5月1日週の豪ドルNZドルは+10,673円
66週目:手動トラリピ50万円設定と実績
66週目の先週2023年5月1日週の利益は、
- 先週確定利益:+10,673円
- 累計確定利益:+199,161円
- 売買評価損益:-308円
- 2-5=総合損益:+198,853円
2週連続、統計史上最高総合損益を達成!
結果66週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+31.38%。
総合利益で年利益率+31.33%換算となっています(^^♪
先週5月1日週の豪ドル/NZドルは、豪ドルもNZドルも強かったのですが、やはり豪準備銀行(RBA)によるサプライズ利上げ(予想3.60%、実績3.85%)の影響が大きい週となりました。
結果、NZドル高・豪ドルもっと高の展開となり先週比+0.00334NZドルの1.07288NZドルで週の取引を終了しています。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利3.85%
NZ:政策金利5.25%
となっています。
NZ準備銀行(RBNZ)は一貫してタカ派:利上げ姿勢継続ですが、豪準備銀行(RBA)は姿勢がころころ変わって分からないですね(-_-;)
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れる・ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
5月1日週の豪ドル/NZドル
先週5月1日週の豪ドル/NZドルは、豪ドルもNZドルも強かったのですが、やはり豪準備銀行(RBA)によるサプライズ利上げ(予想3.60%、実績3.85%)の影響が大きい週となりました。
結果、NZドル高・豪ドルもっと高の展開となり先週比+0.00334NZドルの1.07288NZドルで週の取引を終了しています。
2日に発表された注目の豪準備銀行(RBA)政策金利は、
前回:3.60%
予想:3.60%
実績:3.85%
と大方の据え置き予想に反しサプライズ利上げとなり、4月に停止した利上げを再開しました。
また声明でも「ある程度のさらなる金融政策の引き締めが必要になるかもしれない」とし、今後さらに利上げする可能性を示唆しています。
当然市場も豪ドル高で反応しました。
✅豪準備銀行(RBA)政策金利
前回:3.60%
予想:3.60%
実績:3.85%予想外の0.25%利上げ❗️
予想外すぎて豪ドル大暴騰🙌サービス価格のインフレ率は依然として非常に高く上昇リスクが指摘されている
インフレ率が目標範囲の上限に戻るまでには2、3年かかるという中心的な予測は変わっていない pic.twitter.com/AwhOPd7F6Q— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) May 2, 2023
一方こちらも注目なニュージーランド1-3月期雇用統計。
1-3月期就業者数増減が前期比で、
前回:0.1%(0.2%から下降修正)
予想:0.4%
実績:0.8%
前年同期比でも、
前回:1.3%
予想:1.8%
実績:2.5%
と大きく増加!
1-3月期失業率も、
前回:3.4%
予想:3.5%
実績:3.4%
と上昇予想に反し、引き続きNZ準備銀行(RBNZ)の見通しである3.5%を下回っています。
結果、両材料とも市場からは好感され、豪ドルもNZドルも上昇したのですが、やはり豪準備銀行(RBA)によるサプライズ利上げの影響は大きく、NZドル高・豪ドルもっと高の展開となりました(;^_^A
✅#FX 一週間の通貨強弱ランキング
豪ドル
サプライズ0.25%利上げNZドル
予想以上に雇用が強い!メキシコペソ
予想外に雇用が改善・経済も強い日本円
リスク回避の円買いポンド
思ったより景気減速しないのでは観測ドル
予想通りの0.25%利上げも利上げ停止示唆や金融不安で弱含み pic.twitter.com/vzNL94B1Ig— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) May 7, 2023
両国中央銀行の金融政策では、豪準備銀行(RBA)が4月に停止した利上げを一転して再開させました。
一方NZ準備銀行(RBNZ)は利上げを継続しています。
豪ドル/NZドルは明確な方向感が出にくいかもしれません。
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円でも強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジ相場を維持すると思われます。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
5月8日週の豪ドル/NZドル見通し
今週5月8日週の重要経済指標の発表は、
08日:豪3月住宅建設許可件数
12日:NZ準備銀行(RBNZ)インフレ期待
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
正直今週は取引材料に乏しく、豪ドル/NZドルは方向感の無い動き難い展開が予想されます。
その中で注目するなら12日のNZ準備銀行(RBNZ)インフレ期待。
企業経営者らを対象にNZ準備銀行(RBNZ)が調査したインフレ期待です。
前回2月の調査では、
1年先のインフレ期待は5.11%
2年先のインフレ期待は3.30%
と、NZ1-3月期消費者物価(CPI)前年同期比である6.7%から鈍化する見込みとなっていますが、1年後で5.11%…十分高い。
とは言え、現在のNZ政策金利5.25%を考えると市場でもNZ準備銀行(RBNZ)は次回5月24日の会合で0.25%の利上げを実施し、その後は利上げ停止。
そして早ければ年内に利下げに転じるとの観測があります。
大きな変化があれば豪ドル/NZドルも動くかもしれません。
豪準備銀行(RBA)は、5月会合で予想外の利上げを実施し、4月に停止した利上げを再開しました。
声明でも「ある程度のさらなる金融政策の引き締めが必要になるかもしれない」とし、今後さらに利上げする可能性を示唆しています。
また中国のゼロコロナ政策の転換による中国経済の活性化により、再び資源高の展開となってきました。
天然ガス・石炭・鉄鉱石…主要輸出品を要するオーストラリアの通貨豪ドルに再び追い風が吹いてきています。
一方NZ準備銀行(RBNZ)は11月に0.75%、2月に0.50%、4月も0.50%の利上げを実施。
さらに利上げ姿勢を貫くなど、こちらは(今のところ)タカ派姿勢を貫いています。
そのため豪ドル/NZドルは、明確な方向感が出にくいかもしれません。
目先の金利差でNZドルか。
長期的に経済力差や資源高からの豪ドル高か。
…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年6月6日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年5月24日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.05~1.130NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年5月7日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
3/6週 | +145,416円 | -240円 | +145,176円 |
3/13週 | +153,525円 | -5,989円 | +147,536円 |
3/20週 | +159,264円 | -3,046円 | +156,218円 |
3/27週 | +160,396円 | -5,741円 | +154,655円 |
4/3週 | +167,902円 | -12,680円 | +155,222円 |
4/10週 | +175,288円 | +445円 | +175,733円 |
4/17週 | +178,403円 | -6,929円 | +171,474円 |
4/24週 | +188,488円 | -5,065円 | +183,423円 |
5/1週 | +199,161円 | -308円 | +198,853円 |
✅豪ドルNZドル #サトウの手動トラリピ 50万円設定
🆕先週5月1日週
1.先週利益:+10,673円
2.累計利益:+199,161円
3.評価損益:-308円
2+3=総合 :+198,853円スプレッドの広いトラリピより狭い手動トラリピ
累計で+31.38%
総合で+31.33%
順調に利益増加中😊見通し👉https://t.co/fuL3hLVW8g pic.twitter.com/nPx09WOIw5
— サトウカズオ🇲🇽高スワップ高配当株でFIRE (@tryjpyFX) May 9, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
2014年からの豪ドル/NZドル月足チャート
設定は、売り買い両建て。
1.75を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.500
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.00~1.15」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.00割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.15以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪