手動トラリピ設定

豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定の実績をブログで公開【2023年2月13日週】

オーストラリアとニュージーランド

2月13日週の豪ドルNZドルは+591円

55週目:手動トラリピ50万円設定と実績

 

2022年1月31日から始めた手動トラリピでの豪ドル/NZドル(AUD/NZD)50万円設定

55週目の先週2023年2月13日週の利益は、

  1. 先週確定利益:+591円
  2. 累計確定利益:+127,785円
  3. 売買評価損益:-29,271円
  4. 2-5=総合損益:+98,064円

 
結果55週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+24.16%

総合利益で年利益率+18.54%換算となっています(^^♪

 
先週2月13日週の豪ドル/NZドルは、オーストラリア1月の雇用統計が予想外に悪化したことで豪ドル売りが散見されましたが、それ以上にニュージーランドで起こったサイクロンによる被害が甚大で、史上3度目となる非常事態宣言が発令される事態となったことが嫌気され、NZドル売りが進みました。

結果、両通貨とも弱かったのですが、豪ドルの方が勝り、結局先週比+0.00542NZドルの1.10164NZドルで週の取引を終了しています。
 

相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。

とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。

リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。

リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
 

現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、

豪:政策金利3.35%
NZ:政策金利4.25%

となっています。

豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが、そうもいかないのが為替の難しいところ(;^_^A

そうだ!

相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
 

…ごほん…。

しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A

そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。

NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
 

豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。

まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。

そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。

つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪

さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
 

トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。

公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
 

それは本当なのか?

トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?

そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
 

スポンサードリンク

2月13日週の豪ドル/NZドル

先週2月13日週の豪ドル/NZドルでは、オーストラリア1月の雇用統計が予想外に悪化したことで豪ドル売りが散見されましたが、それ以上にニュージーランドで起こったサイクロンによる被害が甚大で、史上3度目となる非常事態宣言が発令される事態となったことが嫌気され、NZドル売りが進みました。

結果、両通貨とも弱かったのですが、豪ドルの方が勝り、結局先週比+0.00542NZドルの1.10164NZドルで週の取引を終了しています。
 

注目された豪1月雇用統計では、豪1月新規雇用者数が、

前回:-2.00万人(-1.46万人から下降修正)
予想:+2.00万人
実績:-1.15万人
 

豪1月失業率

前回:3.5%
予想:3.5%
実績:3.7%

と、どちらも市場予想と比べ弱い内容となりました。

中身を見ても、正社員数減少・労働参加率も減少と、数値以上に悪い内容だったことが伺えます。

当然、豪ドル売りが進みました。
 


 
また15・17日に行われたロウ豪準備銀行(RBA)総裁の議会証言でも、今後の利上げ継続は慎重に行われるとの見方を示すなど、全体的にハト派的な印象を与えています。

そのため一週間を通して豪ドルは売られる展開となりました。
 

しかし豪ドルよりもさらに売られたのがNZドル。

12日から大型サイクロン「ガブリエル」がニュージーランドを直撃し、北島を中心に深刻な被害が出ています。

これまで確認された死者は11人にのぼり、今も約2200人が行方不明。

復旧にかかる費用は1兆円規模とも言われています。
 

ニュージーランドの主要産業である農畜産物への被害が特に酷く、道路や鉄道の寸断で物資供給網にも乱れが生じ、現在深刻なインフレを一段と加速させかねない二重苦状態です。
 


 
自然災害は何とも言えないので話を経済的な視点に戻し、市場では政策金利のターミナル・レート(政策金利の最終到達点)はNZ準備銀行(RBNZ)で5.25%。

豪準備銀行(RBA)は3.85%-4.10%との見方が有力です。

豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが…。
 

ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円では強気な見通しを維持したままです。

そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジで推移することでしょう。

 

セントラル短資FX

\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/

2月20日週の豪ドル/NZドル見通し

今週の重要経済指標の発表は、

21日:NZ10-12月期生産者物価指数(PPI)

21日:豪準備銀行2月理事会議事要旨

22日:NZ準備銀行(RBNZ)政策金利

となっています。

また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
 

豪準備銀行(RBA)2月理事会議事要旨が21日公開されました。

議事要旨によると、政策委員会は引き締めペースを0.25%にするか0.50%にするかどうかを議論。

(結果は0.25%利上げの政策金利3.35%)

さら前回2022昨年12月会合とは異なり、引き締めサイクルの停止は検討されなかったそうです。

この「引き締め停止を議論しなかった」という事実が重要で、前回と変わりタカ派姿勢を示したと言えます。
 

しかし【2月13日週の豪ドル/NZドル】にも書いた通り、ロウ豪準備銀行(RBA)総裁は現在ハト派気味。

これはインフレは高くても、その後の経済指標が雇用を始め、弱い経済状態を示しているからです。

豪準備銀行(RBA)、難しいかじ取りが求められます。
 

そして一方のNZ準備銀行(RBNZ)

22日に政策金利が発表されます。

前回:4.25%
予想:4.75%

と0.50%の利上げ予想となっています。
 

NZ準備銀行(RBNZ)は前回2022年11月の会合で0.75%の利上げを行いましたが、今会合では利上げ幅を縮小する見込みとなっています。

最新のインフレ指標である、NZ10-12月消費者物価指数(CPI)は前年同期比で、

前回:7.2%
予想:7.1%
実績:7.2%

と市場予想を上回り、NZ準備銀行(RBNZ)のインフレ目標値である±2%(すなわち1~3%)を引き続き大きく上回っている状態です。

しかしNZ準備銀行(RBNZ)の2022年11月時点の見通しである7.50%は下回っています。

これを委員会のメンバーがどう判断するのか…。
 

前回2022年11月のNZ準備銀行(RBNZ)金融政策報告では、政策金利は2023年7-9月期の5.50%でピークに達しその後2024年7-9月期に利下げを開始するとの見通しが示されています。

しかも今回大型サイクロン「ガブリエル」がニュージーランドを直撃し、同国は国家非常事態宣言を出している状態です。

過去2回の非常事態宣言では、利下げしているそうです。

さすがに利下げは無いと思いますが、さらなる利上げ幅の縮小等はあり得るかもしれません。
 


 
豪準備銀行(RBA)は、10月・11月・12月・2月の4会合でいずれも0.25%の利上げを実施しました。

2月会合では追加利上げを示唆するなどタカ派姿勢が見て取れます。
 

一方NZ準備銀行(RBNZ)は10月に0.50%、11月に0.75%の利上げを実施。

さらに11月会合では1.00%の利上げも検討するなど、こちらもタカ派姿勢を貫いています。
 

翌日物金利スワップ(OIS)によると、今後の利上げ幅は豪準備銀行(RBA)0.50%。

NZ準備銀行(RBNZ)は1.00%との見方がは有力です。

市場が予想する利上げ幅の差から考えれば、豪ドル/NZドルは上昇の幅は抑えられることでしょう。
 

こうした豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策の違いから、市場でも豪ドル安・NZドル高に進みやすい展開となっており、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルの下落の展開となりそうです。

しかし中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。

天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。

つまりは…分かりません!

なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
 

豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年3月7日です。

NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年年2月22日です。

両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
 

豪ドル/NZドルは今後1.05~1.110NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。

つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
 

※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。

投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
 

豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績

2022年1月24日から開始して、最新の2023年2月19日時点での運用成績は、
 

累計利益評価損益総合損益
12/5週+90,224円-10,089円+80,135円
12/12週+92,664円-32,448円+60,216円
12/19週+102,358円-1,528円+100,830円
12/26週+110,359円+571円+110,930円
1/2週+114,001円-2,531円+111,470円
1/9週+114,611円-12,891円+101,720円
1/16週+123,056円+1,197円+124,253円
1/23週+123,645円-16,999円+106,646円
1/30週+127,194円-15,840円+111,354円
2/6週+127,194円-17,979円+109,215円
2/13週+127,785円-29,721円+98,064円

 


 
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。

その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。

ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
 

今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑

今後が非常に楽しみです!

 

トレイダーズ証券みんなのFXトルコリラ

\全通貨ペアでおすすめのFX会社/

豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定

それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?

それを解説していきたいと思います。
 

豪ドル/NZドル_月足チャート

2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート

 

設定は、売り買い両建て。

1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
 

  • 売  買:売り
  • レ ン ジ:1.112~1.500
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:20本
  • 利益値幅:0.007

 

  • 売  買:売り
  • レ ン ジ:1.075~1.110
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:36本
  • 利益値幅:0.007

 

  • 売  買:買い
  • レ ン ジ:1.040~1.075
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:36本
  • 利益値幅:0.007

 

  • 売  買:買い
  • レ ン ジ:1.000~1.038
  • 注文金額:0.1万
  • トラップ:20本
  • 利益値幅:0.007

 
この設定で利益増を狙います♪
 

2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。

コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。

今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
 

一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。

しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
 

手動トラリピのメリットデメリット

トルコリラとメキシコペソのFXブログ_メリット・デメリット
 
手動トラリピのメリット=トラリピのデメリット

  • FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
  • スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
  • スワップポイントが高い、またはプラス
  • 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し

 

手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット

  • トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
  • スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
  • スワップポイントが低い、またはマイナス
  • トラリピは超簡単設定!

 

手動トラリピまとめ

繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。

一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。

手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。

ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
 

対策としては決済値幅を広げることでしょうか。

サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。

いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
 

それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。

現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。

それくらいがちょうど良いと思います(^^♪

 

 

トレイダーズ証券【LIGHT FX】
セントラル短資FX
手動トラリピ設定
最新情報をチェックしてあげる(^^♪