1月経済信頼感市場予想を上回る!
先週のまとめ
トルコリラ30円前後で推移
トルコリラ自体は弱含み。
英国メイ首相やドイツメルケル首相のトルコ訪問など、欧州諸国との関係改善に期待が出来るものの、短期的にはトルコリラ高に向かう要素が無い状況です。
一方の米国ドル。
各種経済指標は好調なものの、やはりトランプ大統領次第の相場が続いています。
先週の米国ドルも…
週初めの23日、先々週のトランプ米国大統領のドル高牽制発言に引き続き、ムニューチン米国次期財務長官も「過度に強いドルは短期的にマイナス」とドル高牽制発言をしたため、ドル売り(ドル安)が進みました。
しかしトランプ大統領は24日、主に環境面での問題によりオバマ大統領により中止させられていたキーストーンXLパイプライン、及びダコタ・アクセス石油パイプラインの建設を推進する大統領令に署名。
両パイプラインの建設が実現されることになれば、大きな雇用創出が期待されています。
早々に動き出したトランプ大統領の政策への期待からニューヨークダウ平均は初めて20,000ドルの大台を突破!
ナスダック総合指数やS&P500の主要株価指数も揃って最高値を更新するなど株高展開により、リスクオン状態のドル買い(ドル高)が進みました。
と、トランプ政権高官によるドル高牽制発言によりドル安に。
(ドル安によりトルコリラ高となり、トルコリラ円は30円台を維持)
その後の両パイプライン建設推進の大統領令署名により、株高ドル高に。
(ドル高によりトルコリラ安となり、トルコリラ円は30円を割り29円台に)
しかし先週末、一部イスラム諸国からの米国入国を一時停止するという大統領令を発したことによる混乱により、米国政治への不透明感が増し、株安ドル安に進んでいます。
(ドル安によりトルコリラ高となり、トルコリラ円は30円台を回復!)
まさにトランプ相場が続いています。
今週の予想
トルコリラはレンジ内で推移か
トルコリラに関する大きなイベントはありません。
各種経済指標の発表もありますが、方向性を決めるようなイベントではありません。
強いて言えば2月2日のドイツメルケル首相とエルドアン大統領の会談でしょうか。
欧州連合(EU)加盟交渉、EUトルコ関税同盟強化へ、前向きで建設的な交渉をして欲しいものです。
全般的にトルコリラは弱含みに進みやすいものの、方向性は横ばいな展開を予想します。
一方の日本円も横ばい予想。
本日明日と日本銀行金融政策決定会合が開催されるも、金融政策の現状維持が見込まれています。
問題は米国ドル。
経済指標も米国経済の好調さを表していて、株価も絶好調。
しかしここでもトランプ大統領の保護主義への懸念。
好調な米国経済と米国政治への不安、良い材料と悪い材料入り交じり、トルコリラ円も大きく一方向に進む可能性は低いと思われます。
トルコリラ円の為替相場見通し
トルコリラ円の為替相場見通しは、
29円00銭~32円00銭程度のレンジ相場
と予想します。
先週も、29円00銭~32円00銭程度のレンジ相場と予想していました。
今週の注目材料
トルコ01月経済信頼感
01月30日 16:00 【トルコ】
01月経済信頼感
トルコ01月の経済信頼感は、実績85.70と市場予想の82.17を上回る結果となりました。
前回12月実績も89.20への大きく上方修正されました。
そんなに重要な経済指標ではありませんが、トルコ経済にが上向きになっているということは良いことです♪
トルコリラの感想
26日に1トルコリラ=29円40銭とか、29円35銭あたりをつけたときは、いつもより多くスマホでチャートを確認してしまいましたが、今現在なんとか30円台を回復して、ほっと胸をなでおろしています。
ドルトルコリラも、27日15時ごろは1ドル=3.9トルコリラだったのが、今現在は1ドル=3.78トルコリラまで、ドル安トルコリラ高が進んでいます。
下でも10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば…とは言っていますが、やはりトルコリラ高円安に越したことはないですからね♪
トルコ経済も一時期よりは上向いてきていますし、テロとか治安不安が遠のけばトルコ経済はやる子なんです、出来る子なんです!
是非落ち着いて欲しいものです。
スワップ利益は、1日10,000通貨当たり=およそ71円。
今週も1週間が過ぎ、1日あたりのスワップポイント71円X7日X320,000通貨=15,904円。
無事スワップポイント分利益15,904円獲得できました。
ありがとうございます♪
しかしヒロセ通商の1日あたりのスワップポイント71円ですか。
(30日は80円とちょっと頑張っています)
買い増しするならFXプライム by GMOですかね。
管理人はトルコリラを32円60銭で320,000通貨購入しています。
今トルコリラ円のレートは、30円00銭くらいです。
(30.0円-32.6円)X320,000通貨=-83.2万円。
為替差損は83.2万円となっています。
…。
………(涙
ただ管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、やはりマイナスは心臓に良くないです。
それまではスワップポイント利益で楽しみながら耐えるようにします。
とりあえず明日の政策金利発表に期待します♪
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トルコの政策金利は現在14.00%(2019年11月4日)。
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トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
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メキシコの政策金利は現在7.75%(2019年11月4日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
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