トルコリラ円スワップFXブログ-賄賂・疑惑

トルコリラに悪材料!ギュレン師巡り17億賄賂とトルコ首相と米国副大統領会談

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エルドアン大統領の政敵ギュレン師、17億円で米国と取引か!?

 
トルコとトルコ経済、トルコリラにとって三大足を引っ張る要因。

インフレ率、地政学リスク、政治的リスク

その政治的・外交的リスクが出てきたよ…(涙
 

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17億円でギュレン師送還、米国当局捜査

マイケル・フリン前米国大統領補佐官(国家安全保障担当)が、1500万ドル(約17億円)に上る謝礼と引き換えに、米国在住のトルコ人イスラム教指導者フェットフッラー・ギュレン師をトルコに強制送還する計画を同国政府高官と協議した疑いについて、米国特別検察官が捜査を開始したことが分かった。

米国テレビ局NBCニュースと米国紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ロバート・モラー特別検察官は、ドナルド・トランプ氏が大統領選で当選した数週間後にフリン氏が行ったトルコ政府高官との会合について調べている。

会合では、フリン氏が政権入りした後、1500万ドルを内密に受け取ることと引き換えに、トルコのエルドアン大統領の政敵であるギュレン師の国外退去工作を行うことが話し合われたとされる。

また、エルドアン大統領とつながりを持つイラン系トルコ人実業家で、イランによる米国の制裁回避を支援した容疑で昨年3月に米国南部フロリダ州マイアミで逮捕されたレザ・ザラブ容疑者の釈放も議題に上ったと報じられている。

 

引用元:AFP BB News

 
トルコ国内でのエルドアン大統領の権力基盤は揺るがないでしょうが、この17億円にも上る謝礼(賄賂)によるギュレン師強制送還問題と、イランへの米国制裁回避を支援したレザ・ザラブ容疑者問題により、アメリカからの政治的・経済的制裁を受ければトルコ経済はますます悪化し、その結果トルコリラもますます下落となることは必須です。

なぜ正攻法で証拠を突き付けたり(ギュレン師)、疑惑を解明したり(レザ・ザラブ氏)せず、裏から手を回すようなことをしますかね。

しかもアメリカ相手に…。

フリン前米国大統領補佐官はロシアゲート事件(疑惑)で徹底的に捜査されるでしょうし、トランプ大統領嫌いのアメリカメディア(マスコミ)も追及しています。

関連してギュレン師強制送還と、イラン制裁逃れのレザ・ザラブ問題が出てきて、トルコリラ保有者の管理人も頭が痛い…。

経緯を見守るしかないですが、あまり良い予感はしませんね…。
 

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トルコ首相、アメリカ副大統領と会談

ユルドゥルム首相は「会談は正直に言うなら非常に成果の多いものであった。

率直に誠実に互いと問題を協議した。

両国問題や地域問題を取り上げた。

両国問題では、二国間で最近生じた関係悪化はトルコにもアメリカにも利益がなく、関係を揺るがす状況を解決する必要があると述べた」と話した。

会談に関してトルコ首相府から出された声明は次の通りであった。

「会談ではフェトこと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造の首謀者を逮捕して身柄をトルコに引き渡すことや、フェトの活動をやめさせることに関するトルコの要求が改めて伝えられた。

テロ対策を含めた両国関係と地域問題が詳細に取り上げられ、分離主義テロ組織PKKのシリアにおける派生組織YPGに行われている武器供与に対する我々の不快感と支援を終了させる方向での我々の期待が思い返された。

両首脳は二国間で根付いた同盟関係と戦略パートナー関係の重要性を強調し、この会談が両国関係で2つの友好国および同盟国であるトルコとアメリカの間に建設的な対話に基づく新たなページが開かれることを期待した」

またユルドゥルム首相とペンス副大統領の会談に関し、ホワイトハウスからも声明が出された。

両国間に『新たなページが開かれる機会となることが期待された』と述べられた書面の声明では次のように記された。

「ペンス副大統領とユルドゥルム首相はホワイトハウスで行った会談で、トルコとアメリカ間で継続する戦略パートナーシップを確認した。

両首脳は、この会談がトルコ・アメリカ関係に新たなページを開く機会となることに関する期待を口にし、両国関係に建設的な対話が必要であるとする点で意見が一致した。

中東の安定と安全がアメリカとトルコの共通利益になることが強調され、この目標が達成されるよう政府間協議を増やすことが決定された。

 

引用元:トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)

 
このニュース掲載するかどうか悩んだ案件です。

なぜならば…成果が無いから。

いや会って話して両国間の友好関係を再確認し合う、と言うことは良い事です。

あとは事務方が交渉を進めていくでしょう。

でも、進展はしていないのですよね。
 
●ビザ相互発給停止(一部解除中)問題

⇒引き続き協議

これはまあ、まだ解決できそう。

トルコ側の譲歩と言う形となるでしょうが…。
 
●ギュレン師引き渡し問題

トルコ:クーデーター未遂事件首謀者、引き渡せ

米 国:拒否、だったら納得できる証拠出せ
 
●クルド人部隊への武器供与(PKK、YPG)

トルコ:即刻中止しろ

米 国:対シリア対、ISISなどの国益上、拒否
 
この中ではビザ相互発給停止(一部解除中)問題が一番解決できそうというほど、他は難しい問題。

トルコの国益(とエルドアン大統領の権力強化)

自由と(自称)正義を標榜するアメリカの国益

が真っ向から相反しますからね。

それを妥協するのが政治的決着なのですが…。

(アメリカ税制改革は悪い政治的妥協、これは良い政治的妥協(笑)

アメリカに楯突いた国はことごとく経済低迷、生活困窮状態になりますからね。

トルコ…本当に心配です。
 
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
 

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