4月10日週の豪ドルNZドルは+7,386円
63週目:手動トラリピ50万円設定と実績
63週目の先週2023年4月10日週の利益は、
- 先週確定利益:+7,386円
- 累計確定利益:+175,288円
- 売買評価損益:+445円
- 2-5=総合損益:+175,733円
結果63週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+28.94%。
総合利益で年利益率+29.01%換算となっています(^^♪
先週4月10日週の豪ドル/NZドルは、豪3月雇用統計が市場予想を上回る良い内容となったことから豪ドルは上昇。
一方5日のNZ準備銀行(RBNZ)による予想以上の0.50%利上げが、逆に過剰利上げで景気を減速させかねないなどの懸念からNZドル安に。
結果、豪ドル高・NZドル安の展開となり先週比+0.01720NZドルの1.08049NZドルで週の取引を終了しました。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利3.60%
NZ:政策金利5.25%
となっています。
豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策スタンスの違いから、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルは下落の展開となりそうですが、そうもいかないのが為替の難しいところ(;^_^A
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
4月10日週の豪ドル/NZドル
先週4月10日週の豪ドル/NZドルは、豪3月雇用統計が市場予想を上回る良い内容となったことから豪ドルは上昇。
一方5日のNZ準備銀行(RBNZ)による予想以上の0.50%利上げが、逆に過剰利上げで景気を減速させかねないなどの懸念からNZドル安に。
結果、豪ドル安・NZドル高の展開となり先週比+0.01720NZドルの1.08049NZドルで週の取引を終了しました。
注目の豪3月雇用統計では、3月新規雇用者数が、
前回:6.36万人(6.46万人から下降修正)
予想:2.00万人
実績:5.30万人
と市場予想を大きく上回る結果に。
正規雇用が大きく増加し、非正規雇用者数が減少すると言う理想的な内容となりました。
3月失業率も、
前回:3.5%
予想:3.6%
実績:3.5%
と上昇予想に対し横ばいを維持した結果、豪準備銀行(RBA)による利上げ再開の思惑が浮上し、豪ドル高が進みました。
一方のNZドル。
5日にNZ準備銀行(RBNZ)は政策金利も発表し、予想を上回る0.50%利上げを決定!
利上げは11会合連続、0.50%の利上げは2会合連続。
今後の利上げも示唆すると言うタカ派姿勢を示しましたが…。
現状、ニュージーランドの住宅価格は記録的な下落となっており、企業景況感も1970年代以降でもっとも低い水準にあります。
どうも市場からは過剰利上げで、景気を減速させかねないとの懸念が出ているみたいです。
そのため思ったよりも上昇せず、実際はNZドル安に…。
✅#FX 一週間の通貨強弱ランキング
ユーロ
ドイツ・ベルギー中銀総裁追加利上げを支持メキシコ
G7声明で中国回避示唆⇒メキシコに工場⇒米輸出豪ドル
3月豪雇用統計が予想を上回るNZドル
過剰引締めによる景気後退懸念日本円
植田新総裁、YCCやマイナス金利などの緩和政策を当面継続する方針 pic.twitter.com/SvLUAv05u6— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) April 15, 2023
まあ豪準備銀行(RBA)が政策金利を据え置き、逆にNZ準備銀行(RBNZ)は利上げを継続したことで、今後は豪ドル安・NZドル高が進みそうですが、中国の経済活動再開により、石炭・鉄鉱石などのオーストラリア主要出資源の価格も再上昇しており、貿易収支・経常収支改善の可能性も上昇しているので、展開は難しいところ…。
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円でも強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジ相場を維持すると思われます。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
4月17日週の豪ドル/NZドル見通し
今週4月17日週の重要経済指標の発表は、
18日:豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨
20日:NZ1-3月期消費者物価指数(CPI)
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
18日、豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨が公表されました。
4月の会合では政策金利を据え置いたのですが、移民急増や公務員の賃上げが追加利上げの必要性を示す中、金利据え置きはきわどい決定だったとし、今後についてもインフレや需要が鈍化しなければ追加利上げを実施する意向を示しました。
市場は当然、豪ドル高で反応しています。
✅豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨公表
1⃣金融政策が短期間で大幅に引き締められていたことに基づいて利上げ停止を決定
2⃣しかし利上げも積極的に検討した
3⃣追加利上げの必要性を示す材料もある中、金利据え置きはきわどい決定だった
豪ドルじわじわ上昇中😊
👉https://t.co/rcktVMj6HU pic.twitter.com/LBCLiIfML0
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) April 18, 2023
注目は20日のNZ1-3月期消費者物価指数(CPI)。
前年同月比で、
前回:7.2%
予想:6.9%
と僅かに鈍化する予想となっていますが、前期比では、
前回:1.4%
予想:1.5%
と逆に加速する見込みとなっています。
市場ではNZ準備銀行(RBNZ)は年内にも利下げに転じるとの見方が主流となっています。
市場予想を下回る結果になれば、その見方を正当化する内容となり、NZドルが売られ(NZドル安となり)豪ドル/NZドルは上昇して可能性があります。
豪準備銀行(RBA)は、4月会合でとうとう金利を据え置きました。
声明では「更なる追加利上げが必要かもしれない」と今後の利上げに含みを持たすも、全体としてはハト派姿勢が見て取れます。
一方NZ準備銀行(RBNZ)は11月に0.75%、2月に0.50%、4月も0.50%の利上げを実施。
さらに利上げ姿勢を貫くなど、こちらはタカ派姿勢を貫いています。
こうした豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策の違いから、市場でも豪ドル安・NZドル高に進みやすい展開となっており、新たな材料が出てこなければ豪ドル/NZドルの下落の展開となりそうです。
しかし遅かれ早かれ、いずれNZ準備銀行(RBNZ)も利上げを停止を検討する時期が来ると考えられます。
また中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。
天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。
目先の金利差でNZドルか。
長期的に経済力差や資源高からの豪ドル高か。
…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年5月2日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年5月24日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.05~1.130NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年4月16日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
2/6週 | +127,194円 | -17,979円 | +109,215円 |
2/13週 | +127,785円 | -29,721円 | +98,064円 |
2/20週 | +132,001円 | -8,570円 | +123,431円 |
2/27週 | +139,014円 | -6,890円 | +132,124円 |
3/6週 | +145,416円 | -240円 | +145,176円 |
3/13週 | +153,525円 | -5,989円 | +147,536円 |
3/20週 | +159,264円 | -3,046円 | +156,218円 |
3/27週 | +160,396円 | -5,741円 | +154,655円 |
4/3週 | +167,902円 | -12,680円 | +155,222円 |
4/10週 | +175,288円 | +445円 | +175,733円 |
✅豪ドルNZドル #サトウの手動トラリピ 50万円設定
🆕先週4月10日週
1.先週利益:+7,386円
2.累計利益:+175,288円
3.評価損益:+445円
2+3=総合 :+175,733円スプレッドの広いトラリピより狭い手動トラリピ
累計で+28.94%
総合で+29.01%
順調に利益増加中見通し👉https://t.co/2hrNTvm7o5 pic.twitter.com/SZeaYadmDX
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) April 18, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート
設定は、売り買い両建て。
1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.500
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪