トライオートETF自動売買で利益UP
トライオートETFの投資対象としては26のETFが取り揃えてあります。
26銘柄と言えば数あるETFに比べれば、ほんのわずかしかありませんが、逆に考えれば厳選された銘柄と言えます。
まあ多くあっても選ぶのに困りますしね(^^♪
ただ厳選された26銘柄と言えども、おすすめ(利用して良いメリットがある)銘柄は決まっています。
それを紹介・説明していきます。
トライオートETF銘柄紹介
トライオートETFの投資対象としては26のETFが取り揃えてあります。
まずは全26銘柄を日本株、米国株、欧州株、世界株、新興国株式、債券、コモディティ(商品)、セクターローテーション、レバレッジ・インバースの順に紹介していきます。
中には耳慣れない言葉があるかもしれません。
ちなみにセクターローテーションとは、良く投資戦略(運用方法)に利用されるETFで、景気循環や相場の各局面において、各局面ごとに値上がりが予想される有望な業種セクター(銘柄群)に投資対象を切り替えていくことで、常に高いパフォーマンスを得ようとする投資戦略(運用方法)のことを言います。
レバレッジ・インバースとは、 レバレッジ(LEVERAGE)=「てこの力」という意味。
インバース(INVERSE)=「逆、反対」という意味で、少ない資金で利益率を高めたりする投資手法のことです。
レバレッジ型ETFは対象指標の動きの何倍となるようされており、逆にインバース型ETFは対象指標の-何倍となるようされています。
(例えば日経平均が上がると思えばレバレッジ型。下がると思えばインバース型となります)
日本株
銘柄名:
日経225連動型上場投資信託【日経225ETF】日経225連動ETFで純資産最大規模のETFです。
東証1部に上場する225銘柄で構成される「日経平均株価指数」に連動しており東証に上場しているため、通貨は日本円表記、日本時間で取引することができます。
銘柄名:
TOPIX連動型上場投資信託【TOPIX連動ETF】TOPIX連動ETFで純資産最大を誇るETFです。
東証1部に上場している全銘柄を対象にした指数「トピックス指数」に連動しており、東証に上場しているため、通貨は日本円表記、日本時間で取引することができます。
米国株
銘柄名:
SPDR S&P 500 ETF【S&P500ETF】S&P500関連ETFの中でも歴史が長く、人気の高いスパイダーETFです。
米国株式に投資をするならこれ!といっても過言ではない銘柄です。
世界的に有力な企業群で構成され、米国大型株ETFの中では取引高が最大であるため、流動性が高くスプレッドの幅が狭いのが魅力です。
銘柄名:
パワーシェアーズ QQQ 信託シリーズ1【ナスダック100】ナスダック100指数に連動するETFです。
この指数はナスダック指数に組み込まれている大型株100銘柄から構成される株価指数であり、一般にS&P500指数にくらべて値動きが大きいため、パッシブ運用の中でもより動きのある投資がしたい方にお勧めです。
銘柄名:
iシェアーズ ラッセル1000バリューETF【大型バリュー株】米国の大型株で構成された指数であるラッセル1000指数に組み込まれている銘柄の中でもバリュー銘柄(割安)に焦点を当てた指数に連動するETFです。
約700の銘柄で構成されており、ジョンソンエンドジョンソン、シェブロン等、厳選された大型バリュー株に投資することができます。
銘柄名:
iシェアーズ ラッセル 2000 ETF【小型株)】上場している全投資信託の中でもトップサイズのETFです。
長期的に見ると小型株のパフォーマンスは中・大型株のパフォーマンスを上回ることが様々な調査から明らかとなっており、人気を集めています。
米国小型株約2000銘柄で構成されるラッセル2000指数に連動します。
欧州株
銘柄名:
ウィズダムツリー・欧州・ヘッジド・エクイティ・ファンド【EU大型株ヘッジ】ヨーロッパには数多くの優良企業が存在しますが、その多くが世界中にモノを供給する輸出業者であり、為替の変動に影響されやすいという特徴があります。
このETFはヨーロッパ主要銘柄へ投資すると同時に、変動しやすいユーロの変動リスクをヘッジできるように設計されています。
世界株
銘柄名:
iシェアーズ MSCI ACWI ETF【MSCIワールド】米国アップルを筆頭にネスレやサムスン、インドのタタモーターズまで、新興国を含む世界46カ国、2,464もの銘柄が採用され、グローバルの株式市場の85%をカバーする株価指数、MSCI ACWIに連動するETFです。
この1本で全世界への分散投資が可能です。
新興国株式
銘柄名:
iシェアーズ 中国大型株 ETF【中国代表株50】中国株を対象としたETFの中で最大規模で、香港証券取引所で取引されている株式の中から大型および中型株式50銘柄を選定して構成される指数と同等の投資成果を目指します。
チャイナモバイル、中国建設銀行といった、中国を代表する銘柄に投資できます。
銘柄名:
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF【バンガード新興国株】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)は中国、台湾、インド、南アフリカ、ブラジル、メキシコ等新興国22ヵ国の株式3,277銘柄で構成されています(2015年12月末現在)。
2015年11月3日から小型株と中国A株の組み入れを開始し、個人では投資しづらい小型株や中国A株を含む新興国全体に1本で投資が可能です。
債券
銘柄名:
iシェアーズ iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF【投資適格社債】米国社債関連のETFの中で最大規模のETFです。
投資適格とされるBBB以上の格付け得た米ドル建ての社債で構成される指数と同等水準の投資成果を目指すよう設計されており、値動きが年間で5%~10%と他のETFと比較すると小さいので安全資産として利用されます。
銘柄名:
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF【高利回り社債】米ドル建てで発行された各国の高利回り社債(ハイイールド債)を選定して作られた指数に連動し、毎月配当が行われます。
世界の約1000銘柄のハイイールド債に分散投資がされており、デフォルトや元本割れリスクを軽減しながら高い利回りを目指すETFです。
コモディティ(商品)
銘柄名:
WTI原油連動ETF【原油ETF】原油関連ETFで最大規模のETFです。
WTI原油先物価格の動きに連動するよう設計されており、先物取引をしなくてもこのETFを売買することで同様の投資をすることが可能です。
原油関連先物を主な原資としているため配当はありません。
銘柄名:
SPDR ゴールド・シェア【SPDRゴールド】金地金の価格の動向を反映させることを目標とした、金関連で最大規模のETFです。
安定資産として知られている金ですが、現物は保管や管理が大変なため、気軽に投資できるETFが誕生しました。
このETFは実際の金を100%を保有しているため、原油同様配当はありません。
セクターローテーション
銘柄名:
生活必需品セレクト・セクターSPDRファンド【生活必需品株】米国株消費財セクターの中でも、ニーズが安定した消費財を扱う企業のETFです。
P&Gやコカコーラ、コストコなどの、普段の生活に密着した商品を提供する企業で構成されています。
生活必需品セクターはディフェンシブ銘柄の代表格であり、景気の波や為替の影響を受けにくいのが特徴です。
銘柄名:
一般消費財セレクト・セクターSPDRファンド【一般消費財株】生活必需品セクターが日常に無くてはならないものを提供するのに対しこちらのセクターは人々の生活をより豊かにするためのサービスを提供します。
ウォルトディズニー、スターバックスといった馴染みのある企業が組み入れられており、景気回復期待や可処分所得の変化に敏感です。
銘柄名:
資本財セレクト・セクターSPDRファンド【資本財株】アメリカ資本財セクターの中で最大のETFです。
資本財セクターには航空宇宙・防衛、建設関連製品、建設・土木、電気設備、航空貨物・物流サービス等のインフラ関連企業が含まれており、経済政策、オリンピックといったイベントタイミングには反発が期待されます。
銘柄名:
テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド【テクノロジー株】米国テクノロジー関連で人気No1のETFです。
保有銘柄上位に3社にアップル社、IBM、マイクロソフト社が順に名を連ねており、この3社だけでファンド全体の約30%を占めています。
馴染みのあるIT企業に投資ができる銘柄です。
銘柄名:
公益事業セレクト・セクターSPDRファンド【公共事業株】米国公益事業関連の大型株で構成されるETFで、電力、ガス、水道企業のほか、独立系発送電事業等を行う企業で構成されています。
生活必需品同様ディフェンシブセクターとして知られており不況下や景気回復局面に強いセクターです。
銘柄名:
金融セレクト・セクターSPDRファンド【金融株】アメリカの金融セクターETFで最大規模です。
商業銀行、資本市場、各種金融サービス、保険、不動産等の企業が含まれ、リーマンショックなど金融不安の最には大きく価格に影響がでやすいETFです。
ゴールドマンサックスやシティ銀行といった世界的な投資銀行も数多く含まれ、連日出来高上位ランキングに登場しています。
銘柄名:
エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド【エネルギー株】アメリカのエネルギー関連企業ETFで最大規模のETFです。
エクソンモービル、シェブロン等のを始めとした石油関連銘柄企業で構成され、近年資源や原油価格の動向に注目が集まっている中、アメリカのセクター別ETFの中でも、変動率、出来高ともに注目を集めています。
レバレッジ・インバース
銘柄名:
(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信【日経レバ】日経平均株価変動率に対して2倍の値動きになるように設計されたETFです。
前営業日と比較するとその変動率は日経平均の2倍となりますが、2営業日以上離れた日との比較においては、複利効果により原資産の変動率の2倍超又は未満となる場合があります。
銘柄名:
(NEXT FUNDS)日経ダブルインバース上場投信【日経Wインバ】日経平均株価変動率に対して-2倍の値動きになるように設計されたETFです。
前営業日と比較するとその変動率は日経平均の-2倍となりますが、2営業日以上離れた日との比較においては、複利効果により原資産の変動率の-2倍超又は未満となる場合があります。
銘柄名:
プロシェアーズ ウルトラS&P500【S&P500ダブル】米国株式市場時価総額の約80%をカバーし、米国大型株の動向をいち早く反映するといわれるS&P500指数の変動率の2倍の値動きになるように設計されたETFです。
S&P500指数が1%上昇すると2%上昇し、S&P500指数が1%下落すると2%下落する仕組みです。
銘柄名:
プロシェアーズ ウルトラプロQQQ【ナスダック100トリプル】プロシェアーズが提供するETFの中でも、特にプロ向けなものに対してのみつけられる「ウルトラプロ」の称号を持つこの銘柄は、ナスダック100指数の変動率の3倍の値動きになるよう設計されています。
銘柄名:
Direxion デイリー米国金融株ブル3倍 ETF【金融株トリプル】米国大型株指数であるラッセル1000に組み込まれている銘柄のうち、金融関連セクターに分類される大型株を厳選したものです。
米国大型金融株の指数変動率の3倍の値動きをするエキサイティングな銘柄です。
かなりのボラティリティが予想されます。
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トライオートETFのおすすめ銘柄
トライオートETFのメリットデメリットでは、以下ののようなメリット・デメリットがあると説明・紹介しました。
【メリット】
- 元本為替リスク0(ゼロ)
- 手数料無料の低コスト
- 自動売買により収益効率を格段にアップ
- 海外ETFの自動売買は少額からでも運用可能(レバレッジ)
逆にデメリットは、
【デメリット】
- 金利調整額を払わなければならない
- NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は適用外
以上のことを踏まえた上で、各銘柄への投資判断を(管理人の独断と偏見、厳しいようですが参考にされる場合は自己責任で)書いていきます。
日本株
おすすめしません。
トライオートETFのメリットを活かせず、デメリットである金利調整額の支払いが目立ってしまいます。
普通にETFを買った方が手数料も安いしお得です。
行うならレバレッジ型・インバース型にしましょう。
まだマシです。
米国株、欧州株、世界株
おすすめです!
特に世界経済のけん引役であり好調な米国株のSPDR S&P 500 ETF【S&P500ETF】やパワーシェアーズ QQQ 信託シリーズ1【ナスダック100】。
その米国株が50%以上を占め「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」をベンチマークとするiシェアーズ MSCI ACWI ETF【MSCIワールド】はおすすめです。
上の図は10年間の日本株、米国株であるナスダック、S&P500、ニューヨークダウ平均の推移です。
日本株は僅か+9%弱の上昇率に対して米国株はニューヨークダウ平均が+57%。
S&P500も+60%であり、ナスダックに至っては+130%!という上昇率となっています。
この上昇率がこれからも続くとは限りませんが、人口減の日本に比べ移民流入が続く米国株は上昇し続ける可能性は高いです。
新興国株式
新興国株は今後の値上がりにも期待出来、またトライオートETFのメリットを十分に活かすことが出来ます。
ただ…新興国ゆえにリスクが高く、わざわざトライオートETFで自動売買を利用しなくても、通常のETF購入で十分と考えます。
債券
おすすめしません。
トライオートETFで選べる債券銘柄は利回りも高く、確かに魅力的です。
しかもリスクが少なく安定していますが、安定しているが故に相場の動きも少なく、わざわざトライオートETFで自動売買を利用しなくても、通常の債券ETFの購入で十分と考えます。
コモディティ(商品)
おすすめしません。
まず金はともかく、原油は必ず値上がりするとは言い切れません。
しかも原油はリスクもついて回ります。
金ならわざわざトライオートETFで自動売買を利用しなくても、レバレッジも掛けれる通常のETF購入で十分ですし、原油ならまだセクターローテーションのエネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド【エネルギー株】の方が良いと思います。
セクターローテーション
おすすめしません。
セクターローテーションという有望な業種セクター(銘柄群)に投資対象を切り替えていく投資方法の時点で、長期的というよりかは中短期的な取引がメインとなります。
わざわざトライオートETFで自動売買を利用しなくても、通常のETF購入で十分と考えます。
ただし、テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド【テクノロジー株】ならインターネット・情報技術関連企業が市場に参入しているレバレッジ・インバースのプロシェアーズ ウルトラプロQQQ【ナスダック100トリプル】。
金融セレクト・セクターSPDRファンド【金融株】ならレバレッジ・インバースのDirexion デイリー米国金融株ブル3倍 ETF【金融株トリプル】を選んだ方が良いと思います。
レバレッジ・インバース
おすすめです!
特に米国株でもおすすめしている「S&P500」や「ナスダック100」にレバレッジを掛けるプロシェアーズ ウルトラS&P500【S&P500ダブル】やプロシェアーズ ウルトラプロQQQ【ナスダック100トリプル】は魅力的です。
また規制緩和が進んでいるDirexion デイリー米国金融株ブル3倍 ETF【金融株トリプル】もおすすめです。
ただし大きな値動きが期待できる分、利益も大きくなりますが損失も大きくなりやすいということは頭にとどめておいてください。
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トライオートETFのETF自動売買セレクトで選ぶ
トライオートETFのETF自動売買セレクトで選ぶなら
正直トライオートETFで自動売買の設定を行うのは分かりにくいし難しいです。
そういうトライオートETF初心者向けに分かりやすく、しかし利益はしっかり狙う新しい機能がトライオートETFの「ETF自動売買セレクト」です。
上記でおすすめしている銘柄も組み込まれているので安心して選べます♪
ナスダック100トリプル_ヘッジャー
ヘッジャーの考え方(インヴァスト証券より)
2016年1月からのバックテストでは、
期間収益率:+84.28%
期間実現損益:509,727円
年利換算でも+56.19%という恐ろしい数値を叩き出しています。
まとめ、管理人のおすすめETF
自動売買という性質上、値動きがある程度ないと約定(新規注文⇒決済注文)してくれません。
また金利調整額を支払う必要があるため、短期で売買をしていかなくては利益が減ってしまいます。
そのためにはある程度リスクは増えますが、レバレッジを掛けた米国株がおすすめです。
銘柄でいうと上記にもありますが、
リターン重視:ナスダック100トリプル
が良いでしょう♪
しかしリスクは抑えたい、でもレバレッジを掛けるのは怖い場合にも、同じく米国株、世界株がおすすめです。
バランス重視:S&P500ETF
MSCIワールド_ヘッジャー
口座開設、申し込み、口座維持手数料は無料なのですから、口座開設して銘柄を見ているだけでも楽しいですよ♪
トライオートFXの口座を開設すれば、トライオートETFも利用できますので、トライオートFXの口座開設でも問題なく大丈夫です♪