11月の第2週はおよそ1トルコリラ=20円82銭でこの週の取引を終了。
先々週(11月の第1週)終値の1トルコリラ=20円80銭より、2銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。
ドル円は1ドル=113円82銭と先々週の終値である113円20銭から62銭程度のドル高円安で推移しています。
先週のトルコリラは外的要因から20円台逆戻りも底堅く推移しています。
こんなトルコリラって久しぶりに見た気がします(笑
忙しい人へもうまとめ
- トルコ10月のインフレ率は悪化もトルコリラへは逆に上昇!
- アメリカによるイラン制裁からトルコは除外される
- アメリカ中間選挙によりドルの買い戻し⇒ドル高トルコリラ安へ
- 格付け会社ムーディーズはトルコに厳しい見通し…
- それでもトルコリラは20円台後半で底堅く推移!
先週のまとめ
トルコの政治経済
●トルコ10月消費者物価指数
09月実績前月比+6.30%、市場予想同+2.50%に対し、実績同+2.67%!
前年比に至っては09月実績+24.52%、市場予想+25.00%に対し、実績+25.24%!
●トルコ10月消費者物価コア指数
09月実績前年比+24.05%、市場予想+25.05%に対し、実績同+24.34%!
●トルコ10月生産者物価指数
09月実績前月比+10.88%、市場予想+4.20%に対し、実績同+0.91%!
前年比に至っては09月実績+46.15%、市場予想+48.41%に対し、実績+45.01%!
ますはトルコの経済指標。
先週は数少なかったものの、トルコの経済指標で一番重要と言っても過言では無い、トルコ10月消費者物価指数(≒インフレ率)の発表がありました!
結果は…先月がインフレ率のピーク!と言っていた政府関係者の予想(期待)を裏切り、改善するどころか、さらに悪化しています。
過去15年間で最悪のインフレ率を更新していますしね(涙
ただ…酷いインフレ率がさらに酷くなった訳ですが、印象としては思ったよりも悪くなかった…と言うのが正直な感想です。
前月09月の生産者物価指数が同+46.15%と酷い有様だったので、もう少し上昇していると思っていました(笑
市場も想定内の悪さだったためか、ほぼスルー状態でトルコリラは推移していきました。
そして転機が訪れたのがこの後。
日本ともどもトルコがイラン産原油の輸入の関してアメリカからの制裁を免除されたことで、トルコリラは上昇。
1トルコリラ=21円台を回復し、完全に8月のトルコショック前の値に戻しました!
#トルコリラ 21円台復帰後もさらに上昇中❗️
実に底堅く、今度は21円台で足場固めをしています😊
アメリカによるイラン制裁にトルコが除外された為か
もともと何もなければ上昇していく通貨なので上昇したのか分かりませんが…兎に角めでたい‼️
トルコリラが21円台に復帰したから今日も記念日🥰 pic.twitter.com/0yypf1E893
— サトウカズオ@トルコリラで-1600万😭 (@tryjpyFX) 2018年11月6日
素晴らしい!
週末、残念ながら21円台を維持して週を終えることは出来ませんでしたが、それでも20円台後半で底堅く推移しています。
まったく…トルコショックとは何だったのか!
(俺の1,600万円が…1,600万円が…大涙)
トルコリラの推移
週の高値は21円33銭くらい。
週の安値は20円51銭くらいでしょうか。
どうしたんだトルコリラ!
確かに21円台では足場固め出来ずに20円台に逆戻りしてしまいましたが、20円台後半では底堅く推移し、再度の21円台回復を伺っています。
先週は確かにインフレ率の悪化と言う悪材料がありましたが、これは予想された範囲であり、エルドアン大統領も大人しく、むしろ外交では頑張っており、トルコリラに関してはネガティブ材料よりもポジティブ材料の方が多いのが現状です♪
今週のトルコリラにも期待できそうです♪
米国と日本の政治経済
一方の米国ドル(と日本円)。
先週は、アメリカ中間選挙にて予想通りの展開となったこと・与党共和党が負けすぎなかったこと。
また、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC、7日-8日開催)会合にて、政策金利は据え置きとなったものの、利上げ姿勢継続の方針が再確認されたことから、リスク回避の円買い(円高)は後退。
ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
結局、週の終値もおよそ1ドル=114円09銭と、先週の終値113円20銭から、89銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。
アメリカ中間選挙
アメリカ中間選挙では、複数の調査会社による予想通り、上院で与党共和党、下院で野党民主党が過半数を制しました。
選挙前の共和党による上下両院支配は失われたもののトランプ政権を揺るがすほどではなく、むしろトランプ政権暴走へのチェック機能が働くとの思惑から選挙後の7日のアメリカ株式市場で株価は大幅高の展開に。
リスク回避姿勢は後退し、為替相場でもドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
アメリカ生産者物価指数
さらに9日に発表されたアメリカ10月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比+2.9%と市場予想の同+2.5%を大きく上回り、およそ6年ぶり高水準となったことから、12月の追加利利上げの実施確率がますます高まり、ドル円は一時113円97銭-98銭まで上昇しました。
しかしその後、アメリカ株価が大きく下落。
世界経済の減速懸念も再浮上してきたことから、結局113円81銭-82銭でこの週の取引を終えています。
引用元:ドル円為替見通し11月第2週
上記通り週初め、世界的な大注目のイベントであったアメリカ中間選挙結果は、予想通り上院は与党共和党が勝利し、下院は野党民主党が勝利しました。
この結果、当初はねじれ国会により、
●トランプ政権の政策が進まなくなる
●ロシアゲート事件(疑惑)が再燃する
●トランプ政権の弱体化・政治的先行き不透明感が増大する
などとして、ドル安円高が進むと思われていました。
しかし、いざ蓋を開けてみると、
●予想通りの結果に収まった
●ねじれ国会により、むしろチェック機能が働く
●上記結果になってもトランプ政権は続き、政権運用に関しては影響は少ない
などの理由、そして(もしかして上下両院で民主党が勝利するかも…?と言う)不確定イベントが通過したことで、むしろリスク回避姿勢は後退。
ドル高・株高・アメリカ金利高が進みました(笑
なかなか予想は当たりませんね(笑
(大統領選挙で選挙人が多い重要州では共和党が勝利しており、トランプ大統領の再選が見えてきていることも、ドル安にならなかった理由の一つに挙げられています)
さらにアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)会合にて、利上げ姿勢継続の方針が再確認されたこと。
アメリカ10月の生産者物価指数(PPI)が、およそ6年ぶり高水準となり、追加利上げへの後押しとなったことから、日米金利差拡大への思惑も重なり、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
ドルは、リスク回避姿勢の後退から再びドル高展開。
株安が気になるものの、引き続きドル高基調は継続中と見ます。
円は、リスク回避姿勢の後退で円安が進みました。
中長期的にも円安でしょうね(笑
トルコリラは、アメリカ・欧州連合(EU)との関係改善が進んでいること。
石油価格の下落⇒貿易収支の改善(トルコの貿易赤字の大部分はエネルギー関連)⇒経常収支の改善見込みからトルコリラ高となっています。
週の展開としては、ドル高↑、円安↓、トルコリラ高↑ですかね。
トルコリラは底堅く上昇中ですが、それでも現状を図で表すと円>ドル>トルコリラでしょうか。
ただ、「>>」が「>」になってます(笑
今週の予想
トルコ経済指標
トルコリラに関しては、
11月12日:09月 経常収支
11月15日:08月 失業率
11月16日:09月 鉱工業生産
などが予定されています。
注目は当然09月 経常収支でしょう。
市場予想は、19.4億ドルの黒字!そして結果は…。
すいません、今週は社畜やっててブログ更新が遅れました。
もう結果は出ていて、市場予想には及びませんでしたが18.3億ドルの黒字と2カ月連続の黒字化となっています!
昨年2017年9月は44億ドルの経常赤字だったことを考えると、大健闘と言う言葉すら生ぬるい素晴らしい成果です!
トルコ経済の足を引っ張るっ要因のひとつ経常収支の大赤字。
そのひとつが解消されていることもトルコリラにとってはポジティブ要因ですね♪
トルコ政治・外交要因
今週のトルコの政治・外交要因で注目すべきイベントは、アメリカによるトルコの国営銀行であるハルクバンクへの裁判での判決内容、そして賠償金の金額次第でしょう。
すでにアメリカで拘束中のハカン・アティッラ元副頭取は容疑も認めており、関心はその賠償金の金額となっています。
(この裁判はアメリカのイラン制裁に対し、イラン製原油をトルコを経由して販売し、そのお金がハルクバンク経由でイランに渡った問題で、さらにはエドアン大統領の関与もささやかれています)
もう判決が出てもおかしくないのですが…外交問題・外交交渉で長引いているようです。
報道ではエルドアン大統領、先のサウジアラビア政府によるカショギ記者殺害事件を上手く利用して、賠償金の減額、あわよくばトルコ政府の関与への無罪を要求しているとも…。
どのみちトルコにとっては悪材料なのですが、数千億ぐらいの賠償金だとそこまで悪影響はないと見られており、むしろイベント通過でトルコリラ再上昇!の可能性が出てきますが、数兆円規模だとさすがに耐えきれず悪影響が出てきます。
その場合は1トルコリラ=20円割れは必須でしょう。
ただイラン制裁、サウジアラビア問題もあり、アメリカも完全にトルコを敵に回したくなないようです。
そこまで大規模な賠償金にはならない、という噂も…。
こればっかりは出てみないと分からないですね。
ただ…変な言い方ですが、数千億程度の賠償金だとトルコリラにとっては上昇材料となります(笑
米国と日本の政治経済
一方の米国ドル(と日本円)、
9日に発表されたアメリカ10月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比+2.9%と、およそ6年ぶり高水準となったことから、14日に発表されるアメリカ10月の消費者物価指数(CPI)も強い数値が予想されています。
市場予想通り(前年同月比+2.5%)か、もしくはそれ以上ならば、利上げ姿勢継続を意識したドル買い(ドル高)が続くことが予想されます。
しかし1ドル=114円台はチャート的に抵抗水準と見られており、またトランプ大統領もドル高を快く思っておらず再度の口先介入も容易に想像できることから、上値の重い展開が予想されます。
つまりは今週もレンジ相場となる見通しです(笑
今週の重要な米国・日本のイベントは、11月14日の日本:7-9月期国内総生産(GDP速報値)
11月14日の米国:10月 消費者物価指数(CPI)
11月15日の米国:10月 小売売上高
などが予定されています。
今週の注目は、14日発表のアメリカ10月の消費者物価指数(CPI)でしょう。市場予想は前年同月比+2.5%(前月実績同+2.3%)、CPIコア指数も同+2.2%(前月実績+2.2%)となっています。
インフレ率は2%台を維持しており、生産者物価指数(PPI)を見る限り今後も2%台を維持しそうな状況であることから、12月の追加利上げ、2019年に向けての追加利上げ姿勢継続方針が正当化されるとの思惑から、ドルは底堅く推移しそうです。
消費者物価指数と小売売上高
今週の重要な経済指標として、14日の10月消費者物価指数(CPI)、15日の10月小売売上高と11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が挙げられます。
(フィラデルフィア連銀製造業景況指数が重要な理由として、全米をカバーするISM製造業景況感指数との高い相関性傾向があるため、ISM製造業景況感指数の先行指標と見られています)
上記通り10月のCPIは前年同月比+2.5%と予想されており、市場予想を上回るか、もしくは一致した場合、FOMCによる追加利上げ継続姿勢が正当化され日米金利差拡大への思惑からドル買い円売り(ドル高円安)が進む見込みです。しかし1ドル=114円台はチャート的に抵抗水準と見られており、またトランプ大統領もドル高を快く思っておらず再度の口先介入も容易に想像できることから、上値の重い展開が予想されます。
株価
先週も世界的な株価もさることながらアメリカ株価の上値も重く、世界経済の減速懸念などを理由にさらなる株安を警戒する相場展開となりました。
一時期より株価が為替相場に与える影響が少なくなたっとは言え、リスク回避姿勢が強まれば円買い(円高)は当然進むことから、株価を睨んだ展開となりそうです。
引用元:ドル円為替見通し11月第2週
今週の注目は、14日発表のアメリカ10月の消費者物価指数(CPI)でしょう。
アメリカのインフレ率は順調に、そして緩やかに上昇しています。
市場予想以上か予想通りならば、12月の追加利上げを正当化する材料となり、日米金利差拡大への思惑からドル買い円売り(ドル高円安)が進むことでしょう。
ただ、上記アメリカのインフレ率は順調に推移していくのでしょうけど、サトウカズオが気になるのはアメリカ株価(涙
現状、アメリカ経済は現状絶好調!
景気の低迷・経済成長の鈍化は、早くても来年後半くらいからでしょう。
そこまで心配することは無いと思うのですけどもねぇ…。
株価が低迷しており、サトウカズオが買っているナスダック総合指数関連ETFも…。
ごほん…。
話がそれましたが、最近株価と為替相場の関連性が薄くなったとは言え、株価次第ではリスク回避のドル売り円買い新興国通貨売り(ドル安円高トルコリラ安)が進むかもしれません。
ただ何度も言いますがアメリカ経済は好調です。
先のアメリカ雇用統計結果からも分かる通り、雇用市場の逼迫から賃金が上昇。
そしてその結果としてインフレ率も上昇が見込まれています。
FOMCでも12月の追加利上げはもちろん、2019年の利上げペースも年3回を維持すると見られています。
そのため今週のドル円予想は、上昇して115円00銭。
逆に現状ドルが大きく崩れることは想定しにくく下落しても112円00銭と、今週もレンジ相場と予想します。
(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)
トルコリラ円の為替相場見通し
トルコリラ円の為替相場見通しは、
19円00銭から21円50銭程度と予想します。
先週も、19円00銭から21円50銭程度のレンジ相場と予想していました。
今トルコリラ強いですよ!底堅いですよ♪
しかし正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙
トルコリラ資産推移
管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。
と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。
先週末までのトルコリラ保有枚数は、
☑️週末の #トルコリラ チェック!20円82銭で週の取引を終了
21円台は…維持できませんでしたね😅
理由は格付け会社ムーディーズがトルコ経済の縮小を示したこと
通貨安、金利上昇、インフレ率が原因
分かっとるわ😡
それでも先週比で2銭高と僅かながらでも上昇中❗️https://t.co/8QSuF59b7J pic.twitter.com/bpZCET8cCE
— サトウカズオ@トルコリラで-1600万😭 (@tryjpyFX) 2018年11月11日
損切りしたので0枚です。
一応12円くらいまでは耐えられたのですが…、もしかして損切り早まったかな?
ブログは継続していきたいので、何らかの形でかかわっていきたいとは思います。
管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのですが、そうは言ってもこの状況下は先が見えないですね。
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トルコの政策金利は(2018年11月14日)現在24.0%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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いっそのこと最大レバレッジ888倍!ドルストレートのアメリカドル/トルコリラ(売り)で海外FX XMと言う手もあります。
まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2018年11月14日)現在7.75%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。