トルコリラ円スワップFXブログ-好数値・堅調

メキシコ政策金利は8.25%で据え置き!メキシコペソ為替見通し7月1日週

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メキシコ政策金利は8.25%で据え置き!

 
6月24日の週はおよそ1メキシコペソ=5円61銭でこの週の取引を終了。

6月17日の週終値の1メキシコペソ=5円61銭と変動なしで取引を終了しています。

ドル円は1ドル=107円92銭と先々週の終値である107円34銭から58銭程度のドル高円安で推移しています。
 

メキシコぺソは、経済指標では4月小売売上高、5月失業率、5月貿易収支、メキシコ中銀政策金利は良い方向に。

政治外交では、メキシコ・オブラドール大統領はG20大阪サミットに欠席したものの、間接的に影響がある米中貿易協議再開(アメリカ対中国の追加関税はなし)により、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)メキシコペソ高が進むことでしょう♪
 

と言っても上記G20大阪サミットや米中首脳会談は市場が閉まった後(笑

政策金利は据え置きの8.25%、貿易収支が市場予想を大きく上回るなどポジティブなニュースも多数ありましたが、6月28日-29日開催のG20大阪サミットを意識して手控えムードが広がっていました。

そのため、先週のメキシコペソ円は大きな変動はありませんでした(苦笑

ただ今週は米中首脳会談の結果、アメリカと中国の報復合戦は一時休戦・収束?の方向に向かっているので、今週のメキシコペソには期待して良いのではないでしょうか(笑
 

メキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力。

サトウカズオも450万通貨保有しており、コツコツと買い増ししていきます!
 

※:注意
ご覧のメキシコペソ為替見通しは最新ですか?

最新のメキシコペソ為替見通し情報を知りたい場合は、下の記事を参照ください。
 

忙しい人へまとめ

  • 5月貿易収支はとても良い結果♪
  • メキシコ中銀政策金利8.25%維持!
  • 米中貿易協議再開!メキシコペソ好転見込み
  • メキシコ北部地域で移民対策を発表(ポジティブニュース)

 

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2019年6月24日週まとめ

メキシコの経済

●メキシコ4月小売売上高
【前月比】
3月実績前月比-0.2%に対し、4月実績+0.7%!

【前年比】
より重要な前年比は3月実績+0.7%、市場予想+1.4%に対し、4月実績+0.8%!
 

メキシコ5月失業率
4月実績3.5%に対し、5月実績3.5%!
 

メキシコ5月貿易収支
4月実績13.7億ドル、市場予想-10.3億ドルに対し、5月実績+10.31億ドル!
 

メキシコ中央銀行政策金利
前回実績8.25%に対し、市場予想8.25%%、実績8.25%!
 

まずはメキシコの経済指標。

注目は、なんと言ってもメキシコ中央銀行による政策金利発表

結果は…、4会合連続で据え置きの8.25%!

現在の高水準金利を維持してくれるのはスワップポイント投資家としてありがたい限りですね♪

ただ、現状のメキシコのインフレ率は前年比+4.28%なんですよね。

(トルコさん、見習っておくれよ)
 


 
政策金利8.25%とは、かなりの乖離があります。

今回、政策委員会の1人から利下げ主張があるなど、年内に金融緩和=利下げがあるのはほぼ間違いないでしょう。

今後もメキシコペソスワップポイントランキングの動向には注目しておきましょう(笑
 

個人的にサプライズだったのはメキシコの重要経済指標である貿易収支

結果は、市場予想-10.3億ドルを大きく上回るまさかの+10.31億ドル!
 


 
サトウカズオは貿易収支について、良くて市場予想通り。

おそらくもっと悪いものかと思ってました(汗

なにせ取引先第1位のアメリカと第2位の中国の貿易戦争が勃発中ですからね。

中国分の代替え輸出がメキシコにきたのでしょうか(笑?
 

何にせよ貿易収支はメキシコペソ高要因なので、メキシコ経済にってもメキシコペソにとっても大歓迎です!

(特に経常収支・貿易収支は新興国の通貨に大きな影響を与えます、トルコリラが良い例です)

頑張れ!メキシコペソ!

メキシコの政治外交

先週のメキシコの政治・外交面では、
 
【ポジティブ材料】
・米中貿易摩擦に進展あり⇒メキシコ経済への悪影響を阻止

・メキシコ北部での移民対策を発表⇒アメリカとの関係改善
 

【ネガティブ材料】
・アメリカがイランに追加制裁を発表⇒ドル安円高の流れ
 

先週はメキシコが…と言う訳ではありませんが、やはり一番はG20大阪サミットでの米中首脳会談。

その中で話し合われた結果により、アメリカの対中国制裁関税第4弾の発動見送りでしょうか。

G20大阪サミットに合わせて29日行われた米中首脳会談の結果、中国への新たな制裁関税はなし、貿易交渉を再開することが発表されました。

トランプ大統領も「習国家首席ととても良い会談をした、予想よりも良かった」と話しています。

楽観視はできませんが、株式市場・為替市場にとっても良いニュースには変わりありません♪

(ロペス・オブラドール大統領もG20大阪サミット出席したら良かったのに…)
 

そしてメキシコ関係では、メキシコ北部での移民対策です。

28日ロペスオブラドール大統領は、アメリカとの国境付近、メキシコ北部で移民4万人の雇用を受け入れると発表しました!

移民対策をしなければアメリカから追加関税をかけられかねませんので、ひとまず安心ですね…。

さらにメキシコ北部では工場の労働力不足が見られている模様。

この移民対策が生産性向上、ひいてはメキシコのGDP増加への一歩になる…はず?

ただ、このお金がどこから出てきているかが心配ですが…。

(左派政権の悪い癖が出なければ良いのですが…)
 

米中・米朝首脳会談の成功(?)を通じて、世界的にリスク回避姿勢は後退しています。

イランを巡る中東での地政学リスクは燻っていますが、欧州連合(EU)の働きかけでひとまず落ち着きを取り戻しつつあるようです。

結果、政治外交面もネガティブニュースよりポジティブニュースの方が多く、メキシコペソにとっても良い展開ではないでしょうか(笑

 

セントラル短資FX

 

メキシコペソの推移

週の高値は5円65銭くらい。

週の安値は5円55銭くらいでしょうか。
 

週の最高値は、週終わり6月27日の東京時間。

週の最低値は、週半ば6月25日のニューヨーク時間となっています。
 

ポジティブニュースは多かったのですが、週末のG20大阪サミットを意識して、週の値動き(値幅)は10銭程度と堅調な推移でした。

メキシコ経済が回復傾向になるのは間違いないと思いますが、さらに一段上に切りあがる為には、アメリカと中国の貿易改善、中東での地政学リスク解消など、他国の成り行きを見守るしかなさそうです。

頑張れメキシコペソ♪
 

2019年7月1日週の予想

メキシコの経済

メキシコペソに関しては、

07月01日:6月 景況感

07月01日:6月 製造業PMI

07月04日:6月 消費者信頼感

などが予定されています。
 

注目はやはり製造業PMI

05月実績:50.0
市場予想:49.6

と、前月実績を下回る見込みです。

50が節目なので、なんとか頑張って欲しですが…。
 

メキシコの政治外交

注目すべきはメキシコ外相の中国訪問です。

G20大阪サミットにオブラドール大統領の代理で出席したエブラルド外相が7月1日-2日に北京を訪問して経済関係強化を図るための協議をするようです。

この動きの狙いはアメリカ貿易依存から抜け出すこと。

とくに最近は移民問題や通商問題で振り回されているので、是非とも頑張って欲しいところですね。

大阪サミットでは習近平国家主席と個別に接触、「中国でのメキシコの存在感を高めたい」との発言もありました。
 

さらにインド、シンガポールとの関係強化を目指すなど本気でアメリカ一強の貿易依存を実行する姿勢が伺えます。

ただ、そうは言っても隣国アメリカが後にも先にも、輸入も輸出も、最大の貿易相手国には変わりありません。

トランプ大統領のご機嫌を損ねない範囲で頑張ってほしいと願っています(笑

 

トルコリラ用

メキシコペソの為替相場見通し

メキシコペソ円の為替相場見通しは、5円55銭から5円75銭程度と予想します。

先週は、5円55銭から5円75銭程度のレンジ相場と予想していました。
 

ただし…アメリカを発端とする政治外交面のリスクも多々ありますので、先行き不透明です。

しかも、オブラドール大統領や、トランプ大統領の発言やtweet、政治的決断でメキシコペソは上下しやすいです。

まずはメキシコ北部の移民対策にトランプ大統領が満足してくれることを期待したいと思います。

頑張れメキシコペソ!
 

メキシコペソ資産推移

サトウカズオはメキシコペソが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました(笑

と言うことで最近恒例のメキシコペソ保有枚数チェック。

先週末までのトルコリラ保有枚数は、
 


 
いやー、本当に調子に乗ってFX各社合計で450万通貨近く保有しています(汗

これがメキシコペソ円スワップ生活への大きな一歩となるのだ!

管理人は、1年-2年でメキシコペソ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にメキシコペソ高円安になっていれば良いのです(笑
 

メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。

毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
 

メキシコの政策金利は現在11.25%(2023年5月19日現在)。

なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪

さあサトウカズオと共にメキシコペソのスワップポイントを複利で積立投資していこう!
 

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