不法移民対策でアメリカ・メキシコ合意!
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6月17日の週はおよそ1メキシコペソ=5円61銭でこの週の取引を終了。
6月10日の週終値の1メキシコペソ=5円66銭より、5銭のメキシコペソ安円高で取引を終了しています。
ドル円は1ドル=107円33銭と先々週の終値である108円55銭から1円22銭程度のドル安円高で推移しています。
先週のメキシコペソは、経済指標関連の発表はなし。
政治外交では、なんといっても「アメリカ・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」のメキシコ議会認可ですね♪
トランプ大統領のメキシコ制裁関税発言で5円45銭まで下がっていたメキシコペソも先々週の関税無期限停止、さらに先週の「USMCA」メキシコ議会認可によって一時5円70銭まで上昇!
今後はメキシコに続いて、カナダ・アメリカもUSMCA最終決議がなされる見込みなのでさらなる上昇も期待して良いでしょう。
メキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力。
サトウカズオも450万通貨弱ほど保有しており、コツコツと買い増ししていきます!
忙しい人へまとめ
- メキシコ議会「USMCA」を認可!
- アメリカの利下げ観測が広まり米墨金利差縮小期待からメキシコペソ高に
- 今週6月28日-29日のG20大阪サミット「米中首脳会談」に注目
2019年6月17日週まとめ
メキシコの経済
先週はメキシコの重要経済指標の発表はありませんでした。
しかし各通貨に多大な影響を与える、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC、先週18日-19日開催)から嬉しいニュースが飛び込んできました。
FOMCの声明によると、アメリカ政策金利は「据え置き」、さらに「景気減速リスクが強まれば金融緩和=利下げに転じる」可能性を示唆しました。
発表を受けてドル安円高が進行したことでメキシコペソ円としてはメキシコペソ安円高の動きとなりましたが、ドル建ての債務が多いメキシコにとってアメリカの利下げはかなりのポジティブニュースです。
(金利が減ることによる、債務+金利の支払い総額が減るため)
アメリカドルの利下げはトルコリラや南アフリカランドなどの新興国通貨の魅力上昇にもつながるため、メキシコペソの見通しはさらに明るくなってきたと言えるでしょう♪
メキシコの政治外交
先週のメキシコの政治・外交面では、
【ポジティブ材料】
・「USMCA」メキシコ議会認可
【ネガティブ材料】
・特になし
上記でも触れていますが、6月19日のメキシコ議会にて、ついに「アメリカ・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」(旧北米自由貿易協定(NAFTA)が可決されました!
メキシコ経済にとって最大級のポジティブニュースですね。
ここ最近は5月30日トランプ大統領のメキシコ制裁関税発言を受けて1メキシコペソ=5円45円銭くらいまで下落。
翌週には関税発言撤回により5円66銭まで持ち直すなど、揺れ動いていたメキシコペソですが、今回のメキシコ議会の「USMCA」批准により、一時5円70銭台を回復しています。
週後半は利益確定の売りや、中東での地政学リスク上昇によるリスク回避姿勢の台頭により、上値が重い展開となりましたが、ようやく峠を越えて安定した値動きが期待できそうです。
残るはUSMCA加盟国のアメリカ・カナダのUSMCA最終決議。
ここが決まればメキシコ関連の貿易面でネガティブな事柄は起きないでしょう。
(米中貿易戦争はメキシコにはどうしようもないですからね(苦笑)
アメリカ通商代表によると残る2国は今後2-3週間のうちに進展があるようです。
早期に可決されることを願います♪
メキシコペソの推移
週の高値は5円70銭くらい。
週の安値は5円60銭くらいでしょうか。
週の最高値は、週初めの6月18日ニューヨーク時間。
週の最低値は、週終わりの6月21日ニューヨーク時間となっています。
先週の月曜日は先々週の終値とほぼ同水準の5円64銭からスタート。
その後の週の値動き(値幅)は10銭程度と、先々週に引き続きスワップ投資としては理想的な安定した値動きとなっています。
「USMCA」の最終決議を受けて、週初めに5円70銭まで上がりましたが、その後はズルズルと後退して5円60銭と先々週と同水準に落ち着いたのは少し残念でした。
ただ、週後半の上値が重い展開は、
・アメリカの利下げ観測拡大によりドル安円高が進んだ
・中東での地政学リスク上昇によるリスク回避姿勢による円高
によるところも大きいので、メキシコにはどうしようもない事柄です(苦笑
しかし、アメリカの利下げについては日米金利差縮小によるドル安円高が進む懸念があるものの、アメリカ・メキシコ間の金利差は拡大するので、メキシコにとってはポジティブなニュースとなります。
メキシコ経済は回復傾向。
政治外交も「USMCA」の議会認可や、アメリカによる報復関税の撤廃など、かなり落ち着きを取り戻していますので、メキシコペソの今後の値動きには期待して良いかと思います。
サトウカズオの判断としては、「今が買い時」ですね。
ポジティブ材料は多く、ネガティブ材料は少ない状況です。
米中貿易戦争の動向が気になるところですが、6月28日~29日のG20大阪サミットでの米中首脳会談で、メキシコにとってグッドニュースが得られますように…。
頑張れメキシコペソ!
2019年6月24日週の予想
メキシコの経済
経済指標関連の発表は以下の通りです。
06月25日:4月小売売上高
06月26日:5月失業率
06月27日:5月貿易収支
06月28日:メキシコ中銀政策金利
が予定されており、大注目の週になりそうです(笑
特に注目したいのが、メキシコ中央銀行の政策金利ですね。
現在政策金利は3会合連続で8.25%のまま据え置きされています。
今回も据え置きが予想されていますが、アメリカの利下げ観測に対してどういう判断を下すのか。
特に声明の内容に注目したいです。
メキシコの外交
そして外交面では大注目はG20大阪サミット!
なお、メキシコのオブラドール大統領は欠席となっており、トランプ大統領との対峙を避けたとの見方もあります。
しかし、大事なのはアメリカ対メキシコではありません。
米中首脳会談の行方です!
トランプ大統領は18日Twitterで習近平国家主席と「電話でとてもよい会話をした」という期待を持たせるような発言をしています。
しかし一方で、今回の首脳会談で進展しなければ追加関税や中国企業に対する制裁も示唆しており、いまだ予断を許さない状況です。
メキシコ輸入元第1位がアメリカ、第2位が中国など、この米中貿易戦争の行くヘはメキシコ経済に直接影響します。
(まあメキシコ経済だけではなく、世界経済に影響するのですが(笑)
今回の米中首脳会談ですぐに貿易戦争が解決するとは思いませんが、追加の報復関税延期など何らかの進展があればリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る姿勢)に傾き、結果メキシコペソにも良い結果をもたらすことでしょう。
トランプ大統領、そして習近平国家主席、期待しても良いですか(笑
メキシコペソの為替相場見通し
メキシコペソ円の為替相場見通しは、5円55銭から5円75銭程度と予想します。
先週は、5円60銭から5円70銭程度のレンジ相場と予想していました。
ただ…、オブラドール大統領や、トランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下しやすいので、先行き不透明です。
しかし今回の注目はやはりG20大阪サミット。
トランプ大統領と習近平国家主席が仲良く肩を寄せ合う姿を期待したいと思います。
頑張れメキシコペソ!
メキシコペソ資産推移
サトウカズオはメキシコペソが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました(笑
と言うことで最近恒例のメキシコペソ保有枚数チェック。
先週末までのトルコリラ保有枚数は、
▶️週末の #メキシコペソ チェック
調子に乗って各FX会社合計450万通貨弱保有
1メキシコペソ=5.61円と前週比5銭安で推移
先週は大きな経済指標発表は無し😅
中南米からの移民をアメリカに渡すことも出来ず、かと言って自国で養う訳にいかずクスしい立場のメキシコhttps://t.co/Yp8iTZKMqG pic.twitter.com/qZ8NZ3nAdj
— サトウカズオ🏕スワップFX自動売買 (@tryjpyFX) 2019年6月23日
いやー、本当に調子に乗ってFX各社合計で450万通貨近く保有しています(汗
これがメキシコペソ円スワップ生活への大きな一歩となるのだ!
管理人は、1年-2年でメキシコペソ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にメキシコペソ高円安になっていれば良いのです(笑
メキシコペソ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
メキシコの政策金利は現在7.50%(2019年12月1日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
さあサトウカズオと共にメキシコペソのスワップポイントを複利で積立投資していこう!
2024年11月11日-11月17日週前週比2.6銭のメキシコペソ高円安 11月11日週のメキシコペソ/円は、メキシコ銀行(BOM)が11月14日(日本時間の15日午前4時)金融政策決定会合を開き、市場予想通り政策[…]