今週トランプ大統領とエルドアン大統領が会談
シリア問題・制裁問題で是非合意して欲しい!
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先週9月16日の週はおよそ1トルコリラ=18円69銭でこの週の取引を終了。
先々週(9月9日の週)終値の1トルコリラ=18円96銭より、27銭のトルコリラ安円高で取引を終了しています。
ドル円も1ドル=107円56銭と先々週の終値である108円09銭から53銭程度のドル高円安で推移しています。
先週のトルコリラは、アメリカの利下げでトルコ・アメリカ間の金利差は縮小(トルコリラ買い要素)も、中国派遣団がアメリカ国内の農場視察を中止したとの報道により、米中貿易協議の進展期待は後退。
(中国派遣団は早く中国に帰りたいそうです)
リスク回避のトルコ売り円買い(トルコリラ安円高)が進む結果となりました(涙
ほぼトルコが関係ないところで為替が動きましたね(苦笑
頑張れトルコリラ!
サトウカズオもトルコリラ再デビューを果たしました!
全盛期の130万通貨保有…とまではいきませんが、24万通貨を保有しており、またコツコツと買い増ししていきます♪
忙しい人へまとめ
- イランを巡る中東の地政学リスクが上昇
- トルコ・ロシア首脳会談、シリア問題は進展なし
- トルコ失業率は悪化!原因はシリア難民
- アメリカ利下げでトルコとの金利差縮小
- 米中貿易協議の進展期待は後退(涙
- リスク回避のトルコリラ安円高進む
2019年9月16日週のまとめ
トルコの経済
●トルコ6月失業率
5月実績12.8%、市場予想13.2%に対し、6月実績13.0%!
●トルコ9月消費者信頼感指数
8月実績58.3、市場予想57.0に対し、9月実績55.8%!
ますはトルコの経済指標。
先週発表された中で重要な指標は失業率。
その失業率は…、13.0%(涙
▶️トルコ:6月失業率
05月実績:12.8%
市場予想:13.2%
06月実績:13.0%市場予想は下回るも前月実績は上回る
特に15~24歳の若者層の失業率が5.4%増加し24.8%となったのが痛いです
シリアなどからの難民が職を奪っているという(事実ですが)社会不安⇒国民の不満が高まりそうです pic.twitter.com/Pc7W88zBYM— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) September 16, 2019
昨年2018年6月と比べて2.8%増加し、特に15〜24歳の若者の失業率で24.8%と酷く、同じく前年同月比で5.4%も増加しています。
つまり新規の雇用がない!
職が無いと言うのは経済の弱さにつながります。
そして社会不安に、政権の弱体化にもつながります。
まあ、失業率増加はトルコ経済の低迷だけが原因ではないのですけどね。
言ってしまえば難民が原因です。
特にシリア難民。
トルコには360万人以上のシリア難民が暮らしています。
詳しくは下記、トルコ6月失業率へ。
アメリカ予防的利下げ実施で政策金利は2.00%円にとっては残念もトルコリラにとっては吉♪ 政策金利発表前、CMEのFedWatchから予測されるアメリカ政策金利の利下げ確率は、0.25%の利下げ:54.[…]
トルコ経済はまだまだ苦しいですが、底を打ち、最悪期を脱し、上昇傾向を強めています。
特にインフレ率と経常収支の改善は目を見張るものがります。
まあ、今までが酷かったと言えばそれまでですが(笑
(1トルコリラ為替見通しブログの1管理人の感想ですよ♪)
あとは…、政治・外交がトルコの…そしてトルコリラの足を引っ張らなければ良いのですが…(溜息
トルコの政治外交
先週のトルコの政治・外交面では、
【ポジティブ材料】
●アメリカのトルコ制裁は未だ無し
⇒アメリカ議会は制裁積極的 VS トランプ大統領は消極的
⇒2020年春(4月)予定の運用を開始するまでは制裁は無いでしょう
(何のために買ったかはさておき…)
⇒アメリカ、F35売却凍結解除・再開も!
⇒トルコ、パトリオットミサイル購入も!
【ネガティブ材料】
●シリア反政府軍(トルコ支援)にシリア政府軍(ロシア支援)が攻撃を再開
●トルコ・ロシア・イラン首脳会談
⇒シリアを巡るプーチン・エルドアン大統領会談は成果無し
●アメリカとトルコ、シリアでの安全地帯設置に合意…も
⇒その後、安全地帯の面積で揉める
⇒トルコ:もっと広く
⇒アメリカ:そこはシリア国内だ
⇒今週トランプ・エルドアン大統領会談!
と、トルコの政治・外交面は、先週から大きく変わっておらず、期待されたロシア・プーチン大統領との会談もほぼ成果無しの結果となってしまいました(涙
まあこの会談は、トルコ・ロシア・イランの3カ国首脳会談の合間に行われ、タイミング的にサウジアラビア石油施設へのテロ攻撃、しかもイラン関与が噂されている中ですから、話題の中心はどうしてもそちらへ…。
シリア問題も(シリア抜きで)話し合われましたが、トルコにとっては大きな成果を上げることはできませんでした。
そして今週は続いてアメリカ・トランプ大統領の会談も予定されています。
こちらも、
・制裁問題
・シリア問題
・貿易問題(F35、パトリオット購入)
と、重要な内容となっています。
トルコリラ保有者としては、何とか良い方向で切り抜けて欲しいですね♪
そうでないとエルドアン大統領は「トルコ単独で行動する!」(シリアへの攻撃を強化する)と不安なことを言っていますから…。
また、トルコが直接かかわっていないものの、トルコ、及びトルコリラに重要な影響を及ぼすものについては、
【ポジティブ材料】
●サウジアラビアの石油施設へのテロ攻撃
⇒今月末には攻撃前の生産量を確保見通し
(しかしそれは難しいだろう…)
⇒原油価格も落ち着きを取り戻しつつあり
【ネガティブ材料】
●サウジアラビアの石油施設へのテロ攻撃
⇒中東の地政学リスク急上昇!
⇒原油価格も高値圏!
●中国派遣団のアメリカ国内の農場視察は中止!
⇒米中貿易協議の進展期待は後退し、リスク回避進む
⇒トランプ大統領「2020年の大統領選挙前に合意成立の必要はない」
などがあります。
世界的には、ほぼネガティブ材料が占めました(涙
対中国に対しては、トランプ大統領も議会も強硬派です。
対イランについては、議会は強硬派も、不経済な戦争は回避したいトランプ大統領は軍事行動には消極的です。
むしろこのサウジアラビア石油施設へのテロ攻撃の主犯はイランと断定した後でも、今週の国連総会にて「イラン・ロウハニ大統領と会談する可能性も排除しない」と言っています。
ただね…、上記通り中国に対し「2020年の大統領選挙前に合意成立の必要はない」と言っているように、大統領選挙を意識して、票に結びつきやすい軍事行動を…。
(イスラム教シーア派よりも、ユダヤ系やイスラム教スンニ派の方が【金も力も票も持っている】からね、仕方ないね)
毎回毎回、トルコの政治・外交がトルコリラ高の足を引っ張っています。
今回のトランプ大統領との会談くらい、たまにはトルコの政治・外交がトルコリラ高に役立って欲しいですね(祈り
トルコリラの推移
週の高値は19円10銭くらい。
週の安値は18円68銭くらいでしょうか。
週の最高値は、週中の9月19日ニューヨーク・アメリカ時間。
週の最安値は、週終わり9月21日ニューヨーク・アメリカ時間、となっています。
値幅42銭、結果的には1週間前に戻った感じでしょうか。
米中貿易戦争・貿易協議が全部持っていきましたね…。
米中貿易協議の進展・米中貿易戦争の緩和期待から一転、中国派遣団がアメリカ国内の農場視察を中止したとの報道から、リスク回避姿勢が進み、トルコリラ安円高の展開となってしまいました。
今週の国連総会での各国首脳会談での緊張緩和に期待したいです。
2019年9月23日週の予想
トルコの政治経済
トルコリラに関しては、
09月24日:9月 設備稼働率
09月27日:9月 経済信頼感
などが予定されています。
今週の注目はトルコ6月設備稼働率でしょうか。
08月実績:76.6%
市場予想:76.0%
悪化が予想されています。
ただまあ…、こう言っては何ですが、今週は下の外交。
国連総会でのトランプ・エルドアン両大統領による首脳会談や、イランのロウハニ大統領・安倍首相会談で値が動くことでしょう。
トルコの政治外交
上記にも書きましたが、今週は国連総会でのアメリカ・トランプ大統領との首脳会談が一番のポイントですね。
その他にもトルコリラに影響を与える会談として、
トランプ大統領と安倍首相との、日米貿易交渉の最終合意(予定)。
イギリス・ジョンソン首相とトランプ大統領の英米貿易協定(予定)。
イランのロウハニ大統領とトランプ大統領との、衝突回避に向けた協議(今から模索)。
でしょうか。
ロウハニ大統領とトランプ大統領の会談が開催されたら、一気にリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る姿勢)でしょう♪
トランプ大統領は、北朝鮮の金国家元首との会談も成功(?)させていますので期待したいですね!
トルコリラ円の為替相場見通し
トルコリラ円の為替相場見通しは、
17円50銭から19円50銭程度と予想します。
先週も、17円00銭から20円00銭程度と予想していました。
ただ…、正直トルコ経済ではなくて、エルドアン大統領やトランプ大統領の発言やtweet、政治的決断で上下するので、予想もへったくれもないですね(涙
トルコリラ資産推移
管理人はトルコリラが利益になる(儲かる)と分かってから調子に乗っていました。
と言うことで最近恒例のトルコリラ保有枚数チェック。
先週末までのトルコリラ保有枚数は、
☑️週末の #トルコリラ チェック
18円67銭で週の取引を終了、先週比27円安、24万通貨保有
⭕️アメリカ利下げでトルコとの金利差縮小
❌イランを巡る中東の地政学リスクが上昇
❌トルコ・ロシア首脳会談、シリア問題は進展なし
と良い材料は少なく結果トルコリラ安に😭
でも下げ幅も少なく安定と😊 pic.twitter.com/euRGiv7gIm
— サトウカズオ🇹🇷スワップ投資FX自動売買 (@tryjpyFX) September 21, 2019
再デビューを果たし、24万通貨保有しています♪
一時期の130万通貨保有には遠く及びませんが、徐々に買い増ししていければと思っています。
これがトルコリラ円スワップ生活への大きな一歩となるのだ!
1年耐えれば4円くらいは実質平均取得値は減るのでレバレッジ低めで頑張ります(笑
管理人は、1年-2年でトルコリラ運用を止めようとは思っていないので、10年くらい先にトルコリラ高円安になっていれば良いのです(笑
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
2024年11月11日-11月17日週前週比4.6銭のトルコリラ高円安 先週11月11日週のトルコリラ/円は、アメリカ・トルコ間の関係修復期待から、一時4.54円まで上昇。しかし週末、日本政府・日本銀行(B[…]
トルコの政策金利は現在16.50%(2019年9月23日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は現在8.00%(2019年9月23日現在)。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力です♪
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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