トルコの経済指標は”ぱっと”しませんね(涙
それでもトルコリラは上昇中!
理由は…、下記に続く♪
トルコ1月製造業PMI
トルコ1月製造業PMI
前回12月実績44.2、市場予想45.1に対し、実績44.2!
まずはトルコ1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)。
GDP(国内総生産)に多大な影響を及ぼす製造業の景気指標のひとつです。
そのため、トルコの経済指標の中でも重要度の高い指標です。
まずPMIという指標は、景気判断の方法として数値が50を上回ると改善、50を下回ると悪化と判断されます。
しかし結果は…、
▶️トルコ01月の製造業PMI
12月実績:44.20
市場予想:45.10
01月事績:44.20❌市場予想は下回ったものの、前月実績は維持😀
しかし悪い数値には変わりなしで、トルコ経済の減速懸念は高まるばかり😭
ただ #トルコリラ にとって経常収支の黒字化とインフレ率の低下傾向が維持できれば崩れはしない pic.twitter.com/bHmw0AC2SI
— サトウカズオ@スワップFX&自動売買 (@tryjpyFX) 2019年2月2日
前月実績は維持したものの、市場予想は下回る内容に…。
理由は伸びない輸出。
欧州経済の鈍化傾向からか、自動車などの工業製品の輸出が伸びていません
(減ってないだけ喜ぶべきなのか…)
そして今までトルコ経済を支えていた国内消費(内需)の落ち込みです。
一時期よりも下がったとはいえ、未だにインフレ率は+20.3%!
そのインフレ率を抑えるために、金利高も続いています。
そりゃー経済活動も鈍化するというものです…(涙
しかしその分、輸入も減っています。
トルコ2018年12月貿易収支は前月よりかは赤字額が増えてしまいましたが、減少傾向であることは確かです。
貿易赤字の減少・経常収支の黒字化、インフレ率の減少傾向が続くならば、トルコリラ高へつながり、トルコリラ高に繋がればトルコ経済も徐々に復活していく(※)ことでしょう(笑
(※)
トルコの輸出入の割合は、
輸出1に対し、輸入1.5。
日本と逆で輸入が多い経済構造となっており、日本は円安で景気が良くなるのに対し、トルコはトルコリラ高で景気が良くなります。
トルコへの資金流入明らかに!
トルコ中央銀行が株式市場への資金流入額を公表しました。
株式市場への資金流入は11億ドルである一方、トルコリラ債券市場からの資金流出は9億ドルです。
明らかにプラスの内容ですし、1/14週だけで7億ドル超流入しています。
この週はトルコリラ買いが顕著でしたが、改めてデータを見ると、買われるにも理由があるんだなと妙に納得です。
また、年初からトルコ居住者による外貨預入が40億ドル増加、9月半ばの利上げ以来からの外貨預入合計は100億ドル以上ということになります。無策無策と言われ(私も含めてですが)ていた政策ですが、なんだかんだで形になるものですね。
経済活動が弱体化しているにもかかわらず、金融政策当局が引き続き引き締め政策を厳粛に運営していることは投資家心理から見ても安心感がありそうです。
21円を割っても下に走らないには理由があるんですね。
引用元:FXプライムbyGMO
うーん…なるほど、これは朗報ですね!
昨年のトルコ・アメリカ間の関係悪化、トルコショックに代表されるトルコリラの暴落、インフレ率上昇によるトルコ経済危機、などなど。
その結果のトルコからの資金流出⇒ますますトルコ経済が回らなくなる事態に…。
と悪循環に陥っていましたが、ようやく(?)資金が流入してきて、トルコ経済が好転しています♪
今までトルコのエルドアン大統領はトルコ中央銀行に利下げ圧力をかけ続けていました。
しかし3月の地方選挙に向けて、トルコリラ安による生活苦(※)からの支持率低下を気にしているか、今まで盛んに口出ししてきたトルコ中央銀行への利下げ圧力も和らぎ、トルコ中央銀行も本来の役目を果たしているようです♪
うん、これが正しい姿です(笑
やはり懸念材料をクリアしたことはトルコリラにとってプラスですね♪
(※)
トルコの輸出入の割合は、
輸出1に対し、輸入1.5。
トルコ経済は輸入の比率が大きく、トルコリラ高で生活が楽になります。
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。
上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。
読んだあなた会員になりましょう!
(うん、これで問題なし(笑)
いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)
さあ皆さん、続きが見たいなら↓FXプライムbyGMOへ!↓
アメリカ1月雇用統計は30.4万人増
アメリカ連邦政府機関閉鎖は響かず
アメリカ労働省が1日発表した1月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が30万4,000人増加し、2018年2月以来11カ月ぶりの大幅な伸びとなった。市場予想は16万5,000人増だった。
アメリカ連邦準備理事会(FRB)は今後の景気見通しを理由に利上げに慎重な姿勢を示す中でも、アメリカ経済は基調的な底堅さを保っていることを示唆していたことを証明する形となった。
労働省によると、35日間に及んだ政府機関の一部閉鎖による雇用への「目に見える」影響は今回の統計に表れなかった。ただ史上最長期間となった政府閉鎖によって失業率は0.1%ポイント上昇し4.0%と、7カ月ぶりの高水準を付けた。
政府閉鎖は1週間前に解除されたばかりだ。
(中略)
時間当たり賃金は前月比0.1%増と前月の0.4%から伸びが鈍化した。
前年同月比でも3.2%増と前月の3.3%から減速した。
政府閉鎖の影響で、第4四半期国内総生産(GDP)など、商務省が発表する主要な統計が依然として公表されていない中で、雇用統計はアメリカ経済が底堅さを保っていることを示す最も有力な証拠となった。
引用元:ロイター
アメリカ1月雇用統計
1月非農業部門雇用者数変化(前月比)
12月実績:+22.2万人(31.2万人から下降修正)
市場予想:+16.5万人
01月実績:+30.4万人!
1月失業率
12月実績:3.9%
市場予想:3.9%
01月実績:4.0%
1月平均時給(前月比)
12月実績:+0.4%
市場予想:+0.3%
01月実績:+0.1%
アメリカ1月雇用統計は、驚きの非農業部門雇用者数+30.4万人!
12月の雇用者数がかなり下降修正されましたが、それでもまだまだ22万人以上!
完全雇用状態の中、そして労働人口の増加に対応するためには「毎月10万人程度の雇用増で十分」と依然イエレン前FRB議長も語っていましたが、それを大きく上回っています♪
雇用増は(記念すべき)100カ月連続で、アメリカ経済は至って好調です!
失業率が上昇してしまいましたが、これは「アメリカ連邦政府機関閉鎖の影響」で説明がつくので、悲観することは無いでしょう(笑
(一時帰休に伴う失業者は17万5,000人増で、その多くはアメリカ連邦職員)
ただ…、賃金は伸びませんね。
正社員を望みながらもパートタイム労働者数となった人が50万人も増加したことが原因のようです。
この増加については、ほぼ全て民間部門としており、こちらも「アメリカ連邦政府機関閉鎖の影響」と見られており、連邦政府機関が民間へ委託していた業務の関係のようです。
「アメリカ連邦政府機関閉鎖の影響」恐るべし…。
でも原因が分かれば投資家も納得できるので、安心と言うものです(笑
アメリカ連邦政府機関閉鎖の影響が徐々に薄まる2月の雇用統計に期待したいです♪
(また閉鎖と言う状況にはならないよね?)
製造業PMIと雇用統計でトルコリラ
トルコ1月製造業PMIとアメリカ雇用統計でトルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=5.2085トルコリラくらいでしょうか。
良い方向に向かっています♪
良い材料があればもちろん、悪いことが起きなければ、ただ平穏が続くだけでトルコリラ高となります。
米中貿易協議の行くヘが気になりますが、なんとか踏ん張って欲しいものです。
ドル/円
1ドル=109円50銭くらいでしょうか。
上記アメリカ雇用統計の結果、そして1月ISM製造業景況指数が
12月実績:54.3(54.1から上方修正)
市場予想:54.2
01月実績:56.6
と、大きく改善したことを受けて、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました!
アメリカ経済…、やっぱり好調ですよ♪
トルコリラ/円
1トルコリラ=20円98銭くらいでしょうか。
☑️週末の #トルコリラ チェック❗️20円98銭で週の取引を終了
先週のトルコの経済指標はいまいちな内容が多かったものの
▶️トルコインフレレポート
▶️アメリカFOMC、経済指標
▶️米中貿易協議への期待
▶️世界的株高傾向(買い戻し)継続中‼️
により、リスクオン状態のトルコリラ高となりました😊 pic.twitter.com/wU9pYblKpK
— サトウカズオ@スワップFX&自動売買 (@tryjpyFX) 2019年2月2日
トルコリラは一時21円台を回復するも上値は重く、結局20円98銭で週の取引を終了しています。
しかし週を通してみれば実に底堅く、フラッシュ・クラッシュ前の値を上回っているのはもちろん、昨年12月26日以来の21円台を回復!
つまり、またまた年初来最高値を更新しています!
やったね♪
もっと頑張れトルコリラ!
現状図で表すと、やっぱりトルコリラ=ドル>円ですかね。
トルコリラ…、頑張っていますよ♪
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トルコの政策金利は(2019年2月2日)現在24.0%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2019年2月2日)現在8.25%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。