最新のメキシコペソ為替見通しは←こちら♪
7月15日の週はおよそ1メキシコペソ=5円66銭でこの週の取引を終了。
7月8日の週終値の1メキシコペソ=5円67銭より、1銭のメキシコペソ安円高で取引を終了しています。
ドル円は1ドル=107円74銭と先々週の終値である107円89銭から15銭程度のドル安円高で推移しています。
メキシコペソ、先週は経済指標の発表はなし。
なお今週は6月貿易収支、6月失業率などの発表が控えており大注目の週になりそうです。
政治外交面ではなんといってもアメリカと中国の貿易戦争の好転ですね♪
アメリカのムニューシン財務長官と中国の通商交渉団が電話会談し「良好な対話」が行われたとのこと。
メキシコ輸入元は1位がアメリカ、二位が中国なので、両国間の関係改善はメキシコ経済にとって大きな意味があります。
この調子でアメリカと中国の関係が好転することを期待したいですね♪
先週のメキシコペソは値幅7銭くらいと非常に堅調で、スワップ投資としては理想的な値動きでした。
先々週に発表された6月のインフレ率も良好でしたし、政治外交面もポジティブニュースが目立つので今週のメキシコペソには期待して良いのではないでしょうか(笑
メキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力。
サトウカズオも450万通貨保有しており、コツコツと買い増ししていきます!
忙しい人へまとめ
- 先週は経済指標の発表はなし
- アメリカと中国の貿易戦争に好転の兆し♪
- メキシコ移民問題に若干のかげり…
2019年7月15日週まとめ
メキシコの経済
先週は経済指標の発表はありませんでした。
なお、先々週に発表された6月消費者物価指数(≒インフレ率)は前年比+4.28%を大きく下回る+3.95%でした。
メキシコ中央銀行が目標としているインフレ率+4%(3.0%±1.0%)の枠内となっていますね♪
▶️メキシコ6月消費者物価指数(≒インフレ率)前年比
05月実績:+4.28%
市場予想:+3.95%
06月実績:+3.95%❗️現在の政策金利が8.25%なので、利下げも検討されるでしょう
スワップポイントは減るかもしれませんが #メキシコペソ 自体は減りにくくなりますし、メキシコ経済的には良い事でしょう pic.twitter.com/ZCyvD6QvDi
— サトウカズオ🇹🇷スワップFX自動売買 (@tryjpyFX) 2019年7月9日
インフレ率やその他の経済指標が示すようにメキシコ経済が良い方向に向かっていることは間違いありません。
今週の6月貿易収支、6月失業率にも期待しておきましょう♪
メキシコの政治外交
先週のメキシコの政治・外交面では、
【ポジティブ材料】
●アメリカと中国の貿易戦争に好転の兆し
⇒ムニューシン財務長官と中国通商交渉団が「良好な対話」
【ネガティブ材料】
●アメリカがメキシコ国境での難民申請に新たな規制を発表
⇒移民対策の強化をメキシコ同意なしで決行
まずはなんといってもアメリカと中国の貿易戦争の好転でしょうか。
7月18日アメリカのムニューシン財務長官と中国の通商交渉団が電話会談し「良好な対話」が行われたようです。
メキシコにとってかなりのポジティブニュースです♪
2018年7月から始まったアメリカと中国の貿易摩擦(制裁・報復関税の掛け合い)も2019年6月のG20大阪サミット後の米中首脳会談から少しずつ明るい兆しが見え始めていましたが、今回の電話会談でさらに一歩前進したようです。
中国側は「米中交渉は間違いなく長い道のりだ」と述べてはいますが、5月に中断した対面協議が近く再開する可能性もあるとのことなので、より一層の関係改善が期待できるでしょう♪
メキシコ輸入元1位アメリカ、2位中国の貿易戦争が鎮静化すればメキシコ経済が上向くのは間違いありません。
一方で、メキシコ移民問題は若干のかげりを見せています。
7月16日よりメキシコ移民の難民申請に新たな規制を加えました。
内容はアメリカに入る前にメキシコやグアテマラの「第3国」で難民申請をして拒否された経緯がなければアメリカへの難民申請を認めないというもの。
(実質的には移民受け入れ拒否)
この新政策自体はアメリカの移民対策を強化するもので問題はないのですが、メキシコ、グアテマラ両国の合意が得られないまま発表を決行したという点が気がかりです。
一旦は収束したとみられる対メキシコ制裁関税の火種とならなければいいのですが…。
大丈夫ですよね。トランプ大統領(泣
すこし心配なニュースはありますが、経済指標をはじめ政治外交面でもポジティブニュースが多いので、これからのメキシコペソには期待していいでしょう♪
メキシコペソの推移
週の高値は5円70銭くらい。
週の安値は5円63銭くらいでしょうか。
週の最高値は、週初めの7月15日ロンドン時間。
週の最低値も、週半ばの7月18日ロンドン時間となっています。
週の値動き(値幅)は7銭程度の推移でした。
先々週はウルスア財務公債相辞任のサプライズもあり、一時5円63銭くらいまで急落するなど値幅が大きかったメキシコペソですが、先週は終始落ち着いておりスワップ投資として理想的な安定した値動きとなっています。
ただ5月31日にトランプ大統領のメキシコ制裁関税発言を受けて5円72銭から5円52銭くらいまで下落して以降、なかなか一段上に切り上がらない印象ですね。
メキシコペソがもう一段上に切り上がるには、
・アメリカとイランの対立改善
・アメリカと中国の貿易摩擦の解決
と言ったように主にアメリカの政治外交問題がクリアになる必要があるでしょう。
メキシコにはどうしようもない事柄ですが、高金利通貨はリスクに弱いので仕方ないですね(苦笑
メキシコ経済は回復傾向!
政治外交面もアメリカによる制裁関税撤廃や、中国との貿易拡大交渉も順調で、かなり落ち着きを取り戻しています。
メキシコペソの今後の値動きには期待して良いかと思います。
頑張れメキシコペソ!
2019年7月22日週の予想
メキシコの経済
今週の経済指標関連の発表は以下のとおりです。
07月24日:消費者物価指数(隔週)
07月25日:5月小売売上高
07月26日:6月貿易収支
07月29日:6月失業率
重要指標の発表がひかえており、大注目の週になりそうです(笑
特に注目したいのが、6月貿易収支です。
前回は市場予想-10.3億ドルを大きく上回る+10.31億ドルという結果でした。
貿易収支の結果は新興国の通貨に大きな影響を与えます。
(トルコリラが良い例ですね)
メキシコペソの値動きに関係してくるので要注意です。
メキシコの政治外交
先々週はウルスア財務公債相辞任などのサプライズはありましたが、現状は落ち着いてきており、メキシコの政治外交面における不安要素はこれといってありません。
強いていうならメキシコの…ではないですが先週にひきつづきアメリカとイランの対立の行方が気になります。
7月18日にはアメリカがイランの無人機を墜落したり、欧州や日本もアメリカのイラン制裁を支持しているといった米国務省の印象操作が行われる等のニュースもありました。
両国間の対立は溝が深くなるばかりで、見通し不透明です。
アメリカと他諸国との確執はメキシコにはどうしようもありませんが、アメリカの動向は間接的とはいえメキシコ経済に深刻なダメージを与える可能性があります。
今週の動向にも注目しておきましょう。
メキシコペソの為替相場見通し
メキシコペソ円の為替相場見通しは、
5円60銭から5円80銭程度と予想します。
先週も、5円60銭から5円80銭程度のレンジ相場と予想していました。
ただ…、オブラドール大統領の内政リスクや、アメリカとイランの対立など、政治外交面で上下しやすいので、先行き不透明です。
インフレ率をはじめとする経済指標には明るい兆しが見え始めているので今後のメキシコペソにも期待していいでしょう♪
頑張れメキシコペソ!
メキシコペソ資産推移
サトウカズオはメキシコペソが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました(笑
と言うことで最近恒例のメキシコペソ保有枚数チェック。
先週末までのトルコリラ保有枚数は、
▶️週末の #メキシコペソ チェック
調子に乗って各FX会社合計450万通貨弱保有
1メキシコペソ=5.66円と前週比1銭のメキシコペソ安円高😅
先週は、先々週のウルスア財務大臣辞任と言うバットニュースが嘘のように静か
重要経済指標発表もなく値動きもあまりなかったですねhttps://t.co/Yp8iTZKMqG pic.twitter.com/oepXjcfRtB
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) 2019年7月20日
いやー、本当に調子に乗ってFX各社合計で450万通貨近く保有しています(汗
これがメキシコペソ円スワップ生活への大きな一歩となるのだ!
管理人は、1年-2年でメキシコペソ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にメキシコペソ高円安になっていれば良いのです(笑
メキシコペソ/円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のメキシコペソのスワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
メキシコの政策金利は現在11.25%(2023年5月19日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
さあサトウカズオと共にメキシコペソのスワップポイントを複利で積立投資していこう!
2024年11月11日-11月17日週前週比2.6銭のメキシコペソ高円安 11月11日週のメキシコペソ/円は、メキシコ銀行(BOM)が11月14日(日本時間の15日午前4時)金融政策決定会合を開き、市場予想通り政策[…]