7月17日週の豪ドルNZドルは+5,363円
75週目:手動トラリピ50万円設定と実績
75週目の先週2023年7月17日週の利益は、
- 先週確定利益:+5,363円
- 累計確定利益:+251,116円
- 売買評価損益:-9,153円
- 2-5=総合損益:+241,963円
豪ドル上昇で含み損拡大!
結果75週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+34.82%。
総合利益で年利益率+33.55%換算となっています(^^♪
先週7月17日週の豪ドル/NZドルは、豪ドルを中心に値動きの激しい展開となりました。
まずは週明け早々、中国4-6月期国内総生産(GDP)が市場予想を大きく下回ったことから豪ドルは下落。
しかしその後堅調な結果となった豪6月雇用統計内容から豪ドルは上昇!
結果的に大きく豪ドル高となりました。
そのため、週の終値としては豪ドル高・NZドル安の展開となり先週比+0.01789NZドルの1.09120NZドルで週の取引を終了しています。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利4.10%
NZ:政策金利5.50%
となっています。
隣接する2か国なのに金利差は開いていますが、NZ準備銀行(RBNZ)は利上げ停止を示唆。
豪準備銀行(RBA)は、7月会合では据え置きましたが、タカ派的な据え置きと言える内容でした。
(正直豪準備銀行(RBA)は、姿勢がころころ変わって分からない(;^_^A)
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れれ、ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
ちなみにほぼ同じ設定を松井証券FX自動売買で豪ドルNZドル10万円設定として記事に書いているので、よろしければ参考にしてみてください。
数量(通貨量)を5倍の0.1万通貨(1,000通貨)とすれば、ほぼ同じ設定となります(^^♪
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7月17日週の豪ドル/NZドル
先週7月17日週の豪ドル/NZドルは、豪ドルを中心に値動きの激しい展開となりました。
まずは週明け早々、中国4-6月期国内総生産(GDP)が市場予想を大きく下回ったことから豪ドルは下落。
しかしその後堅調な結果となった豪6月雇用統計内容から豪ドルは上昇!
結果的に大きく豪ドル高となりました。
そのため、週の終値としては豪ドル高・NZドル安の展開となり先週比+0.01789NZドルの1.09120NZドルで週の取引を終了しています。
18日、追加利上げ余地をめぐる見解に関心が集まる7月4日開催分の豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨が公表されました。
- 金利据え置きと0.25%の追加利上げを検討し、据え置きを決定
- インフレ抑制に向けて追加引き締めが必要になる可能性もあり、8月の理事会で協議予定
と追加利上げの可能性を残しています。
また今までの引き締め金融政策がオーストラリア経済に与える影響についても、
- 景気や消費の減速の可能性は認識
- 家計、雇用市場、住宅市場への悪影響も認識
と減速懸念は持っているようです。
ただ今後のインフレ状況については依然危機感を持っており、
- インフレ目標2%の達成にはまだ時間がかかる見込み
- サービスインフレは依然として高止まりしている
と総じてタカ派的な印象を受けました。
この結果を受けて豪ドル/NZドルは多少豪ドル高・NZドル安に振れましたが、本当に多少で、ほぼ影響なしと言っても過言ではないでしょう(;^_^A
そして20日、注目の豪6月雇用統計が発表されました。
6月新規雇用者数は前月比で、
前回:+7.65万人(+7.59万人から上方修正)
予想:+1.50万人
実績:+3.26万人
と市場予想を上回り、6月失業率も、
前回:3.5%(3.6%から下降修正)
予想:3.6%
実績:3.5%
と市場予想よりも良い内容となりました。
✅豪6月雇用統計
新規雇用者数
前回:7.65万人
予想:1.50万人
実績:3.26万人失業率
前回:3.5%
予想:3.6%
実績:3.5%常勤雇用者数
前回:6.17万人
実績:3.93万人非常勤雇用者数
前回: 1.43万人
実績:-0.67万人労働参加率
前回:66.9%
実績:66.9%市場予想を上回る❗️豪ドル上昇中 pic.twitter.com/txYq5WwGYj
— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) July 20, 2023
さらに詳しい内容を見ても、
常勤雇用者数
前回:+6.17万人
実績:+3.93万人
非常勤雇用者数
前回:+1.43万人
実績:-0.67万人
と前回が良すぎたこともありますが、内容的に見ても非常勤雇用者数が減って常勤雇用者数が増えており、良い労働市場・雇用状態と言えます。
利上げ再開余地への思惑もあり豪ドルは上昇していきました。
✅FX一週間通貨強弱ランキング
米ドル
雇用や景気が底堅く年内2回の利上げ可能性ユーロ
利上げ継続観測メキシコペソ
ニアショアリングと郷里送金で好調豪ドル
雇用は好調も中国経済指標下振れポンド
インフレ鈍化で追加利上げの可能性低下日本円
YCC修正観測後退・大規模緩和政策維持観測 pic.twitter.com/M4YKYFZa87— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) July 24, 2023
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円でも強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジ相場を維持すると思われます。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
7月24日週の豪ドル/NZドル見通し
今週7月24日週の重要経済指標の発表は、
24日:NZ6月貿易収支
26日:豪6月消費者物価指数(CPI)
26日:豪4-6月期消費者物価指数(CPI)
28日:豪4-6月期生産者物価指数(PPI)
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
【更新が遅れて申し訳ありません】
26日、注目の豪6月消費者物価指数(CPI)と豪4-6月期消費者物価指数(CPI)が発表されました。
しかし月次CPIは、四半期CPIに比べ、3分の2程度の品目しかカバーしておらず、速報性と言う観点からは重要も、正確性と言う観点からは四半期CPIの方がより重要ですので、ここでは豪4-6月期消費者物価指数(CPI)を取り上げます。
結果は前年同月比で、
前回:7.0%
予想:6.2%
実績:6.0%
と市場予想を下回り、前期からは大きく鈍化!
✅4-6月期消費者物価(CPI)前年同期比
前回:7.0%
予想:6.2%
実績:6.0%予想を下回る❗️
四半期CPIは月次CPIと比べて対象品目が多いので正確
当然豪ドル円は下落で運用中の豪ドルNZドルも下落
(NZドルも連れ安だが豪ドルはもっと安😅) pic.twitter.com/7knuQ7uIYh— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) July 26, 2023
先週の豪6月雇用統計の堅調な内容から、利上げ再開予知への思惑で上昇していた豪ドルも、次回8月1日の豪準備銀行(RBA)会合では政策金利据え置き観測から下落していきました。
まあ順調に鈍化中であり、利上げ再開する理由が無いですね(;^_^A
目先の金利差でNZドルか。
長期的に経済力差や資源高からの豪ドル高か。
…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年8月1日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年8月16日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.04~1.110NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年7月23日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
5/1週 | +199,161円 | -308円 | +198,853円 |
5/8週 | +203,810円 | -1,564円 | +202,246円 |
5/15週 | +204,940円 | -19,752円 | +185,188円 |
5/22週 | +213,399円 | +572円 | +213,971円 |
5/29週 | +217,786円 | -8,065円 | +209,721円 |
6/5週 | +217,786円 | -23,318円 | +194,468円 |
6/12週 | +220,270円 | -28,227円 | +192,043円 |
6/19週 | +228,017円 | -1,647円 | +226,370円 |
6/26週 | +233,337円 | -655円 | +232,682円 |
7/3週 | +241,377円 | +909円 | +242,286円 |
7/10週 | +245,753円 | -789円 | +244,964円 |
7/17週 | +251,116円 | -9,153円 | +241,963円 |
✅豪ドルNZドル #サトウの手動トラリピ 50万円設定
🆕先週7月17日週
1.先週利益:+5,363円
2.累計利益:+251,116円
3.評価損益:-9,153円
2+3=総合 :+241,963円💴年利益率
累計+34.82%
総合+33.55%設定と見通し👉https://t.co/fuL3hLVW8g
スプレッドの広いトラリピより狭い手動トラリピ pic.twitter.com/wE1xq48aTI
— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) July 27, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
1.075を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.150
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.000~1.150」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.000割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.150以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪