トルコリラとメキシコペソのFXブログ-支える・協力

トルコリラを売るトルコ人買う外国人と2019年2月消費者信頼感

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-支える・協力

外国人がトルコリラを買い支えています(笑

 
最近よい話を聞かないトルコリラ。

トルコ経済は鈍化傾向、景気後退も視野に入ってきました。

トルコ政治はエルドアン大統領の強権政治が進んでいます。

トルコ外交も、アメリカ・欧州と以前よりは関係改善が進んでいますが、友好関係構築とは程遠いです。
 

しかしトルコリラは20円台後半!

欧州経済はさらに弱く、アメリカの金利利上げも2019年は0回見込みと、”まだまし”な方のトルコ経済から、トルコリラは頑張っています。

上昇のきっかけの為にもトルコ国内の材料も頑張って欲しいのですが…。
 

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トルコ2月消費者信頼感

トルコ2月消費者信頼感

11月実績58.2、市場予想57.5に対し、実績57.8!
 

まずはトルコ2月の消費者信頼感。

この消費者信頼感指数は、消費者の意識を指数化した物で、景気関連の先行指標と言われています。

前月よりも数値が上がっていれば、消費も上がって景気拡大へ(笑

前月よりも数値が下がっていれば、消費も下がって景気後退へ(涙
 


 
うーん…図の通り、市場予想は上回ったとはいえ、前月実績を下回ってしまいました。

ただでさえ良くない数値なのに、右肩下がり⇒景気後退を感じさせるグラフとなっています。
 

最近のトルコの経済指標は、前月実績を下回る、良くない数値が並んでいます。

確かにトルコはただ今冬の真っ只中。

トルコの一大産業である、観光業も冬で、観光客は激減中です。

農業国トルコの農業も同じく今は冬なので、つらい季節です。

これは仕方がありません。

春⇒初夏になってくれば息を吹き返してくるでしょう(笑
 

エルドアン大統領が力を入れている重工業。

特に自動車産業も、最大の輸出先である欧州経済の鈍化傾向により、生産量も落ちてきています。

トルコだけの責任ではないの、これも仕方がありません
 

それでもトルコリラが底堅いのは、トルコ経済よりも他国経済の方がもっと悪いから。

(相対的にトルコ経済はまだマシ)

トルコのインフレ抑制と経常収支の黒字化(多少の赤字はOK)が上手くいっているからです。
 

1番目は喜んで良いのか判断に苦しみますが、事実です。

通貨の強弱は相対的なので、自国通貨が弱くても他国通貨がもっと弱ければ高くなります。
 

2番目のインフレ率ですが…、先日トルコ中央銀行が預金準備率を引き下げ間接的な金融緩和を実施しました。

この施策はインフレ率を上昇させます。
 

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さらには原油価格の上昇により経常収支も5カ月ぶりの赤字に転落してしまいました。

 

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原油価格の上昇なんてトルコにはどうしようもないので仕方がないですが、なぜトルコにもコントロールできる金融緩和などをしてしまうのか…。

これでインフレ率が上がったら、トルコ経済はますます悪化していくのは目に見えていると思うのですが…。

3月末にトルコの地方選挙があるのは分かりますが、目先の短期的なことに捕らわれると、今の状態に元通りにするのにも、今以上の労力が必要になってしまいますよ。

 

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トルコリラを売るトルコ人・買う外国人

ドル/トルコリラの節目は5.0リラ

ドル/トルコリラは月初の5.16リラ台をドルの底に、21日には5.34リラ台までドル高トルコリラ安に傾いている。

昨年8月のトルコリラ暴落時の水準7.23リラからは大きくトルコリラ高に回復しているものの、約1年前当時の4リラ付近からは30%以上もトルコリラ安水準だ。

今後は2018年のトルコリラ安ドル高局面で何度かドルの上値となった5リラが節目になると思われる。
 

国内からの資金流出が止まらず

為替相場でトルコリラ売りが小康状態となった9月以降もトルコ国内からの資金流出が止まらず、一部報道によると、180億ドル分ものトルコリラがドルやユーロに換えられたらしい。

インフレ急騰・高止まりが、他通貨買いトルコリラ売りを後押ししている大きな要因の1つとなっている。

トルコの消費者物価指数は前年比で昨年10月には25%を超え、このところやや落ち着いたといっても1月の消費者物価指数はまだ20%を割り込めていない
 

観光客がトルコリラを下支え

一方で、トルコを訪れた観光客は増加傾向だ。

トルコ文化観光省は先月、2018年の外国人旅行者数が前年比21.8%増の3948万人に達したと発表した。

治安の安定やトルコリラ安が増加の背景。

2018年の数値は過去最高であるが、エルソイ・トルコ文化観光相は19年には観光客数が5000万人に達するとの見通しを示している。
 

見込み通りであれば、治安の悪化が懸念されて16年に2500万人超まで落ち込んだ観光客数は、3年で倍近くまで増えることになる。

観光客がどの程度までトルコにお金を落とすかにもよるが、トルコ人以外からのトルコリラ買いがリラ対主要通貨の下値を支える要因の1つとなっている

観光客数の増減には今後も注目しておきたい。

 

引用元:FXi24

トルコリラとメキシコペソのFXブログ-上がる?下がる?

トルコリラ上げる?下がる?

 
なかなか面白い記事だったので転載しています。

トルコリラ/円は、トルコリラ=20円台で底堅く推移していますが、21円台回復にはまだエネルギーが足りません。

ドル/トルコリラも、5.3リラ台では底堅くも、5.1リラ台では上値が重い状態です。

トルコリラ安の1ドル=5.5トルコリラ

トルコリラ高の1ドル=5.0トルコルラ

は節目となるでしょう。

逆にどちらかを突破すると、一気に流れが変わるかもしれません。
 

トルコリラを売っているのがトルコ人と言うのも、エルドアン大統領が聞いたら憤慨ものでしょうが、仕方がないでしょうね(苦笑

トルコ人も生活がかかっています。

資産が目減りしたら目も当てられません。

不安定なトルコリラよりも、安定しているドルに変えた方が、資産防衛と言う観点からすれば正しい選択でしょう。
 

逆にトルコリラ安を利用して、割安感が出ているトルコへの観光客は増えてきています。

結果、観光収入も増えてきています(笑

特に同じユーロ圏のギリシャに行くよりも、トルコに行った方が安上がりなドイツなどの欧州客。

仲の良いロシア、同じイスラム圏のイラクやイラン(※)から観光客も増えてきています。
 

トルコ人がトルコリラを売り、ドルやユーロを買う!

外国人が自国通貨を売り、トルコリラを買う!

なかなか面白い構図ですね(笑
 

って笑い事ではなくて、エルドアン大統領はこの事態を重く見て、経済対策・通貨安対策をすべきです。

一時しのぎのバラマキ(積極財政)は、未来に大きな禍根を残しますよ。
 
(※)
イスラム教スンニ派=トルコ・シリア・サウジアラビア

イスラム教シーア派=イラン・イラク

宗教対立も旅行先では一時休戦なのでしょうか(笑

 

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消費者信頼感でトルコリラ

トルコ2019年2月消費者信頼感で、トルコリラがどうなったかと言うと…。

ドル/トルコリラ

現在、1ドル=5.323トルコリラくらいでしょうか。

うーん…横横ですが、少しドル高トルコリラ安が進んでいますでしょうか。
 

欧州議会でトルコの人権問題、エルドアン大統領の独裁化を理由に、トルコの欧州連合(EU)への加盟交渉停止の動きがあるみたいです。

トルコは現在、正式な加盟候補国となっています。

ただ上記理由や、非公式ながら巨大なイスラム国家を欧州連合内に招き入れることへの抵抗感…と言う話もあります。

欧州連合(EU)側もトルコがこれに反発して、ますますロシアやイランと仲良くする、ロシア陣営側に入るよりかは、欧州連合(EU)側に取り込んだ方が良いと思うのですが…。

トルコ贔屓のサトウカズオの意見ですかね(笑

ドル/円

1ドル=110円68銭くらいでしょうか。

今日は数多くのアメリカ経済指標が発表されており、強弱まちまちな内容となっりましたが、悪い結果の方が勝り、少しドル安円高が進んでいます。
 

02月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
01月実績: 17.0
市場予想: 14.0
02月実績:-4.1

01月中古住宅販売件数[前月比]12月実績:-4.0%
市場予想:+0.8%
01月実績:-1.2%

1月景気先行指標総合指数[前月比]12月実績:+0.1%
市場予想:+0.1%
01月実績:-0.1%
 

良い内容にはあまり反応せず、悪い内容には良く反応しています(苦笑

まだまだ投資家心理は改善していませんね(涙

トルコリラ/円

1トルコリラ=20円74銭くらいでしょうか。

上記通り、トルコのとって良くないニュースも、他国にも良くないニュースが流れているので、トルコリラもそこまで悪くはなっていない状態でしょうか(笑
 

トルコの上値は重いとも言えますし、トルコの下値は底堅いとも言えます。

トルコにとってももちろん、世界にとっても明るい話題が欲しいですね♪
 

現状図で表すと、円>ドル=トルコリラでしょうか。

ただ…小動き状態で、大きくは動いていません。

新たな材料待ちでしょうか。

 

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