トルコは高所得国
経済開発協力機構(OECD)は、トルコと一部諸国が中所得国から高所得国に昇格したと発表した。
OECDは、グローバル開発2017年展望報告書で、諸国の所得階級に変更があったと明かした。
報告書では、発展国に見られる低成長と新興国に見られる高成長の差異に基づいてこの変更があったと強調された。
この報告書でトルコは「高い継続的な成長を続ける」諸国階級に分類された。
2015年に中所得国であった中国、コロンビア、コスタリカ、インドネシア、カザフスタン、メキシコ、南アフリカも、トルコと共に高所得国に分類された。
引用元:トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)
おおー!いよいよ我がトルコが高所得国(国民一人当たりの国民総所得が11,906ドル以上の国)ですか。
実に感慨深いです。
>トルコは「高い継続的な成長を続ける」
トルコリラ円”買い”ポジションスワップ派にとっては良い響きです。
管理人は繰り返しますが、短期的には
- テロによる治安リスク
- 隣国シリアは内戦中などの地政学リスク
- エルドアン大統領の強権姿勢による政治リスク
によりトルコリラ安の可能性は高いかもしれませんが、長期的には
- 人口増(労働人口も増)
- GDP平均成長率は3.6%と高成長(2014-2016)
- 欧州連合トルコ関税同盟(EU加盟でなお良し)
などによりトルコリラ高に向かっていくと思っています。
それに比べて日本は、
- 人口減(老人は増)
- GDP平均成長率は0.34%と低成長(2014-2016)
となっており、これから日本経済がどんどん良くなるイメージが湧きません。
良くて低成長、現状維持が精一杯ではないでしょうか。
(日本経済を悪く言うつもりはないですが、人口減⇒内需減、生産力減、社会保障費増、借金増等々、数は力です)
それにしても中国も高所得国ですか…。
インドネシア、メキシコ、南アフリカ…。
外貨預金やFXで高利回り、高スワップポイントの国が並びますね。
しかし、メキシコペソはトランプ次期米国大統領の国境の壁発言や高い関税をかけるなど目の敵にされています。
(自動車とか米国会社がメキシコで物作ってアメリカに輸出しているのにね)
中国元、南アフリカランドは怖くて手が出せません。
この中では、インドネシアルピーがFXに加われば手を出してみようかなと思います。
ミツバがトルコで新会社
自動車部品大手のミツバはトルコでワイパーを生産・販売する新会社を設立した。
同国に拠点を設けるのは初めて。2017年1月に事業を開始する計画だ。
欧州市場向けの供給体制を強化する目的で、将来は中近東やアフリカ市場を見据えた拠点とする。
英国の現地法人、ミツバ・ヨーロッパが8割、トルコでワイパーの部品を製造するテクラス社が2割出資した。
現在、欧州市場向けの製品はハンガリーの工場で製造しているが、需要拡大のため新たな拠点を探していた。
ミツバグループの海外拠点としては17カ国目になる。
引用元:日本経済新聞
トルコリラに両替しようキャンペーンのトルコ産ハイブリッド車販売開始でも書きましたが、今トルコでは主に欧州向けに工業製品を製造し輸出しています。
これは欧州連合(EU)トルコ関税同盟があり、人件費の安いトルコで物を作り、EUへ輸出しているのです。
税制面で有利ですからね、当然でしょう。
ペプシコーラで有名な米国の食品飲料の大手ペプシコも今月トルコ国内に6つ目の工場を設立しました。
トルコにとっては輸入するより、自国で作ってもらった方が経済的に有益ですからね。
結果、トルコの雇用も税収も増え、経済も回るというものです。
偉いぞミツバ!
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トルコの政策金利は(2018年06月23日)現在17.75%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑