メキシコペソのゆくへはNAFTA次第
8月末までの合意は不透明も進展あり
08月の第3週はおよそ1メキシコペソ=5円84銭でこの週の取引を終了。
先々週(8月の第2週)終値の1メキシコペソ=5円80銭より、4銭のメキシコペソ高円安で取引を終了しています。
ドル円は1ドル=110円51円と先々週の終値である110円93銭から42銭程度のドル安円高で推移しています。
トルコリラの損切り後も、メキシコペソは買い増ししているサトウカズオです。
メキシコペソは有望だと思っています。
なにせ隣国が世界一の経済大国アメリカ!
資源も豊富で経済も上向き!政治も安定!
トルコリラの損切りで今現在説得力ないですけどね(笑
先週のまとめ
アメリカとのNAFTA協議、月内に終結できるか不明
メキシコのグアハルド経済相日、北米自由貿易協定(NAFTA再交渉を巡る米国との協議について、月内に終結させるとの目標を達成できない可能性があるとの認識を示した。
両国は自動車分野の貿易ルールなどを巡って隔たりがある。
メキシコ政府高官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表の協議はワシントンで4週目に入っている。
グアハルド経済相は、8月の協議終結目標は達成可能かとの質問に対し「われわれがここにいるのはそのためだ。われわれは(協議に)没頭している。成功裏に結論が得られるかわれわれには分からない」と述べた。
NAFTA再交渉を巡ってはアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国による交渉が6月に暗礁に乗り上げた後、メキシコと米国の2カ国がカナダ抜きで7月に協議を再開した。
引用元:ロイター
メキシコのグアハルド経済相、近々合意する予定・合意間近、とずっと言っていました。
8月月初も「8月中に合意予定」と言っていた記憶がありますが、最近は弱音を吐くように(笑
それでも上記にある通り、6月のアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国によるNAFTA再交渉決裂時こそ、1メキシコペソ=5円20銭台とメキシコペソ安円高が進んでいましたが、8月上旬には6円台を回復するなど、右肩上がりの力強いチャートとなっています。
先々週こそトルコショックによる新興国通貨安に巻き込まれメキシコペソ安が進みましたが、すぐさま盛り返しているなど、メキシコペソは底堅いですね♪
メキシコ経済は、経常収支はまだまだ赤字続きですが、貿易収支はプラスマイナス付近を行ったり来たりしているなど改善傾向がみられます。
インフレ率も直近は4%台後半で推移。
昨年の6%台、今年前半の5%台から、こちらも改善傾向がみられます。
ここからは徐々に下げ幅も鈍ってきますが、もう一段のインフレ率低下を期待したいところです。
懸念材料と見られていた政治・外交面も、人気取りの大衆政治家と見られていた左派のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール次期大統領…、長いので以後頭文字を取ってAMLO(=アムロ)次期大統領が、意外とまともで有能。
そしてこちらが一番の驚きである、(アメリカ批判・トランプ大統領批判で散々暴言を言っており、メキシコのトランプ大統領と言われていた)AMLO次期大統領とトランプ大統領がなぜか仲良しと、今のところ政治も安定していることが一番の良材料でしょう。
(トルコとえらい違いだ…(涙)
これでNAFTA再交渉が進展してくれたら…。
メキシコペソの推移
週の高値は5円90銭くらい。
週の安値は5円68銭くらいでしょうか。
週初めが週の最安値。
そのまま右肩上がりのチャートで、週半ばで週の最高値。
その後はリスク回避姿勢の再燃で少し値を下げる展開となりました。
ただ現状NAFTA再交渉以外大きな懸念材料はなく、大崩れすることもないのではないかと思っています。
[FXGMO]
高スワップ&約定力99%以上は伊達じゃない!
今週の予想
メキシコ経済指標
メキシコペソに関しては…、
08月22日:6月小売売上高
08月24日:第二四半期GDP
08月24日:第二四半期経常収支
などが予定されています。
注目は当然メキシコ4-6月期のGDP(確定値)です。
最近の低成長から脱却の兆しを垣間見ることができるかに注目です。
そしてもう一つが経常収支。
トルコショックの直接の引き金を引いたのは、アメリカ・トランプ大統領の関税引き上げ発言ですが、巨額の経常赤字は前々からトルコ経済の懸念材料だっただけに、メキシコはトルコの二の舞にならないように経常赤字の削減にもとる組んで欲しいものです。
ここで一つ朗報が…、
NAFTA再交渉、アメリカが農産物巡る提案撤回
メキシコ全国農牧協議会(CNA)は19日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、アメリカがメキシコ産農産物の輸入を制限するとの提案を撤回したと明らかにした。
長期化するNAFTA再交渉ではこれまで、トランプ政権が提案する自動車貿易に関するルール変更が最大の争点となってきた。
これとは別にトランプ政権は、特定の季節にだけ一部のメキシコ産農産物の輸入を制限することを求めていたが、この点に関しても意見が対立していた。
ただCNAの対外貿易担当幹部マリオ・アンドラーデ氏はロイターに対し「アメリカのカウンターパートは、アメリカが(同提案の)撤回を決めたと伝えてきた」と明らかにした。
メキシコとアメリカとの2国間協議は今週も行われる予定で、メキシコのグアハルド経済相は、今週半ばまでに結論を出したいとの期待を示している。
引用元:ロイター
これが本当なら朗報ですね♪
こうして問題点・対立点をひとつひとつ解消して締結に至って欲しいものです。
現状カナダがNAFTA再交渉から離脱したままですが、加わる予定との話もあり、今後に期待したいです。
ただ…、アメリカは11月に中間選挙が予定されています。
再交渉締結の実績を挙げたいという想いもあるかもしれませんが、トランプ政権は安易な妥協は許さないでしょう。
先は長いかもしれません。
メキシコペソ円の為替相場見通し
メキシコペソ円の為替相場見通しは、
5円65銭から5円95銭程度と予想します。
先週は、5円70銭から6円00銭程度のレンジ相場と予想していました。
メキシコペソ資産推移
管理人はメキシコペソが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。
と言うことで最近恒例のメキシコペソ保有枚数チェック。
先週末までのメキシキペソ保有枚数は、
今週の #メキシコペソ チェック!1メキシコペソ=5.84円くらい
マネーパートナーズで92万通貨、FXプライムで30万通貨保有
メキシコペソもトルコリラショックの新興国通貨売りに巻き込まれましたが、底堅いですね😆
買い増し実行中です♪😊#FX #スワップポイントhttps://t.co/Yp8iTZKMqG pic.twitter.com/IAMDGqrryP
— トルコリラ/メキシコペソ円スワップ生活 (@tryjpyFX) 2018年8月18日
92万通貨=マネーパートナーズFXnano(ドル円口座)
30万通貨=FXプライムbyGMO(トルコリラ・メキシコペソ円専用口座)
の合計122万通貨となっています。
正直に言うと…、メキシコペソは安定して利益を生み出してくれています!
素晴らしい!
スワップ利益は、お世話になっているFXプライムbyGMOで1日10,000通貨当たりおよそ平均で13.0円。
(マネパFXnanoは、値上がりしたら売って、値下がりしたら買い増ししています(笑)
今週も1週間が過ぎ、1日あたりのスワップポイント13.0円X7日X300,000通貨=2,730円。
無事スワップポイント分利益2,730円獲得できました。
FXプライムbyGMOさん、ありがとうございます。
でも投資家とは欲張りなもので、スワップポイントのもう一段高を期待しています♪
頑張ってくださいね(ハート
管理人はFXプライムbyGMOでメキシコペソを5円70銭で300,000通貨購入しています。
今メキシコペソ円のレートは、5円84銭くらいです。
(5.84円-5.70円)X300,000通貨=4.2万円。
為替差益は4.2万円となっています。
さらに毎週スワップポイントが2,730円!
買い増ししたい気持ちわかりますよね(笑
まあ管理人は、1年-2年でメキシコペソ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にさらにメキシコペソ高円安になっていれば言うことがないですね。
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
メキシコの政策金利は現在7.00%(2020年2月21日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
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