1月30日週の豪ドルNZドルは+3,549円
53週目:手動トラリピ50万円設定と実績
53週目の先週2023年1月30日週の利益は、
- 先週確定利益:+3,549円
- 累計確定利益:+127,194円
- 売買評価損益:-15,840円
- 2-5=総合損益:+111,354円
結果53週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+24.96%。
総合利益で年利益率+21.85%換算となっています(^^♪
先週1月30日週の豪ドル/NZドルは、オーストラリア12月小売売上高が市場予想を下回ったことから、豪ドル安が急速に進みました。
しかしその後、ニュージーランド10-12月期失業率が上昇したことから、NZ準備銀行(RBNZ)の大幅利上げ観測が後退し、NZドル安が進みました。
そのため豪ドル/NZドルでは行って来い相場となり、先々週とほぼ変わらずの先週比-0.00065NZドルの1.09419NZドルで週の取引を終了しています。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利3.35%
NZ:政策金利4.25%
となっています。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが、そうもいかないのが為替の難しいところ(;^_^A
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
1月30日週の豪ドル/NZドル
先週1月30日週の豪ドル/NZドルでは、オーストラリア12月小売売上高が市場予想を下回ったことから、豪ドル安が急速に進みました。
しかしその後、ニュージーランド10-12月期失業率が上昇したことから、NZ準備銀行(RBNZ)の大幅利上げ観測が後退し、NZドル安が進みました。
つまりは豪ドル安(NZドル高)の後のNZドル安(豪ドル高)で、壮大な行って来い相場となりました(;^_^A
まずは31日に発表されたオーストラリア12月小売売上高。
前月比で、
前回:+1.4%
予想:-0.3%
実績:-3.9%
と予想を大きく下回りました。
✅豪12月小売売上高・前月比
前回:+1.4%
予想: -0.3%
実績: -3.9%予想を上回る悪さで豪ドル急落
豪ドルNZドルは1チャリン😊
もっと下落して🙏豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定➡https://t.co/rcktVMj6HU pic.twitter.com/ek4WZBOHV3
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) January 31, 2023
オーストラリアは先々週の12月雇用統計で新規雇用者数が前月比でまさかのマイナス、失業率は上昇。
今週の小売売上高もクリスマス商戦なのに前月比で大きくマイナス。
さらにインフレ率は再加速中と、非常によろしくない傾向となっています。
豪準備銀行(RBA)も難しいかじ取りを余儀なくされることでしょう。
当然市場は豪ドル安で反応しました。
しかし2月1日に発表されたNZ1月雇用統計にて、
10-12月期就業者数が前期比で、
前回:1.3%
予想:0.3%
実績:0.2%
10-12月期失業率も、
前回:3.3%
予想:3.3%
実績:3.4%
と就業者数は予想以上に低下し、失業率は予想以上に上昇したことから、NZ準備銀行(RBNZ)の2月会合での大幅利上げ観測が後退し、NZドル安が進みました。
結果、豪ドル高の展開となり、豪ドル/NZドルでは先週比-0.00065NZドルの1.09419NZドルで週の取引を終了しています。
豪ドル急落により、年初来最強通貨の地位から陥落。
週間では下から2番目。
年初来でもメキシコペソに次ぐ、第2位となりました。
✅#FX 一週間の通貨強弱ランキング
米ドル
予想を大きく上回る1月雇用統計加ドル・メキシコペソ
原油価格は下落も隣国米雇用情勢の改善を受け景気後退懸念低下豪ドル
PPI低下(インフレピーク期待)
小売売上高低下(経済減速懸念)ポンド
0.50%追加利上げも3月にも利上げ休止の見方が浮上 pic.twitter.com/2G4hrHkkLi— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) February 4, 2023
市場では、政策金利のターミナル・レート(政策金利の最終到達点)はNZ準備銀行(RBNZ)で5.25%。
豪準備銀行(RBA)は3.60%-3.85%との見方が有力です。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが…。
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円では強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジで推移することでしょう。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
2月6日週の豪ドル/NZドル見通し
今週の重要経済指標の発表は、
06日:NZ休場
07日:豪準備銀行(RBA)政策金利
07日:12月貿易収支
10日:豪準備銀行四半期金融政策報告
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
7日の日本時間12時30分、注目の豪準備銀行(RBA)政策金利発表がありました。
前回:3.10%
予想:3.35%
実績:3.35%
と市場予想通り0.25%の追加利上げを決定しました。
利上げは9会合連続で、0.25%の利上げは4会合連続です。
声明は「今後数カ月間で政策金利のさらなる上昇が必要になる」とし、追加利上げを示唆しています。
また、これまでの「政策金利についてあらかじめ決まった道筋はない」との文言も削除しました。
つまり全般的にタカ派的な姿勢が示されました。
豪準備銀行(RBA)政策会合の結果を受けて豪ドルは急伸。
もう少しで決済約定(利益確定)だったのが一転上昇して、新規約定となりました(-_-;)
✅豪準備銀行(RBA)政策金利
前回:3.10%
予想:3.35%
実績:3.35%予想通り0.25%利上げも「更なる利上げが今後数カ月で必要になる」などタカ派的❗️
やはりインフレ再加速が原因か…
当然豪ドル上昇中
豪ドルNZドルは含み損拡大中😭 pic.twitter.com/3nr5l2uHTK— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) February 7, 2023
豪準備銀行(RBA)は、10月・11月・12月・2月の4会合でいずれも0.25%の利上げを実施しました。
2月会合では追加利上げを示唆するなどタカ派姿勢が見て取れます。
一方NZ準備銀行(RBNZ)は10月に0.50%、11月に0.75%の利上げを実施。
さらに11月会合では1.00%の利上げも検討するなど、こちらもタカ派姿勢を貫いています。
翌日物金利スワップ(OIS)によると、今後の利上げ幅は豪準備銀行(RBA)0.50%。
NZ準備銀行(RBNZ)は1.00%との見方がは有力です。
市場が予想する利上げ幅の差から考えれば、豪ドル/NZドルは上昇の幅は抑えられることでしょう。
こうした豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策の違いから、市場でも豪ドル安・NZドル高に進みやすい展開となっており、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルの下落の展開となりそうです。
しかし中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。
天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。
つまりは…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年3月7日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年年2月22日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.04~1.100NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年2月5日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
12/5週 | +90,224円 | -10,089円 | +80,135円 |
12/12週 | +92,664円 | -32,448円 | +60,216円 |
12/19週 | +102,358円 | -1,528円 | +100,830円 |
12/26週 | +110,359円 | +571円 | +110,930円 |
1/2週 | +114,001円 | -2,531円 | +111,470円 |
1/9週 | +114,611円 | -12,891円 | +101,720円 |
1/16週 | +123,056円 | +1,197円 | +124,253円 |
1/23週 | +123,645円 | -16,999円 | +106,646円 |
1/30週 | +127,194円 | -15,840円 | +111,354円 |
✅豪ドル/NZドル #手動トラリピ 50万円設定
🆕先週1月30日週
1.先週利益:+3,549円
2.累計利益:+127,194円
3.評価損益: -15,840円
2+3=総合 :+111,654円先週は壮大な行って来い相場で大きな利益
今週はRBA会合
再来週もRBNZ会合で値は大きく動く予感見通し➡https://t.co/2hrNTvm7o5 pic.twitter.com/8ouqT9y0ts
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) February 7, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート
設定は、売り買い両建て。
1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.500
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪