トルコリラとメキシコペソのFXブログ-経常収支や貿易収支

早くもトルコの次回利下げ幅が話題に!2019年7月経常収支と鉱工業生産

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-経常収支や貿易収支

経常収支は黒字化に!

早くもトルコの次回利下げ幅が話題に

 
トルコ経済は苦しいながらも順調に回復中♪

インフレは予想以上に低下中!

そんな中、早くも次回政策金利の利下げ幅が話題に(涙

気になる次回トルコ中央銀行政策金利発表は10月24日!
 

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トルコ7月経常収支

トルコ7月経常収支

6月実績-5.2億ドル、市場予想+12.4億ドルに対し、7月実績+11.6億ドル!
 

まずはトルコ2019年7月経常収支。

消費者物価指数(≒インフレ率)と同じく、トルコの最重要経済指標です。

その結果は…、前月6月実績より大きく改善し黒字化も、市場予想は下回る結果に…(涙

もっと黒字額を伸ばせただろうと思うだけに、正直悔しい結果になっています。

 


 

Twitterに書いた通り、トルコ、及びトルコ経済は夏が本番です。

トルコの伝統的な産業である農業、そして観光業が一番にぎわう季節なのです。

この夏の観光収入が通年の経常収支に大きく影響してくるのです。

この夏場に稼がないで、いつ稼ぐの?今でしょう!
 

黒字額が伸ばせなかった理由は貿易赤字。

トルコ経済の低迷で輸入は183.5億ドル(前年同月比-8.5%)。

しかし輸出は151.6億ドル(前年同月比+7.9%)と確かにトルコ経済は頑張っています。

ただ、それでも差し引き-31.9億ドルの赤字となっています。
 

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でも翌8月は期待できると思います♪

なぜなら、貿易収支・経常収支に一番影響を与えるエネルギー価格、つまり原油価格は、8月は1バレル=50ドル台前半から半ばと、トルコにとっては都合の良い価格帯で推移しています(笑

(逆に産油国であるメキシコ・カナダにとっては都合の悪い相場展開)

 


 

そして現在トルコは夏の観光シーズン真っ只中です。

8月は観光客数が一番期待でき、また客単価も例年通りならば期待できます。

この観光収入が経常収支の黒字化にも貢献してくれるでしょう♪
 

現在、欧州の人々にとってトルコは人気の観光・保養地となっています。

治安も回復し、地政学リスクも落ち着いています。

一番は、やはりトルコリラが安く、フランス南部やイタリアに行く(ユーロ)より、トルコに行く(トルコリラ)方が安くつくことでしょう(笑

ここで観光収入を稼いで、年間の黒字化に貢献しなければね♪

 

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トルコ7月鉱工業生産

トルコ7月鉱工業生産

【前月比】
6月実績-3.7%、市場予想+1.4%に対し、7月実績+4.3%!

【前年同月比】
6月実績-3.7%、市場予想-2.6%に対し、7月実績-1.2%!
 

次にトルコ2019年7月の鉱工業生産。

鉱工業生産は重要な経済指標で、国民総生産(GNP)に直結しやすく、さらにこの数値が上向いていけば、雇用(失業率)、設備稼働率、経常収支・貿易収支、などなど色々な指標に好影響を与えます。
 

結果は…、前月・市場予想を上回っており、悪いのは悪いけど…一時期よりも持ち直してきています。

トルコ経済も底を打ち、最悪期を脱したと言えるでしょう。

特により重要な前月比でプラスと言うのは希望が持てます♪

ただ、前年同月比でマイナスが続いていると言うことで、厳しい状況には変わりありません。
 


 

まあ、トルコの高い金利、そして高いインフレ率が原因なのは疑いようもありません。

しかしトルコの政策金利は16.50%と徐々に低下中。

そしてトルコ当局の金融引き締め政策により、インフレ率も15.01%と激的に改善してきています。

 

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トルコリラとメキシコペソのFXブログ-物価・インフレ率

 

上記通り9月12日の中央銀行金融政策決定会合でトルコの政策金利は16.50%となりました。

実質金利も、

政策金利:+16.50%
インフレ:+15.01%
実質金利:+*1.49%

と、ほぼ+1.5%を維持しています。

金利の低下とインフレ率の低下。

良い方向に進んでくれれば、トルコ経済も勢いを増してくることでしょう♪

次会トルコ中央銀行金融政策決定会合は意外に早くて10月24日です。

 

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次回は15.75%以上の金利になることが大事

トルコ中銀の利下げ幅、325bpの16.50%で決着しましたね。

350bpの16.25%が落としどころかなとは思いましたが、さすがに一国の中銀総裁、実質金利がマイナスになるようなことはさすがにしなかったようです。

今回はエルドアン大統領筋のメディアが事前に500bpの利下げ観測を出したことと、同大統領が早い段階での一桁の金利を要求したことが、リラ反発の原動力になったのかもしれません。
 
トルコ8月のCPIが15.01%

トルコ中央銀行の2019年末の予想インフレ率のベースラインは13.9%であったものの、現在この予想は13.5%となっており、この辺りがコンセンサス以上の利下げであっても経済状況に合致すると考えられたのかもしれません。

会合決定後の声明では、インフレ見通しはほぼ変更していないものの「7月に発表したインフレ・レポートにて予想した本年末よりもインフレ率が低めに収束する可能性がある」と述べており、今回の16.50%であれば、何の問題もないと判断されたのだと思います。

(中略)

ただ、大事なのは次の会合。

次回の個人的なトルコ中銀の金利予想は15.75%。

これは今回の大幅利下げでない時、24.00%時点で想定していた数字です。

16.50%から0.75%の小幅利下げで留まれるかどうか、次回も150-200bpの利下げがあるようなら、個人的にはシナリオが完全に崩れてしまうなという印象です。

次回の焦点は15.75%以上の金利、これであれば今までのように金利発表後はトルコリラ買いに向かうと思います。

 

引用元:FXプライムbyGMO

 

12日に政策金利の発表があったばかりですが、トルコの次の話題は早くも次回10月24日の政策金利発表に移っています。

上にも書いた通りトルコの場合、

実質金利、

政策金利:+16.50%
インフレ:+15.01%
実質金利:+*1.49%

と、ほぼ+1.5%。

この+1.5%を持ってトルコの高いインフレ率を抑えようとしています。
 

逆に日本は、

政策金利:-0.10%
インフレ:+0.50%
実質金利:+0.40%

この+0.4%を持って日本の低いインフレ率を上昇させようとしているのですが…上手く行っていません(苦笑
 

話を本題に戻して(笑)、トルコ中央銀行によるインフレ見通しについてです。

ウイサル総裁は、

2019年末:13.9%
2020年末:*8.2%
2021年末:*5.4%

と発表しています。

トルコ8月の消費者物価指数は+15.01%

9月の市場予想はまだ出ていませんが、上記通り原油価格が下落中なこと、トルコ経済の低迷、により+15.01%を下回るのは確実でしょう。

 

しかし10月も…3会合連続で下げますかね?

12日の3.25%を含め、7月に続き2会合連続、合計の利下げ幅は7.50%にもなっています。

サトウカズオは個人的には次回10月は検証の為、現状維持。

次々回12月に利下げと思うのですが…。

利下げ圧力をかけまくっているエルドアン大統領が許さないかな…(涙
 

トルコリラはここ1年はむしろ安定しています。

サトウカズオは十分買いだと思っています。

(なので私も買っています♪)

ただ…、トルコリラはスワップポイントの高さから買いポジションに偏りがちです。

しかもボラティリティーも高い通貨ですので、短期筋や投機筋に狙われやすい通貨とも言えます。

つまり…資金管理は厳密にね♪

 
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。

上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。

読んだあなた会員になりましょう!

(うん、これで問題なし(笑)

いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)

 

松井証券FX

経常収支でトルコリラ

7月の経常収支で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.6861トルコリラくらいでしょうか。
 
引き続きトルコ中央銀行のポジティブな声明文。

そして米中貿易協議の進展・米中貿易戦争緩和への期待から、EM通貨(エマージング通貨=金利は高いがリスクも大きい通貨)にも買いが入っています。

しかし、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの石油施設2カ所が14日攻撃された関係で、中東リスクが急上昇しています。

この影響を見守っていく必要があります。

(原油価格が急上昇していることも不安ですね)

ドル/円

1ドル=108円09銭くらいでしょうか。
 

アメリカ8月の小売売上高は前月比で、

07月実績:+0.8%(+0.7%から上方修正)
市場予想:+0.2%
08月実績:+0.4%

と非常に良い結果に♪

しかし、上記テロ事件により中東リスクは高まっており、リスク回避の円買い(円高)が進みそうです。

こちらも引き続き経緯を見守る必要がありそうです。

トルコリラ/円

1トルコリラ=18円96銭くらいでしょうか。
 
引き続き上値が重い展開が続いています。

そして上記テロ事件。

それに関連する原油価格の上昇…。

頭が痛い…(涙

しかし予想以上に踏ん張っており、15銭程度の下落にとどまっているのは意外!

あれ…もしかしてトルコリラ強いのでは?

 
現状図で表すと、現状はトルコリラ>ドル>円ですかね。

トルコリラ…、頑張れよ…(笑
 
トルコリラ・スワップポイント小漫画、政策金利16.50%

 

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トルコの政策金利は現在16.50%(2019年9月19日)。

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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑

 
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。

それならばメキシコペソは如何でしょうか?

メキシコの政策金利は現在8.00%(2019年9月19日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
 
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
 

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