祝!1トルコリラ=29円台回復!
28円台は嫌い、29円台は好き、30円台はもっと好き♪
02月の第1週はおよそ1トルコリラ=29円18銭でこの週の取引を終了。
先週(1月の第4週)終値の1トルコリラ=28円95銭より、23銭のトルコリラ高円安で終了しています。
先週はトルコ2018年1月製造業PMIは過去最高を記録するなど、好調なトルコ経済によりトルコリラ高が進みました。
しかしアメリカも雇用や平均時給が絶好調なため、ドルトルコリラはあまり動かず…。
その一方で、日本銀行は「買いオペ」を7カ月ぶりに発動するなど、日本の異次元金融緩和継続意思が再確認された週となりました。
結果、トルコリラ高・ドル高・円安と、週が終わってみれば、ややトルコリラ高円安が進み、ようやく1トルコリラ=29円台を回復しました♪。
(頑張れトルコリラ!28円台は嫌い、29円台は好き、30円台はもっと好き♪)
先週のまとめ
トルコの政治経済
11月実績前月比+0.94%に対し、実績同+0.41%!
前年比に至っては、11月実績+11.67%に対し、実績同+11.33%!
12月実績95.3、市場予想95.8に対し、実績104.9!
前回11月実績-63.4億ドル、市場予想-67.0億ドルに対し、実績-92.1億ドル!
前回11月実績前年比+22.13%に対し、実績同30.84%!
●トルコ第四四半期(10月-12月)観光収入<前回第三四半期実績113.9億ドル、市場予想51.5億ドルに対し、実績61.1億ドル!
●トルコ01月製造業PMI<前回12月実績54.9、市場予想54.5に対し、実績55.70!
先週のトルコ経済指標は、総じて市場予想を上回り、トルコ経済の好調さを印象付ける結果となりました。
貿易収支は赤字額は増えましたが、まあいつものことであり、輸出額は増えたものの、輸入額がそれ以上に増えたので、結果としては大きく赤字となってしまった、というくらいです。
(いや、重要な経済指標であることは変わりないのですが、資源のないトルコにとってエネルギー価格の上昇は痛いが、これはなんともしようがない)
でも、良く言えばトルコ国内の消費(内需)が増えて輸入が増えていると言え、そう悲観することはありません。
トルコ経済は好調そのもの、と言っても過言ではないでしょう。
(あとはインフレがどうなるかですかね…)
今のところ中東(シリア)を巡る地政学リスクが少しきな臭いですが、トルコ国内でも治安を揺るがすような大きなテロ事件は発生していませんし、治安回復が進んでいると見られていることは、トルコ経済やトルコリラにとっても支援材料となるでしょう。
トルコリラの推移
週の高値は29円34銭くらい。
週の安値は28円58銭くらいでしょうか。
先週のトルコリラは、強いアメリカ経済を反映してアメリカの長期金利が上昇。
アメリカ・トルコ間の長期金利差が縮小したことにより、リスクのあるトルコよりも安全なアメリカで投資した方が良いとの思惑から、ドル買いトルコリラ売り(ドル高トルコリラ安)が進みました。
しかしその後発表されたトルコの経済指標が、どれも強いもの(高水準)となり、トルコリラ買い(トルコリラ高)が再燃。
好調なトルコ経済と絶好調なアメリカ経済と言う構図となり、膠着状態となりました。
米国と日本の政治経済
一方の米国ドル(と日本円)。
先週のドル円は、タカ派的な内容となったFOMC声明文や堅調な米国雇用統計の結果からドル高円安が進みました。
週の終値もおよそ1ドル=110円18銭と、先週の終値108円63銭から、1円55銭程度の大幅なドル高円安となり、この週の取引を終えています。
米国連邦公開市場委員会(FOMC)
01月30日-31日の日程で開催された米国連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場予想通り政策金利の据え置きが決定されました。
(フェデラルファンド・レート(FF金利)は1.25%-1.50%と現状維持に)
しかしその後発表されFOMC声明では、今年のインフレ率は上昇傾向にあり金利引き締め政策を継続する、とのタカ派的な方針が確認されたことから、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
日本銀行による指値オペ
また日本銀行は2日、約7カ月ぶりとなる特定の利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」の実施を行い、長期金利の上昇を阻止する姿勢を明確にしました。
市場による金融緩和の縮小観測を打ち消す(牽制する)狙いもあったとされ、日本の長期金利は低下。
日米金利差拡大が再び意識され、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
米国雇用統
日本時間2日夜に発表された注目の米国雇用統計では、非農業部門雇用者数で12月実績、そして市場予想を上回る前月比+20.0万人と強い数字を示したこと。
平均時給も前年比+2.9%と市場予想を上回ったことから、早期利上げ(3月利上げ)の可能性が確実視されるようになり、ドル円は一時110円47銭-48銭まで上昇しました。
ただ2日の米国株式市場では利上げによる金利負担を嫌い大幅安の展開となったことから、ドル買い(ドル高)は一服。
結局ドル円は110円18銭-19銭でこの週の取引を終えました。
引用元:ドル円為替見通し2月第1週(管理人のドル円ブログ)
上記理由により、対円でもドル高が進みました。
いやー、ドルが強いのなんの(笑
雇用統計も雇用は増える、時給は上がると、満額回答ですね♪
(完全雇用に近づきつつある今、+15万人でも御の字なのに、何というチート!)
また日本も「指し値オペ」の実施と、日本円の弱さを演出しています。
(ただ黒田日銀総裁、あまりやりすぎると効果が徐々に薄くなっていきますよ…)
上記通りトルコリラは、好調なトルコ経済によりトルコリラ高。
アメリカドルは、絶好調なアメリカ経済によりドル高。
日本円は、異次元金融緩和政策の断固継続で円安となっています。
図式でいうとドル>トルコリラ>>円という組み合わせでしょうか。
[FXGMO]
高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
今週の予想
トルコ経済指標
トルコリラに関しては、
02月05日 16:00:01月 消費者物価指数
02月05日 16:00:01月 消費者物価コア指数
02月05日 16:00:01月 生産者物価指数
02月08日 16:00:01月 鉱工業生産
が予定されています。
注目はなんと言っても01月 消費者物価指数でしょうか。
トルコにとっては重要経済指標です。
前回12%近かっただけに、いきなり一桁とは言わないので、せめて夢くらいは見させて貰えるような位置(数値)=10%前半を期待したいです♪
米国と日本の政治経済
一方の米国ドル(と日本円)、
今週のドル円は、6日に発表される米国12月の貿易収支(貿易不均衡問題)や、8日に期限を迎える暫定予算のつなぎ予算問題により、上値の重い展開が予想されます。
今週の重要な米国の経済指標・イベントは、
02月05日の01月 ISM非製造業景況指数
02月06日の12月 貿易収支
などが予定されています。
先週のイベント盛りだくさん感に比べると地味ですが、今週は下記の先進国による政策金利発表以外にもメキシコ中央銀行による政策金利の発表があったりと、各国の金融政策を見極めるには重要な週となっております。
今週の注目は01月 ISM非製造業景況指数。
市場予想は56.5と、12月実績の56.0を上回る見込みです。
米国の個人消費は相変わらず強く、市場予想通りならば消費拡大への期待は継続し、ドル高要因となります。
3月利上げ観測の高まり
先月01月の30日-31日において米国連邦準備制度理事会(FRB)により、米国連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されました。
01月の政策金利は据え置いたものの、利上げ継続の方針は堅持したことから、早ければ03月にも行われる利上げを見込んだドル買い(ドル高)が継続する可能性があります。
会合後の声明でも政策金利を引き上げても緩やかな景気拡大が続き、インフレ率の上昇も見込めるとの見解を示しています。
このため短期筋による投機的なドル売り(ドル安)は、抑制される見込みです。
ムニューシン財務長官のドル安容認発言
ただ、米国ムニューシン財務長官による「ドル安は米国の貿易にとって良いこと」「短期的なドル相場の水準にはプラスとマイナスの両方がある」発言は、その後の自身による議会証言やトランプ大統領の「強いドルを望む」発言で打ち消されたとは言え、市場では要職である米国ムニューシン財務長官によるドル安容認発言の影響が残っているのは確かです。
むしろドル安こそが本音では?と思われており、一定水準ではドル買い円売り(ドル高円安)の勢いは弱まりそうです。
中央銀行政策金利決定会合
先々週の日本・欧州、先週の米国に続き、今週はニュージーランド、オーストラリア、英国で中央銀行金融政策決定会合が開催されます。
市場予想はいずれも金融政策の現状維持、となっています。
しかしその後の声明などで、各中央銀行が今後の経済見通しや将来的な利上げなど、タカ派的な内容になることも予想され、その場合対ドルにてNZドル、豪ドル、ポンドは強含みで推移する可能性があります。
各国通貨に対するドル売りが優勢となった場合(特にポンド)、結果的にドル円の取引においてもドル売り円買い(ドル安円高)が進む可能性があります。
引用元:ドル円為替見通し2月第1週(管理人のドル円ブログ)
先週がド派手だった分、今週は大人しめですね。
しかし今週はアメリカよりも、各国中央銀行が主役!
ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、メキシコで中央銀行金融政策決定会合が開催されます。
まあ、市場予想は政策金利の現状維持ですが、その後の声明文に注目が集まります。
(メキシコを除く)好調な経済を背景に、今後の経済見通しについてどういう見解を持っているのか、タカ派的な内容だと、結果的にドル安円高になる可能性もあるので注意が必要です。
トルコリラ円の為替相場見通し
トルコリラ円の為替相場見通しは、
28円50銭から30円50銭程度のレンジ相場
と予想します。
先週は、28円00銭から30円00銭程度のレンジ相場と予想していました。
トルコリラの感想
管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っています。
と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。
先週末までのトルコリラ保有枚数は、
週末の #トルコリラ チェック!#マネーパートナーズ のドル円口座で67万通貨#ヒロセ通商 のトルコリラ口座で32万通貨#トライオートFX で31.5万通貨と計130.5万通貨保有!
現状29円18銭! #スワップポイント も増額傾向で嬉しい♪頑張れトルコリラ!#FX #為替 #スワップhttps://t.co/bSoWAHcJBH pic.twitter.com/Uf7doVoNbm— トルコリラ&メキシコペソ円スワップ生活 (@tryjpyFX) 2018年2月3日
67万通貨=マネーパートナーズnano(ドル円口座)
32万通貨=ヒロセ通商(トルコリラ円口座)
31.5万通貨=インヴァスト証券[トライオートFX](ドル円口座)
29円台回復でトルコリラ保有枚数も少し減り、合計130.5万通貨となっています。
(ヒロセ通商は長期保有戦略、マネパとトライオートFXは自動売買ですね)
29円台で足場を固めて、目指せ30円台!
(の為にも今週は29円台後半で週を終えたい♪)
日本のくりっく365では今が一番トルコリラ保有数が高まっている(皆、買い増ししている)とのことですし、日本人はトルコリラ大好きですよね(笑
スワップ利益は、1日10,000通貨当たりおよそ平均で86.28円。
今週も1週間が過ぎ、1日あたりのスワップポイント86.28円X7日X320,000通貨=19,326円。
無事スワップポイント分利益19,326円獲得できました。
ヒロセ通商さん、ありがとうございます♪
管理人はトルコリラを32円60銭で320,000通貨購入しています。
今トルコリラ円のレートは、29円18銭くらいです。
(29.18円-32.60円)X320,000通貨=-109.44万円。
為替差損は109.44万円となっています。
しかし現状スワップポイントを含めた収支は大幅プラスとなっています。
トルコリラのスワップポイントの力は偉大なり!
まあ管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもプラスは嬉しいものです♪
そうは言っても、1トルコリラ=30円台くらいには回復して欲しいなぁ(笑
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
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トルコの政策金利は現在14.00%(2019年11月4日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は現在7.75%(2019年11月4日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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