4月3日週の豪ドルNZドルは+7,506円
62週目:手動トラリピ50万円設定と実績
62週目の先週2023年4月3日週の利益は、
- 先週確定利益:+7,506円
- 累計確定利益:+167,902円
- 売買評価損益:-12,680円
- 2-5=総合損益:+155,222円
結果62週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+28.16%。
総合利益で年利益率+26.04%換算となっています(^^♪
先週4月3日週の豪ドル/NZドルは、豪準備銀行(RBA)・NZ準備銀行(RBNZ)で共に金融政策決定会合がありましたが、ハト派・タカ派がはっきりと分かれる内容となりました。
豪準備銀行(RBA)は政策金利を据え置いた一方、NZ準備銀行(RBNZ)は予想外に0.50%利上げし、さらに利上げ姿勢を維持しています。
結果、豪ドル安・NZドル高の展開となり先週比-0.00570NZドルの1.06329NZドルで週の取引を終了しました。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利3.60%
NZ:政策金利5.25%
となっています。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが、そうもいかないのが為替の難しいところ(;^_^A
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
4月3日週の豪ドル/NZドル
先週4月3日週の豪ドル/NZドルは、豪準備銀行(RBA)・NZ準備銀行(RBNZ)で共に金融政策決定会合がありましたが、ハト派・タカ派がはっきりと分かれる内容となりました。
豪準備銀行(RBA)は政策金利を据え置いた一方、NZ準備銀行(RBNZ)は予想外に0.50%利上げし、さらに利上げ姿勢を維持しています。
結果、豪ドル安・NZドル高の展開となり先週比-0.00570NZドルの1.06329NZドルで週の取引を終了しました。
4月4日、注目の豪準備銀行(RBA)政策金利の発表がありました。
前回:3.60%
予想:3.60%
実績:3.60%
と、予想通り政策金利を据え置きました。
✅豪準備銀行(RBA)政策金利
前回:3.60%
予想:3.60%
実績:3.60%予想通りも本当に金利を据え置いた❗️
ただし声明には今後に引き締めが必要になる可能性ありとも示唆一方NZ準備銀行(RBNZ)は0.25%利上げの5.00%予想
豪ドルNZドルは上値の重い展開(豪ドル安NZドル高)が予想されます pic.twitter.com/9xzw9KUmhn— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) April 4, 2023
声明で、「更なる追加利上げが必要かもしれない」「インフレ抑制に向けて断固たる措置を取り続ける」今後の利上げに言及しつつも、「政策金利の引き上げ効果は、タイムラグがある」「様々なデータはインフレがピークに達したことを示唆しており、今後鈍化していく見通し」と今回政策金利を据え置いた理由を正当化しました。
結果豪ドルは、対ドル・対円・対NZドルで下落していきました。
翌4月5日、NZ準備銀行(RBNZ)政策金利も発表されました。
前回:4.75%
予想:5.00%
実績:5.25%
と、予想を上回る0.50%利上げを決定!
利上げは11会合連続、0.50%の利上げは2会合連続です。
NZ準備銀行(RBNZ)はタカ派的な姿勢を維持しました。
声明でも、「インフレ率は依然として高過ぎて根強く、雇用は持続可能な最大水準を超えている」と指摘。
また先の大型サイクロン・ガブリエルにより、「最近の気象災害の影響によって一部の製品やサービスの価格が上昇しており、この短期的なインフレ率の上昇によってインフレ期待が持続的に目標レンジを上回るリスクが高まっている」との見方を示しています。
結果「インフレ率を1~3%の目標レンジ内に戻すため、政策金利を引き続き引き上げる必要がある」としています。
当然NZドルは、対ドル・対円・対豪ドルで上昇していきました。
✅#FX 一週間の通貨強弱ランキング
ポンド
原油高
経済指標が堅調ズロチ
政策金利6.75%に据え置きユーロ
ECBはタカ派・追加利上げ観測日本円
前半リスクオフの円買い
後半キャリートレード再開の円売りメキシコペソ
米国がくしゃみをすれば風邪をひく pic.twitter.com/BxjbGYLV0t— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) April 9, 2023
豪準備銀行(RBA)が政策金利を据え置いたことで豪ドル安・NZドル高が進みそうですが、中国の経済活動再開により、石炭・鉄鉱石などのオーストラリア主要出資源の価格も再上昇しており、貿易収支・経常収支改善の可能性も上昇しているので、展開は難しいところ…。
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円でも強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジ相場を維持すると思われます。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
4月10日週の豪ドル/NZドル見通し
今週4月10日週の重要経済指標の発表は、
10日:NZ休場
10日:豪休場
13日:豪3月雇用統計
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
注目は豪3月雇用統計。
新規雇用者数は前月比で、
前回:6.46万人
予想:2.00万人
失業率は、
前回:3.5%
予想:3.6%
と前月より悪化する予想となっています。
もともと豪準備銀行(RBA)も消費者物価を目標に戻すために、ある程度の追加引き締めが必要になる可能性は示唆しています。
雇用統計が市場予想よりも良い内容となり、労働市場は引き続き逼迫していることが証明されれば、追加利上げも現実味を帯びてきて豪ドル高となる可能性があります。
【4月3日週の豪ドル/NZドル】の項でも書いた通り、豪準備銀行(RBA)は政策金利を据え置いた一方、NZ準備銀行(RBNZ)は市場予想を上回る0.50%利上げを実施ました。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策を比較すれば、豪ドル/NZドルは豪ドル安・NZドル高、つまりはチャート上では下落と推移しそうです。
しかし遅かれ早かれ、いずれNZ準備銀行(RBNZ)も利上げを停止を検討する時期が来ると考えられます。
短期的に豪ドル/NZドルは下落しても、いずれ上昇に転じ、結局はレンジ相場となる可能性が高いように思われます。
豪準備銀行(RBA)は、4月会合でとうとう金利を据え置きました。
声明では「更なる追加利上げが必要かもしれない」と今後の利上げに含みを持たすも、全体としてはハト派姿勢が見て取れます。
一方NZ準備銀行(RBNZ)は11月に0.75%、2月に0.50%、4月も0.50%の利上げを実施。
さらに利上げ姿勢を貫くなど、こちらはタカ派姿勢を貫いています。
こうした豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策の違いから、市場でも豪ドル安・NZドル高に進みやすい展開となっており、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルの下落の展開となりそうです。
しかし中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。
天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。
目先の金利差でNZドルか。
長期的に経済力差や資源高からの豪ドル高か。
…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年5月2日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年5月24日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.05~1.130NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年4月9日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
2/6週 | +127,194円 | -17,979円 | +109,215円 |
2/13週 | +127,785円 | -29,721円 | +98,064円 |
2/20週 | +132,001円 | -8,570円 | +123,431円 |
2/27週 | +139,014円 | -6,890円 | +132,124円 |
3/6週 | +145,416円 | -240円 | +145,176円 |
3/13週 | +153,525円 | -5,989円 | +147,536円 |
3/20週 | +159,264円 | -3,046円 | +156,218円 |
3/27週 | +160,396円 | -5,741円 | +154,655円 |
4/3週 | +167,902円 | -12,680円 | +155,222円 |
✅豪ドルNZドル #サトウの手動トラリピ 50万円設定
🆕先週4月3日週
1.先週利益:+7,506円
2.累計利益:+167,902円
3.評価損益: -12,680円
2+3=総合 :+155,222円スプレッドの広いトラリピより狭い手動トラリピ
累計で+28.16%
総合で+26.04%
順調に利益増加中見通し👉https://t.co/2hrNTvm7o5 pic.twitter.com/1FbDDjfGCm
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) April 11, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート
設定は、売り買い両建て。
1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.500
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪