られて(トルコリラ安となって)しまいました…残念。
 

その後トルコリラは18円70銭台まで値を下げたものの、懸念材料を無事にクリアしたことから徐々にトルコリラ買い(トルコリラ高)が進み、再び19円台を回復しています。

やはり懸念材料をクリアしたことはトルコリラにとってプラスですね♪
 

上記で書かれているように、アメリカもさらなる関税上乗せ分を…とは言わずに、関税自体を撤廃して欲しいものですが、さすがにそこまでは言いすぎでしょうか(笑?

トルコリラ大暴落は、トルコとアメリカの交渉決裂からスタートし、トランプ大統領がトルコへの関税を倍にするtweetしたことが原因で起こった(止めを刺した)ことを考えると、もう少しトルコに優しくしても良いのかなと…。

そう考えるのはトルコ贔屓でしょうかね(笑
 


 
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。

上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。

読んだあなた会員になりましょう!

(うん、これで問題なし(笑)

いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)

さあ皆さん、続きが見たいならFXプライムbyGMOへ!
 

失業率でトルコリラ

2018年7月で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.785トルコリラくらいでしょうか。

トルコ失業率が発表された時間…、何事もなく通り過ぎていきました(笑

トルコ失業率悪化も、ほぼ市場予想通りだったことから、ほぼスルー。

値動きもほとんどなく通過しています(笑
 

しかしアメリカ・ニューヨーク時間に入りつつあるあたりから徐々に上昇!

一時は5.760までドルコリラ高が進んでいましたが、現在は若干トルコリラの戻り売りが進んでいるようです。

しかし5.80の壁を乗り越え、5.70台に突入したことは良い傾向でしょう。

マイナス要因、リスク回避要因が起きなければ、自然とトルコリラ高に向かうはずなので、このまま平穏に進んで欲しいです。

ドル/円

1ドル=111円80銭くらいでしょうか。

注目のアメリカ9月の小売売上高は、8月実績前月比+0.1%、市場予想同+0.6%、9月実績同+0.1%!と市場予想を大きく下回りましたが…、こちらもほぼ値は動いていません。

予想外の鈍化ですが、ニューヨークダウ平均がプラスに転じたことから、ドルも下げ止まっています。

また現状、アメリカ経済よりも政治関連に注目が集まっているのも原因のようです。

トルコリラ/円

1トルコリラ=19円30銭くらいでしょうか。

一時19円38銭まで上昇し、トルコショック後の最高値である19円41銭近くまで行ったのですが…、現在は少し値を下げています。
 


 
トルコ・アルバイラク財務相の「年末までにインフレ率は下降トレンドになるだろう」と言う発言が原因ですかね?

まさかね(笑

(希望を言うんじゃなくて、そうなるように行動するんだぞ)
 

現状図で表すと、やっぱりドル>円>>トルコリラですかね。

でもトルコリラは頑張っていますよ♪
 

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