リスク要因と見られているイタリアの国民投票の結果が気になりますが、ここで気になったトルコニュースを。
トルコ、モバイル支払いで世界4位に
トルコはこの1年でのオンラインショッピングで、モバイルシェアを38パーセントに引き上げ、世界第4位となった。
トルコは順位を6つ一気に引き上げて日本、イギリス、韓国に続いて第4位となった。
トルコのシェアは38パーセントで、アメリカ、ドイツ、イタリア、スペイン、フランスを抜いた。
トルコでは総消費支出の40パーセントがカードで支払われ、Eコマースが総小売市場で11パーセントのシェアを占めるようになった。
この1年でインターネット上で行われたカード支払いが650億リラ(約2兆1252億円)に達した。
トルコには5800万枚のクレジットカードがあり、インターネット上で少なくとも1度利用されたクレジットカードの数は2400万枚である。
引用元:トルコ ワタン紙
トルコのモバイル通信網の整備状況が伺えます。
また、現金支払いではなく、カード支払いが増えていることは、それだけ信用があるということです。
ギリシャ危機時のギリシャではカード払いは当然拒否。
現金払いでないと物が買えないという状態でしたからね。
トルコ経済は順調に成長中と言える記事でしょうか。
まあ裏話として発展途上国では、固定通信網が整備される前に携帯通信網が整備された、ということも良くあるので珍しいことではないです。
先進国で固定通信網が整備されている頃、発展途上国は混乱が続いており、経済が発展してなく、当然お金もない。
最近になり経済が発展してきてインフラが整備されてきて、今更固定通信網を整備するより、携帯通信網を整備しちゃおう、といった感じです。
(日本ではNTTが固定電話網を整備しましたが、NTTが整備する前にNTTドコモが携帯電話網を整備した、という具合ですかね)
余談ですがアメリカのモバイル決済の割合、そんなに高くないのですね。
感謝祭翌日の金曜日(ブラックフライデー)でのオンライン売上高は前年を約22%上回る見込みで、従来の来店型店舗の売り上げがオンライン型のネットショップに奪われた、そうですが、アメリカ国民はパソコン上から決済しているのかな?
対テロ作戦は継続中
東アナトリア地方トゥンジェリ県のアリボーアズ渓谷で、分離主義テロ組織クルド労働者党(PKK)に対し行われた作戦の一環により、テロリスト8人が殺害された。
トルコ軍参謀本部からの声明では、現場で無人航空機が熱源を感知したため、航空支援作戦が開始された。この作戦の一環として行われた男5人の遺体捜索活動で、武力衝突中に発生した男3人の遺体を含む、テロリスト8人の遺体が収容された。
このほかシェルター14基と洞窟の中から、手製の爆発物11個、硝酸アンモニウム200キロ、武器、弾薬、多数の生活用品が発見された。
引用元:トルコ国営放送(TRT)
隣国シリアは戦争状態(シリア政府軍と反政府軍の内戦に、ISILやクルド人勢力も参戦)であり、トルコ国内でも対テロ戦争は継続中です。
こういう地政学リスクは市場関係者から嫌気され、トルコへの投資意欲を減少させるマイナス要因となります。
エルドアン大統領もアメリカやEUヨーロッパ諸国に喧嘩を売るのではなく、治安回復に全力を挙げて欲しいものです。
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トルコの政策金利は(2018年08月01日)現在17.75%。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑