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トルコリラはトルコショック前の値に戻す!2018年11月設備稼働率

トルコリラ円スワップ生活-工業国

原油価格の下落はアメリカ経済にとってもプラス

 
原油価格が急落しています。

先週末1バレル=50ドル台割れ寸前まで売り込まれました。

トルコ経済にとっては追い風なのですが、アメリカ経済にとってもやっぱりプラスなんですね(笑
 

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トルコ11月景況感

トルコ11月景況感

10月実績87.6、市場予想89.1に対し、実績92.8!
 
まずはトルコ11月の景況感。

凄いですね、急回復・急上昇!

と、言っても、今まで右肩下がりでしたし、やっぱり景気判断の分かれ目である100をも大きく下回っているのは良くないのですが、前月実績を上回り、市場予想をも上回っているのは喜ばしい事です(笑

トルコリラ安が落ち着いてきているので、少しは景気も良くなっているのでしょう。

来月の数値にも期待したいです♪
 

景況感とは

一般消費者や企業が、現在の景気の状態と過去(以前)の景気の状態とを比較して、良くなっている、もしくは悪くなっている、変わっていない(停滞している)など、どのように感じているか、という景気の状態に対する印象のこと。

日本で言うところの、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)と言えば聞いたことがるかもしれませんね。

 

トルコ11月景気動向指数

トルコ11月景気動向指数[季調済]

10月実績91.1に対し、実績96.8!
 
こちらも素晴らしい!

最近、右肩下がりの経済指標ばかりでしたので、素直に嬉しいですね♪

この数値が前月と比べ、ずっと下がり続けるようであれば、それは景気の後退期と言えます。

逆にずっと上がり続けるようであれば、それは景気の拡大期と言えます。
 
景気動向指数は総合的な景気状況の判断指標でですが、残念ながらトルコ的には、相場に影響を与えるような重要経済指標ではありません(苦笑

しかし多少でも持ち直しているのかな?と思わせるのでも市場に期待感を持たせます。

まあ、まずはトルコリラ安。

次にインフレ対策をしっかりと行い、希望を持たせるようにして欲しいです(笑
 

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トルコ11月設備稼働率

トルコ11月設備稼働率

10月実績75.4%、市場予想76.2%に対し、実績74.1%!
 


 
うーん…設備稼働率、お前もか…。

過去1年間…どころか3年半ぶりの低水準となってしまいました(涙

設備稼働率は国内総生産(GDP)にも関わってくる重要経済指標です。
 
いくらトルコの内需は力強いと言っても、この通貨安(トルコリラ安によるエネルギー価格などの輸入物価の上昇⇒全般的な物価の上昇)とインフレ率の高さによって設備稼働率も落ちてきています。

おもな輸出先であるヨーロッパ経済も多少怪しくなってきていますし、好調なアメリカ経済向けの鉄鋼等は大規模な輸入関税をかけられてトルコ産は締め出されています。
 
ただ最近になって原油安の手助けもあり、貿易収支の赤字額縮小⇒経常趣旨の黒字化

トルコリラ安が落ち着き、やっぱり原油安からの輸入物価の低下⇒インフレ率低下

と、トルコ経済に追い風が吹いています。

また、トルコ通貨安危機・インフレ率上昇⇒トルコ経済の危機・支持率低下に至って、ようやくエルドアン大統領も軟化し、ドイツなどの欧州諸国やアメリカと関係修復を行なっているようです。

政治・外交リスクが収まれば、自然とトルコリラ高に向かって行くはずですので、巡り巡ってトルコ経済も上向いてくるはずです。

(トルコ経済は日本とは逆で輸出:1に対し、輸入:1.5の割合のため、トルコリラ高の方が経済は上向く)

ら、来月こそは期待したいです(汗
 

設備稼働率とは

各種設備(組み立てラインなど)の操業状況を指数にしたもののことを言います。

トルコ国内で、生産できる量(生産能力)のうち実際に生産された量の割合を示します。

日本では(経済が成熟しているため)他の重要経済指標に隠れがちですが、中堅工業国にとってはとても重要な経済指標です。

つまりこの数値により、トルコの景気経済の良し悪しが分かるのです!

 

トルコリラ用

 

 

原油価格の下落はアメリカ経済にプラス

原油価格の下落はアメリカには概ねプラス
 
アメリカ・ウォールストリート・ジャーナル紙は26日「原油価格の下落はアメリカ経済には概ねプラス」「原油が安くなっても悪影響は4年前ほどではない」と報じた。

原油価格の大幅な下落はアメリカ経済にとってプラスなのか、それともマイナスなのか。

恐らくプラスだろうが、その結論は以前ほど簡単には導き出せない。

以前は単純明快で、原油価格の下落はプラスだった。

アメリカの原油消費量は生産量を大幅に上回っていたからだ。

原油価格が下落すると、アメリカの輸入燃料コストが下がり、消費者は他のモノ、主に国産の財やサービスに費やす資金が増えた。

 

引用元:Sputnik Japan

 
分かりにくい書き方ですが、結論から言うと原油価格の下落はアメリカ経済にとってプラスです。

株価は下がるでしょうが…(涙

記事は、以前よりも原油価格の下落によるプラス効果は薄くなったものの、依然としてプラスと言っています。

最近は技術革新によりシェールオイルの産油量が飛躍的に向上したものの、やはり世界一の消費量を誇るアメリカ。

現在でも消費量>生産量となっており、足りない分は他国より輸入しています。

そのため、当然原油価格が安い方がアメリカ経済にとってプラスです。
 
トランプ大統領も原油価格下落支持派です。

Twitter上でも「原油価格は下落している。素晴らしい!だがもっと押し下げよう!」と発言しています。

理由は簡単でトランプ大統領は経済成長を抑制する可能性が高い金利高(利上げ)を嫌っています。

上記トルコの場合と同じように、原油価格が下落すれば物価の低下⇒インフレ率低下→利上げしなくても済むという考えです。

ただ…大切なので2回言いますが、株価は下がるでしょう(涙
 

 

設備稼働率でトルコリラ

トルコ2018年11月設備稼働率と景況感でトルコリラがどうなったかと言うと…。
 

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.227トルコリラくらいでしょうか。

素晴らしい!

このまま行けば1ドル=5.1トルコリラ台も、もうすぐですね♪

理由として、イタリアの債務・予算案問題で、イタリア政府が欧州連合(EU)側へ譲歩を検討しているとの一部報道。

そしてイギリスのEUからの離脱に関し、正式に合意したことからリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)状態からのトルコリラ高が進んでいます。

しかしイギリス政府はEU側と合意したと言っても、イギリス議会はまだ承認しておらず、まだまだ紆余曲折が予想されます。

ただ今のところはこの吉報を喜ぶことにしましょう(笑
 

ドル/円

1ドル=113円45銭くらいでしょうか。

上記通り、欧州リスクの後退により、ドル高円安が進んでいます。

日経平均株価は、前週末終値比で165.45円高の21,812円。

ニューヨークダウ平均も現時点では前週末終値比で333ドル高の24,619ドル。

ナスダック総合指数も同97.72ポイント高の7036ポイントとなっています。

ほっと一息♪

それにしてもドル高ですね。

高すぎな気もしますが…。
 

トルコリラ/円


 
1トルコリラ=21円67銭-68銭くらいでしょうか。

22円台を目指していますね…。

トルコショック時のトルコリラがここまで上昇するなんて…。

なんと素晴らしい!

このまま頑張れ、トルコリラ!

【本音】
誰だ、1ドル=7.5トルコリラまで下落して、15円を割って14円台突入とは言ったやつは!

ブルームバーグがロイターか!

えーん、えーん、俺のトルコリラ返せーーー(大涙
 
現状図で表すと、それでもやっぱりドル>円>トルコリラですかね。

でもトルコリラ、頑張っていますよ♪
 
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トルコの政策金利は(2018年11月27日)現在24.0%

高金利通貨として人気のオーストラリアドルニュージーランドドル、そして南アフリカランド

最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は(2018年11月27日)現在8.00%

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪

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