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トルコリラは上昇中♪12日は政策金利発表!為替見通し2019年6月10日週

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トルコリラは一時19円台を回復!

12日は注目のトルコ政策金利発表

 
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6月3日の週はおよそ1トルコリラ=18円53銭でこの週の取引を終了。

先々週(5月27日の週)終値の1トルコリラ=18円47銭より、6銭のトルコリラ高円安で取引を終了しています。

ドル円は1ドル=108円19銭と先々週の終値である108円29銭から10銭程度のドル安円高で推移しています。
 

先週のトルコリラは、経済指標では5月消費者物価指数(≒インフレ率)の発表。

政治外交では、引き続きロシア製ミサイル防衛システムS-400購入に関してトルコとアメリカの関係悪化問題が影響を及ぼしています。

トルコに関するリスク回避も後退していく中トルコリラ高が進み、トルコリラ円でも上昇しています♪
 

サトウカズオもトルコリラ再デビューを果たしました!

全盛期の130万通貨保有…とまではいきませんが、15万通貨を保有しており、またコツコツと買い増ししていきます♪
 
忙しい人へまとめ

 

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2019年6月3日週のまとめ

トルコの経済

トルコ5月製造業PMI

前回4月実績46.8、市場予想47.0に対し、5月実績45.3!
 

トルコ5月消費者物価指数

4月実績前月比+1.69%、市場予想同+1.32%に対し、5月実績同+0.95%!

より重要な前年比は04月実績+19.50%、市場予想同+19.25%に対し、5月実績同+18.71%!
 

トルコ5月消費者物価コア指数

4月実績前年比+16.30%、市場予想同+16.38%に対し、実績同+15.87%!
 

トルコ5月生産者物価指数

4月実績前月比+2.98%、市場予想+1.1%に対し、5月実績+2.67%!

より重要な前年比は4月実績+30.12%、市場予想+26.7%に対し、5月実績+28.71%!
 

ますはトルコの経済指標。

注目は、なんと言ってもトルコ5月消費者物価指数!

結果は…、前月実績、市場予想を下回る素晴らしい数値です!

トルコ経済良くやった!
 


 
まさか19%を下回るとは思ってもいませんでした♪

サトウカズオは正直、あまり期待していませんでした。

理由は原油高。

資源の無いトルコにとって原油高は、輸入物価上昇=インフレ上昇(ついでに経常収支悪化)につながり、悪いことだらけです。

その原油価格も5月は、だいたい60ドル以上で推移していましたから、正直厳しいと思っていました。
 


 
6月の原油価格も、世界経済の減速懸念から、大きく下落しています。

トルコは原油輸入国ですので、原油価格が下がればトルコ経済にプラスに働きます。

5月で上記の数値となると、原油価格下落中の6月はもっと期待できそうですね♪

(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の予想ですよ♪)

 

トルコリラ用

トルコリラ円スワップポイント比較

トルコの政治外交

先週のトルコの政治・外交面では、
 
【ポジティブ材料】
・トルコ政府・中央銀行による通貨安防止政策
 

【ネガティブ材料】
・S400問題など対米関係改善の兆しなし
(⇒G20大阪サミットまで進展なしか)

・イスタンブール市長選の再選挙問題
⇒経済対策よりも選挙対策重視への懸念
 

政治外交面の注目は、何と言ってもロシア製ミサイル防衛システムS-400導入問題による対米関係の悪化でしょう。
 

先々週は、トルコのアルカ国防相が「ロシア製ミサイル(S-400)の配備は、数カ月先になるだろう」との見解を示しました。

またトルコ・エルドアン大統領と、アメリカ・トランプ大統領との大阪G20での首脳会談も決定しました。
 

しかし先週は一転、エルドアン大統領は再び「S-400は導入は決定済みだ」と発言。

トルコ当局も「導入予定に変更はない」としています。

ロシア側からも「代金は既に支払われている。予定通り出荷する」としています。
 

今月23日には上記にもある通り、イスタンブール市長選の再選挙が行われています。

その選挙結果が出るまでは、エルドアン大統領は強い大統領を演じなければいけません。

(エルドアン大統領は公正発展党党首、下記ユルドゥルム候補が副党首)

トルコ政府にとっても国民に対し弱いところは見せれないのでしょう。
 

進展は、23日のイスタンブール市長選が終わってから。

そして28日・29日のG20大阪サミット、及びエルドアン・トランプ両大統領による首脳会談が終わるまでは、この強硬姿勢に変化はなさそうです。

個人的には、23日のイスタンブール市長再選挙が終わったら強い大統領を演じることも必要なくなりますし、G20での首脳会談の手土産&見返りによっては…と思っています(笑
 

そのイスタンブール市長選の再選挙。

ロイター通信の最近の世論調査によれば、引き続き野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補が、国政与党・公正発展党(AKP)のユルドゥルム候補(元首相)を3ポイント上回る支持率を得ているそうです。

別の世論調査でも、イマモール候補がユルドゥルム候補を2ポイントリードしている調査結果もあります。
 

野党イマモール候補の勝利で、トルコの民主主義が死んではいないことが確認されてトルコリラ高になるのか。

それとも与党ユルドゥルム候補の勝利で、政治的安定が好感されトルコリラ高になるのか。

それともその逆か…。

市場はどう判断するのか…。

注目のイスタンブール市長再選挙は6月23日です。

 

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トルコリラの推移

週の高値は19円12銭くらい。

週の安値は18円34銭くらいでしょうか。
 

週の最高値は、週半ばの6月5日ロンドン時間。

週の最安値は、週初めの6月3日東京時間、となっています。
 

良いですね♪

先週よりも、一段上に切りあがった位置で値動きしています。

また先週でいえば、トルコリラは一時的ながらも19円台を回復!

その後は18円台半ばまで戻してしまいましたが、逆に言えば18円台半ばでは下げ渋っています。

6月23日のイスタンブール市長選までは大きく下がることも無いでしょう。
 

ただ、上記通りトルコ経済は少しづつですが良い方向に進んでいます。

しかし政治・外交問題は引き続き解決されていません。

G20でのエルドアン・トランプ両大統領による首脳会談が次の転換ポイントでしょうか。

頑張れトルコリラ!
 

2019年6月10日週の予想

トルコの政治経済

トルコリラに関しては、

06月12日:トルコ中央銀行・政策金利発表

06月14日:4月経常収支

などが予定されています。
 

まずは経済指標の中で一・二を争う大切な4月経常収支!

4月度は、

03月実績:-*5.9億USD
市場予想:-14.5億USD

となっています。
 

上記通り4月は原油価格が1バレル=66ドルを超えるなど、トルコにとっては非常につらい時期でした。

むしろこの程度の赤字で済むのだろうかと思っているくらいです(苦笑

当然、赤字額が少なければ少ないほどトルコリラ高材料となるでしょう♪
 

次に大注目のトルコ中央銀行による政策金利発表

現状:+24.0%
予想:+24.0%

となっています。
 

いくらトルコ5月の消費者物価指数(≒インフレ率)が低下しているからと言って、この段階で利下げは無いでしょう。

エルドアン大統領が利下げ論者で圧力をかけているからと言って、利下げしてトルコリラが暴落すればイスタンブール市長選は大敗必須です。

僅差での負けならエルドアン大統領の政治的ダメージは少なくて済みますが、大敗したとなれば政治的な求心力は大きく低下します。

そんな愚は犯さないでしょう。

次々回のトルコ中央銀行による政策金利発表は意外と早くて7月25日です。

トルコリラ円の為替相場見通し

トルコリラ円の為替相場見通しは、

17円50銭から20円00銭程度と予想します。

先週は、17円50銭から19円00銭程度のレンジ相場と予想していました。

ただ…、正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙

 

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トルコリラ資産推移

管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。

と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、
 


 
再デビューを果たし、15万通貨保有しています♪

一時期の130万通貨保有には遠く及びませんが、徐々に買い増ししていければと思っています。

これがトルコリラ円スワップ生活への大きな一歩となるのだ!

1年耐えれば4円くらいは実質平均取得値は減るのでレバレッジ低めで頑張ります(笑

管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのです(笑
 

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