2月6日週の豪ドルNZドルは+0円
54週目:手動トラリピ50万円設定と実績
54週目の先週2023年2月6日週の利益は、
- 先週確定利益:+0円
- 累計確定利益:+127,194円
- 売買評価損益:-17,979円
- 2-5=総合損益:+109,215円
結果54週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+24.50%。
総合利益で年利益率+21.03%換算となっています(^^♪
先週2月6日週の豪ドル/NZドルは、7日に豪準備銀行(RBA)が追加利上げを決定し、今後の利上げ継続も表明したことから、大きく豪ドル高が進みました。
しかしその後、ニュージーランドの経済指標の改善や、NZ準備銀行(RBNZ)の利上げ期待からNZドルも上昇し、NZドル高も進みました。
結果、両通貨とも強かったのですが、豪ドルの方が勝り、結局先週比+0.00203NZドルの1.09622NZドルで週の取引を終了しています。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利3.35%
NZ:政策金利4.25%
となっています。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが、そうもいかないのが為替の難しいところ(;^_^A
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
2月6日週の豪ドル/NZドル
先週2月6日週の豪ドル/NZドルでは、7日に豪準備銀行(RBA)が追加利上げを決定し、今後の利上げ継続も表明したことから、大きく豪ドル高が進みました。
しかしその後、ニュージーランドの経済指標の改善や、NZ準備銀行(RBNZ)の利上げ期待からNZドルも上昇し、NZドル高も進みました。
結果、両通貨とも強かったのですが、豪ドルの方が勝り、結局先週比+0.00203NZドルの1.09622NZドルで週の取引を終了しています。
注目された豪準備銀行(RBA)政策金利発表では、
前回:3.10%
予想:3.35%
実績:3.35%
と市場予想通り0.25%の追加利上げを決定しました。
利上げは9会合連続で、0.25%の利上げは4会合連続です。
しかし声明では「今後数カ月間で政策金利のさらなる上昇が必要になる」とし、追加利上げを示唆。
また、これまでの「政策金利についてあらかじめ決まった道筋はない」との文言も削除しました。
つまり全般的にタカ派的な姿勢が示されました。
豪準備銀行(RBA)政策会合の結果を受けて豪ドルは急伸(NZドルは急落)。
もう少しで決済約定(利益確定)だったのが一転上昇して、新規約定となりました(-_-;)
✅豪準備銀行(RBA)政策金利
前回:3.10%
予想:3.35%
実績:3.35%予想通り0.25%利上げも「更なる利上げが今後数カ月で必要になる」などタカ派的❗️
やはりインフレ再加速が原因か…
当然豪ドル上昇中
豪ドルNZドルは含み損拡大中😭 pic.twitter.com/3nr5l2uHTK— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) February 7, 2023
市場では、豪準備銀行(RBA)はさらに利上げを行うとの観測が高まっており、このことは豪ドル/NZドルを下支えする支援材料となりそうです
しかしその後、ニュージーランド1月製造業購買担当者景気指数(PMI)が、
前回:47.8
実績:50.8
と大きく改善。
節目の50を超え、製造業の景況感の拡大を示したことから、NZ準備銀行(RBNZ)の利上げ期待も再燃し、NZドルも上昇(豪ドル安)していきました。
✅#FX 一週間の通貨強弱ランキング
メキシコペソ
予想上回る0.50%利上げ、タカ派姿勢継続加ドル
強い雇用情勢、原油価格反発ポンド
3月にも利上げ休止の可能性日本円
植田新総裁(仮)「現行の緩和政策は適切」ユーロ
5月にも利上げ休止の見方が浮上
域内経済の減速懸念も下押し圧力 pic.twitter.com/3OpJgyhIG2— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) February 13, 2023
市場では、政策金利のターミナル・レート(政策金利の最終到達点)はNZ準備銀行(RBNZ)で5.25%。
豪準備銀行(RBA)は3.60%-3.85%との見方が有力です。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが…。
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円では強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジで推移することでしょう。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
2月13日週の豪ドル/NZドル見通し
今週の重要経済指標の発表は、
16日:豪1月雇用統計
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
【2月6日週の豪ドル/NZドル】でも書いた通り、豪準備銀行(RBA)は追加利上げを決定し、今後の利上げ継続も表明しました。
また10日に発表された、豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告でもインフレ見通しを引き上げており、1月雇用統計が市場予想とおおむね一致した場合は、豪ドル高に振れやすい地合いとなっています。
その豪1月雇用統計。
1月新規雇用者数は前月比で、
前回:-1.46万人
予想:+2.00万人
1月失業率は、
前回:3.5%
予想:3.5%
と失業率は横ばいも、新規雇用者数はプラス圏に回復する見込みとなっています。
さらにロウ豪準備銀行(RBA)総裁が15日と17日に議会で証言する予定となっており、今後豪準備銀行(RBA)による利上げ姿勢がどこまで本気なのかを量る材料となるでしょう。
豪準備銀行(RBA)は、10月・11月・12月・2月の4会合でいずれも0.25%の利上げを実施しました。
2月会合では追加利上げを示唆するなどタカ派姿勢が見て取れます。
一方NZ準備銀行(RBNZ)は10月に0.50%、11月に0.75%の利上げを実施。
さらに11月会合では1.00%の利上げも検討するなど、こちらもタカ派姿勢を貫いています。
翌日物金利スワップ(OIS)によると、今後の利上げ幅は豪準備銀行(RBA)0.50%。
NZ準備銀行(RBNZ)は1.00%との見方がは有力です。
市場が予想する利上げ幅の差から考えれば、豪ドル/NZドルは上昇の幅は抑えられることでしょう。
こうした豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策の違いから、市場でも豪ドル安・NZドル高に進みやすい展開となっており、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルの下落の展開となりそうです。
しかし中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。
天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。
つまりは…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年3月7日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年年2月22日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.04~1.100NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年2月12日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
12/5週 | +90,224円 | -10,089円 | +80,135円 |
12/12週 | +92,664円 | -32,448円 | +60,216円 |
12/19週 | +102,358円 | -1,528円 | +100,830円 |
12/26週 | +110,359円 | +571円 | +110,930円 |
1/2週 | +114,001円 | -2,531円 | +111,470円 |
1/9週 | +114,611円 | -12,891円 | +101,720円 |
1/16週 | +123,056円 | +1,197円 | +124,253円 |
1/23週 | +123,645円 | -16,999円 | +106,646円 |
1/30週 | +127,194円 | -15,840円 | +111,354円 |
2/6週 | +127,194円 | -17,979円 | +109,215円 |
✅豪ドル/NZドル #手動トラリピ 50万円設定
🆕先週2月6日週
1.先週利益:+0円
2.累計利益:+127,194円
3.評価損益: -17,979円
2+3=総合 :+109,215円今週は16日豪1月雇用統計
再週は22日RBNZ会合に期待
中国経済活動再開で豪経済も上向きに見通し➡https://t.co/2hrNTvm7o5 pic.twitter.com/bbOFpam6yk
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) February 14, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート
設定は、売り買い両建て。
1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.500
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪