ドル/トルコリラ上昇中もドル高円安が進み横横展開(涙
昨日は良いニュースが入ってきましたね(笑
トルコのアカル国防相が「S-400の配備は数カ月延期される」との見解を示したことにより、ドル/トルコリラでトルコリラが上昇!
1ドル=6.01トルコリラまで値を戻しました。
しかし現状リスク回避の円高も進んでいるので、トルコリラ円では、トルコリラはそこまで上昇しなかったですね。
残念…(涙
トルコ5月経済信頼感
トルコ5月経済信頼感
前回4月実績84.7、市場予想84.0に対し、5月実績77.5
まずはトルコ5月の経済信頼感。
うーん…、トルコにとって重要な経済指標ではありませんが、かなり落ち込んでいます。
ここまで少しづつでも回復していたのに…非常に残念です(涙
▶️トルコ5月経済信頼感
04月実績:84.7
市場予想:84.0
05月実績:77.50❗️悪い…😭
原因は、消費者、製造業、建設業、小売業、サービス業信頼感指数の減少に起因する
ほぼ全てじゃないかー😱 pic.twitter.com/SKJjm0eWjy
— サトウカズオ@スワップFX自動売買 (@tryjpyFX) 2019年5月29日
この経済信頼感、100より上だと楽観的、100を下回ると悲観的、と言うことになります。
つまりトルコ国民は現状、かなり悲観的になっていると言うことが伺えます。
救いは、それほど重要指標では無い、ということしょうか…。
トルコ経済は底を打った…思っていますが、まだまだ苦しいようです。
S-400の配備を延期?
昨日一部報道によると、トルコのアルカ国防相が「ロシア製ミサイル(S-400)の配備は、数カ月先になるだろう」との見解を示した、と報じました。
アメリカが強く反発しているロシア製ミサイル防衛システムの配備が先延ばしとなったことで、アメリカからのトルコ制裁も先延ばしになる、という思惑がトルコリラ買い(トルコリラ高)につながったようです。
しかしここで注目は購入が無くなった訳ではなく、あくまでも配備が先延ばしになった、と言うことです。
トルコの姿勢としてS-400は契約・購入済み。
あとは配備・運用開始を待つばかり…、と言っています。
アメリカも警戒を緩めてはおらず、市場もリスクを感じたままです。
昨日のNY午前に18.27円まで急伸するも、その後は一転売り戻し(トルコリラ)が強まった。
金融市場全般に広がったリスク回避の動きもトルコリラ円の重しとなり、先ほど東京15時30分前には18.02円まで下押ししている。
トルコのロシア製ミサイルの購入延期がトルコ高官から示唆されているが、契約を破棄というわけではなく、アメリカのトルコに対する警戒感は緩んでいないようだ。
昨日は一部通信社が、「トルコのパイロットに行っている最新鋭ステルス戦闘機F35の訓練を、アメリカは本格的に停止を検討」と報じている。
引用元:FXi24
とは言えS-400に関しては「決定したことだ」「購入済みである」との今までの強硬な姿勢からは後退しているのも確かです。
トルコはS-400購入を中止するのか?でも触れましたが、サトウカズオの個人的意見・憶測として、契約破棄・購入中止するのでは?と思っています。
引き続きロシア製ミサイルS-400の購入問題がトルコリラの上値を抑える展開に 5月20日の週はおよそ1トルコリラ=17円97銭でこの週の取引を終了。先々週(5月13日の週)終値の1トルコリラ=18円14銭より、[…]
トルコ人の着ぐるみを着た日本人エミン・ユルマズ先生も
ちなみにトルコは文句を言いながらも昨日からイランからの原油輸入を完全に止めました。S-400についても購入を諦める可能性が高いですが、正直ロシアの反応が怖いですね。ロシアは再びイドリブ空爆を始めるでしょうね。
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) 2019年5月22日
と言われています。
トルコは北大西洋条約機構(NATO)の一員です。
NATOはロシアを仮想敵国としています。
そのロシアの兵器を購入して、いったいどこと戦うのでしょうか?
思いっきりアメリカとドイツ・フランスなどのNATO加盟のユーロ圏諸国をコケにしています。
アメリカ・ユーロ圏諸国を敵に回してまで導入する価値は無いと思います。
ロシアを敵に回しても経済的にはそこまで困りませんが、ドイツ・フランスなどのユーロ圏諸国、そしてアメリカを敵に回せば、それこそトルコ経済・トルコリラは制裁を食らい崩壊してしまうでしょう。
エルドアン大統領もトルコ経済とトルコリラを破壊・崩壊したら、家族ともども、もうトルコには住めないでしょう。
亡国の輩として一族連れて第三国に亡命するならともかく、トルコ国民の尊敬を集め住み続けるならアメリカとの関係改善は必須だと思いますけどね。
[FXGMO]
高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
経済信頼感でトルコリラ
トルコ5月経済信頼感、で、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=6.0125トルコリラくらいでしょうか。
素晴らしい!
トルコ・アルカ国防相のS-400)の配備は数カ月先になるだろう発言の後、一時1ドル=6.01トルコリラまでトルコリラ高となりましたが、その後は再びリスク回避姿勢が進んだこともあり、6.50トルコリラまで下落していました。
しかし現在、再びトルコリラ高になっていますね♪
だが…なぜだろう?
つい先ほど「トルコ軍がトルコ北部のクルド人勢力への武力行使を開始した!」と言うニュースが飛び込んできましたが…、これはトルコリラ高には関係ないだろうと…。
分かれば報告いたします(笑
ドル/円
1ドル=109円30銭くらいでしょうか。
アメリカ5月の消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)は、
04月実績:129.2
市場予想:130.0
05月実績:134.1
と、予想外の昨年11月来の高水準となりました。
また、現況の雇用情勢も、
十 分:47.2(過去最高)
不十分:39.9
困 難:0.9(過去最低)
と、過去最高を記録しています。
この強い労働市場の結果が、消費者の自信につながっているようです(笑
…なのに、アメリカ・トランプ大統領の「中国との貿易協定合意の準備はない」発言からの米中貿易戦争の激化・長期化懸念。
そしてアメリカ長期金利の低下が嫌気されたほか、株価も下落したことから、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進んでしまいました。
1ドル=109.0円付近には大きめのオプションが控えているので、108円台突入には大きな力が必要でしょうが、なんか踏ん張って欲しい!
トルコリラ/円
1トルコリラ=18円15銭くらいでしょうか。
上記通り、トルコリラ高が進んでいます。
とは言っても1トルコリラ=18.0円から18.2円の間を行ったり来たりのレンジ相場となっています。
イスタンブール市長選(6月23日)までは、エルドアン大統領(トルコ政府)も、なんとしても通貨(トルコリラ)安防衛に走るでしょう。
そこまでは安定すると思います。
現状図で表すと、それでも円>ドル>トルコリラですかね。
もっと頑張れトルコリラ!(笑
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トルコの政策金利は現在12.00%(2020年1月14日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は現在7.25%(2020年1月14日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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