【速報】トルコ政策金利は24%と据え置き!
しかしトルコ政府はトルコリラ安政策で不安も
本日トルコ中央銀行は、大方の市場予想通り1週間物レポ金利(いわゆる政策金利)を年24.00%で据え置きました。
据え置き自体は予想通りです。
トルコ中央銀行は物価の安定のため、トルコリラ安防止のため、必死に引き締め政策を行なっています。
一方、トルコ政府は3月31日の地方選挙対策なのか、積極財政(バラマキ)政策で”ゆるゆる政策”、つまりはトルコリラ安誘導政策を行っています。
ここに今後のトルコリラへの一抹の不安が…(涙
※:注意
この読まれている記事は最新の情報(現在のトルコ政策金利記事)ではありません。
最新のトルコ新政策金利情報を知りたい場合は、下の記事を参照ください。
インフレ+61%なのに金利は据え置き14.00%トルコリラ/円は堅調推移でむしろ上昇(;^_^A トルコ中央銀行(TCMB)は14日、政策金利を14.00%に据え置きました。これで4会合連続の据え置きです。[…]
トルコ政策金利を24%に据え置き
トルコリラ強含み、トルコ中央銀行の声明文に変更無し
トルコ中央銀行は市場予想通り、政策金利を現行の24.00%に据え置いた。
声明文でも「インフレ見通しが著しく改善するまでは引き締めスタンスを維持する」「必要ならさらなる金融引き締めを行う」など従来の姿勢を維持するなど、文言の変更は見られなかった。
声明発表後にはドル/トルコは5.3656リラ、トルコリラ円は20.84円までそれぞれトルコリラ高が進んだ。
【続報】
トルコ中央銀行は予想通り政策金利を現行の24.00%に据え置き、声明文でも金融引き締めスタンスを維持するなど、文言の変更はなかった。声明発表直後にはトルコリラ買いが強まり、ドル/トルコリラは5.3655トルコリラ、トルコリラ円は20.84円までそれぞれトルコリラ高に振れた。
しかし、一巡すると一転して仕掛け的なトルコリラ売りが持ち込まれ急落。
ドル/トルコリラは今月に入って幾度となくレジスタンスとして機能していた5.40トルコリラ台前半から半ばを上抜けると目先のストップロスを断続的に誘発。
一時5.4412トルコリラと1月16日以来の水準までトルコリラ安が進んだ。
また、トルコリラ円も1月30日以来の安値となる20.54円まで下げ足を速めた。
引用元:FXi24
結果、トルコの政策金利は、
トルコ中央銀行 1週間物レポ金利(=政策金利)
前回実績24.00%、市場予想24.00%に対し、実績24.00%!
と、政策金利である1週間物レポ金利は市場予想通り24%で据え置きとなりました。
声明文も、
「インフレ見通しが著しく改善するまでは引き締めスタンスを維持する」
「必要ならさらなる金融引き締めを行う」
と力強い内容となっています♪
☑️【速報】トルコ政策金利発表❗️
トルコ政策金利 24.0%で据え置き😊
トルコ中央銀行の声明文も
「必要ならさらなる金融引き締めを行う」
「インフレ見通しが著しく改善するまでは引き締めスタンスを維持する」
と引き続き力強い内容に‼️#トルコリラ も一時上昇するも、行ってこいで元通りに😅 pic.twitter.com/s9JsBsLdCo
— サトウカズオ@スワップFX自動売買 (@tryjpyFX) 2019年3月6日
しかし欧州市場・ロンドン時間になると一転。
「イベントが無難に通過したのなら、無理やりイベントを作ればいいじゃないか」
と考えたかは定かではありませんが、短期筋・投機筋による仕掛け的なトルコリラ売りにより急落しています。
トルコリラ円は一時20円53銭まで下落…も、今は20円64銭くらいまでは持ち直しています。
トルコリラ…やはり底堅いのでは?(笑
話を戻して、上記内容でトルコリラが下落するのは理解できないですね。
いやすべては市場(結果)が正しいのですが、下落する要素がありません。
トルコは今月末の3月31日に統一地方選が実施されます。
トルコ中央銀行による金融引き締め政策のせいで市中銀行の貸出金利は上昇。
消費や投資が落ち込んでいることや、エルドアン大統領による利下圧力もあり、市場の一部では景気刺激作としての利下げも…と思われていただけに、ほっと一息で、好感しての上昇なら分かるのですが、まさか下落するとは…。
ここは上記通り、短期筋・投機筋による仕掛け的なトルコリラ売りと見れば腑に落ちます。
まあ現状、2月のインフレ率は前年比+19.6%と2018年8月以来20%を下回った訳ですが、それでも1年前のほぼ2倍の水準です。
このタイミングで下手な利下げをしてトルコリラが暴落したら、統一地方選挙大敗北で野党大喜び、エルドアン大統領の面子丸つぶれですよ(笑
確かに高金利がトルコ経済の足かせになっているのはその通りです。
今後トルコ中央銀行もインフレ動向を注視しながら利下げのタイミングを探っていかなくてはいけないでしょう。
しかし経済成長を優先させれば、インフレ率は上昇します。
逆にインフレ抑制を優先させれば、当然経済成長は鈍化、もしくは後退します。
二兎を追う者は一兎をも得ず、です。
今現在の問題は、やはりインフレ率です。
まずは経済成長よりも、インフレ率・トルコリラ安対策がより重要と進言します。
選挙後のトルコリラに不安も
本日20時にトルコ中央銀行の政策金利発表が予定されています。
市場コンセンサスの24.00%で今回も固いのではないかと感じています。
2月の消費者物価指数(CPI)を見ても、前回値、および市場コンセンサスとほぼ変わらない水準でしたし、政策金利をどうこうするものではないと考えられます。
前回はトルコ中央銀行から「必要に応じて引き締めを行う」との声明が出されましたが、現状は引き締めどころかガバガバの緩和状態。
これをどう説明するのかが重要になりそうです。
スルーするようなら、完全に選挙向けのお金のばら撒きをしているだけなんだな、とマーケットは考えると思います。
現に私がそう判断する一人です。
アルバイラク・トルコ財務相が「今年のインフレは見通しよりもはるかに低下するだろう」と発言していますが、今年のインフレに関わる重要指標は非加工食品です。
野菜、果物が高騰してますので、やはりここが一番重要視されるでしょう。
主要都市であるイスタンブールやアンカラ地方経営の食品店は非加工食品の価格上昇の影響を受けていると報じられていますが、果たしてちゃんとした数字を出すのかどうか。
実は統計局は、これらの店から食品価格のデータを収集してはいないという事実というかカラクリがあるため、数字をいじることはないでしょうが、意図的に数字を『作る』ということについては、案外イージーだったりします。
3/31の地方選に向けて強引に数字を作っているのでしょうが、トルコリラについては選挙後が怖いですね。
見せかけの数字はあくまで見せかけの数字。
実勢経済はリアルマネーで動いていますから、いつかは経済が停滞するでしょう。
それがどのタイミングかというところだと思いますが、個人的には歓迎しないですが、これがフラッシュクラッシュに繋がるのかもしれないです。
あるレポートでは9月にトルコリラは40%低下という衝撃的な内容を公表していましたが、さすがにこれはないだろうとは思います。
しかし20%…トルコリラ円で15円くらいまではどこかのタイミングではいくだろうとは考えています。
3/31を越えないと何とも言えないですが、4月以降はトルコのネガティブな報道が結構でてくるのかなと懸念はしています。
引用元:FXプライムbyGMO
トルコの外交リスク(親ロシア・親中国・親イランに傾き、反米・反欧州政策を取るなど)
もしくは、
エルドアン政権の失政(中央銀行への利下げ強要・バラマキによる財政悪化・強権独裁化の進行など)
により、トルコリラが再び15円台に突入する事態になることは、まぁ、ありえるでしょう。
サトウカズオもそこは覚悟しており、15円くらいまで下落しても良いような資金管理をしています。
(なられても困りますが(苦笑)
しかし、通常の経済上だけでは、1トルコリラ=18円を下回ることは無いかと思っています。
トルコ経済は良いとは言えず、成長鈍化どころか、景気後退(リセッション)入りも心配されている状況です。
しかし中国経済は成長鈍化、欧州経済は景気後退入りを本当に心配されています。
インド経済やオーストラリア経済も同様です。
つまり…アメリカ経済以外どこも悪い!
相対的にまだマシな部類!となっています。
エルドアン大統領が馬鹿な真似をしない限り、トルコリラが最安値近辺まで売られる理由がありません。
(まあ、↑これが一番の頭痛の種なんですけど(涙)
ただ昨年8月のトルコショックの時のように、インフレ率上昇・トルコへの信用低下・アメリカとの関係悪化⇒トルコ制裁発動、という複合コンボでこられることも考えられます。
(それでも市場最安値を更新するのは、余程のエネルギーが必要だと思いますが…)
エルドアン大統領には歴史を学んで(昨年の出来事ですからね)、そうならないように対策を練って欲しいものです。
そうでないと経歴に傷どころか、トルコの憲政史上に汚点を遺すことになりますよ。
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。
上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。
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(うん、これで問題なし(笑)
いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)
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政策金利発表でトルコリラ
トルコ政策金利発表でトルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=5.4170トルコリラくらいでしょうか。
1月15日以来の5.4トルコリラ台まで、ドル高トルコリラ安が進んでいます。
うーん…トルコリラが売られる理由がないのですが…。
まあ、フラッシュ・クラッシュの時のように理由なんて後付けでしょうし、すべては市場(結果)が正しいので、受け入れるしかないですね。
投機筋・短期筋の仕掛けとしたら、徐々に戻ってくると思われます。
3月31日までの地方選挙までは手堅く底堅い動きと予想しているので、選挙前まではそこまで問題ないでしょう(笑
それ以降は結果を見ないことには分かりません(汗
ドル/円
1ドル=111円82銭くらいでしょうか。
つい先ほどアメリカ2月ADP雇用統計(前月比)が発表され、
01月実績:+30.0万人(+21.3万人から大幅上方修正!)
市場予想:+18.9万人
02月実績:+18.3万人
と小幅に市場下回りました。
しかし前月01月実績が大幅に上方修正されたこともあって値動きは限定的となっています。
ただ…それ以上に心配なアメリカ12月貿易収支が、
11月実績:-503億ドル
市場予想:-579億ドル
02月実績:-598億ドル
と前月実績・市場予想を上回る結果となりました。
2018年通年での貿易赤字額も過去最高になってしまい、これはトランプ大統領がまだ騒ぎ出しそうな予感が…。
しかし対中貿易赤字額は11.6%増となった反面、対日貿易赤字額はは1.8%減となっています。
ただ…対日貿易赤字額は多少減った程度ですので、日米通商協議にも影響を及ぼしそうですね…(涙
トルコリラ/円
1トルコリラ=20円62銭くらいでしょうか。
多くのイベントを通過しましたが、結果はトルコリラ安となっています。
と言っても20銭くらいの下落、まだまだでしょう。
(…ですよね、回復しますよね)
今後も今週末に向けて数多くのイベントは予定されており、気が抜けない日々となりそうです。
もっと頑張れトルコリラ!
現状図で表すと、やっぱりドル>円>トルコリラですかね。
トルコリラ…、まだまだ頑張っていますよ♪
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トルコの政策金利は現在12.00%(2020年1月14日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は現在7.25%(2020年1月14日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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