7月24日週の豪ドルNZドルは+3,695円
76週目:手動トラリピ50万円設定と実績
76週目の先週2023年7月24日週の利益は、
- 先週確定利益:+3,695円
- 累計確定利益:+254,811円
- 売買評価損益:+2,048円
- 2-5=総合損益:+256,859円
豪インフレ鈍化で大きく下落⇒含み益へ(^^♪
結果75週を経過し、ここまで確定利益で年利益率+34.87%。
総合利益で年利益率+35.15%換算となっています( ・_・)b グッ
先週7月24日週の豪ドル/NZドルは、豪ドルを中心に値動きの激しい展開となりました。
豪4-6月期消費者物価指数(CPI)が、市場予想を下回ったことから、8月豪準備銀行(RBA)会合で政策金利は据え置かれるのではないかとの観測が広がり、大きく豪ドル安となりました。
NZドルもつられ安となりましたが豪ドルの方がより下落し、週の終値としては豪ドル安・NZドル高の展開となり先週比-0.01153NZドルの1.07967NZドルで週の取引を終了しています。
相場では株も為替も先行き不透明な展開が続いています。
とは言え、そこはドルも円も絡まない豪ドル/NZドル。
リスクオフ時には豪ドルもNZドルも一緒に下落し、リスクオン時には豪ドルもNZドルも一緒に上昇する。
リスクオフの時もリスクオンの時も豪ドル/NZドルには大きな影響がなく、安心して見ていられます(^^♪
現状、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利は、
豪:政策金利4.10%
NZ:政策金利5.50%
となっています。
隣接する2か国なのに金利差は開いていますが、NZ準備銀行(RBNZ)は利上げ停止を示唆。
豪準備銀行(RBA)は8月会合でも政策金利を据え置きましたが、利上げ再開の余地は残す内容となっています。
(ハト派っぽいが、正直豪準備銀行(RBA)は姿勢がころころ変わって分からない(;^_^A)
そうだ!
相場を読まなくても良い手動トラリピ戦略を利用すれば良いじゃないか!
…ごほん…。
しかし中長期的には、人口・オーストラリア経済の規模・経済構造の差から豪ドル高・NZドル安に向かうと思っているので、今のうちに豪ドル安・NZドル高方面に進んで行って欲しいと願っています(;^_^A
そのため、豪ドル/NZドル手動トラリピ50万円設定で心配なのは、より経済規模が大きくリスクの少ないオーストラリアへ資金が流れれ、ニュージーランドからの資金流出が起こる、豪準備銀行(RBA)とNZ準備銀行(RBNZ)との金利差が縮まった時です。
NZドル高になる分には、むしろ大歓迎です( ・_・)b グッ
豪ドル/NZドルは引き続き、チャート的には想定レンジ内の展開と予想。
まあ、豪経済が強くなると言うことは、NZ経済も強くなる、と言うこと。
そして豪経済が弱くなると言うことは、NZ経済も弱くなる、と言うこと。
つまり綺麗なレンジ相場を形成していて、含み損が増える訳でもなく、利益が積み重なっていますね(^^♪
さすが豪ドル/NZドル(AUD/NZD)見事な相場展開です( ・_・)b グッ
トラリピ公式が「トラリピ史上最強通貨ペア」と謳う豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。
公式では豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を5年運用すると2.6倍になった!とのバックテスト結果を掲載しています。
それは本当なのか?
トラリピの細かく利確して手数料を稼ぐような設定で2.6倍なら、サトウカズオ考案の「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル」手動トラリピ設定ならもっと利益が出るのではないか?
そんな疑問を実際に運用して実績を公開し、検証していきます!
ちなみにほぼ同じ設定を松井証券FX自動売買で豪ドルNZドル10万円設定として記事に書いているので、よろしければ参考にしてみてください。
数量(通貨量)を5倍の0.1万通貨(1,000通貨)とすれば、ほぼ同じ設定となります(^^♪
【現在年利益率+21.44%】松井証券FX自動売買10万円設定の豪ドル/NZドル(AUDNZD)で資産運用。実際に儲かる…
7月24日週の豪ドル/NZドル
先週7月24日週の豪ドル/NZドルは、豪ドルを中心に値動きの激しい展開となりました。
豪4-6月期消費者物価指数(CPI)が、市場予想を下回ったことから、8月豪準備銀行(RBA)会合で政策金利は据え置かれるのではないかとの観測が広がり、大きく豪ドル安となりました。
NZドルもつられ安となりましたが豪ドルの方がより下落し、週の終値としては豪ドル安・NZドル高の展開となり先週比-0.01153NZドルの1.07967NZドルで週の取引を終了しています。
26日、注目の豪6月消費者物価指数(CPI)と豪4-6月期消費者物価指数(CPI)が発表されました。
しかし月次CPIは、四半期CPIに比べ、3分の2程度の品目しかカバーしておらず、速報性と言う観点からは重要も、正確性と言う観点からは四半期CPIの方がより重要ですので、ここでは豪4-6月期消費者物価指数(CPI)を取り上げます。
結果は前年同月比で、
前回:7.0%
予想:6.2%
実績:6.0%
と市場予想を下回り、前期からは大きく鈍化!
✅4-6月期消費者物価(CPI)前年同期比
前回:7.0%
予想:6.2%
実績:6.0%予想を下回る❗️
四半期CPIは月次CPIと比べて対象品目が多いので正確
当然豪ドル円は下落で運用中の豪ドルNZドルも下落
(NZドルも連れ安だが豪ドルはもっと安😅) pic.twitter.com/7knuQ7uIYh— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) July 26, 2023
先週の豪6月雇用統計の堅調な内容から、利上げ再開予知への思惑で上昇していた豪ドルも、次回8月1日の豪準備銀行(RBA)会合では政策金利据え置き観測から下落していきました。
まあ順調に鈍化中であり、利上げ再開する理由が無いですね(;^_^A
✅FX一週間通貨強弱ランキング
メキシコペソ
雇用改善、インフレ低下、貿易黒字化、景気拡大日本円
YCC修正観測⇒本当に修正米ドル
0.25%利上げ
GDP予想上回るポンド
追加利上げ観測ユーロ
0.25%追加利上げも、利上げ継続示唆なしで利上げ打ち止め観測が浮上豪ドル
豪インフレ大きく鈍化 pic.twitter.com/G2EUdlf2we— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) July 30, 2023
ただ中長期的には豪ドル・NZドルともに、堅調に推移すると見られており、実際多くの金融機関は対ドル・対円でも強気な見通しを維持したままです。
そのため中長期的には、豪ドル/NZドルの通貨ペアはレンジ相場を維持すると思われます。
\豪ドル/NZドルのスプレッド最狭/
7月31日週の豪ドル/NZドル見通し
今週7月31日週の重要経済指標の発表は、
01日:NZ6月住宅建設許可件数
01日:豪6月住宅建設許可件数
01日:豪準備銀行(RBA)政策金利
02日:NZ4-6月期就業者数増減
02日:NZ4-6月期失業率
04日:豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告
となっています。
また、引き続き中国経済・アメリカ経済の動向、投資家の心理、株価・資源価格の影響を受けそうです。
大注目の豪準備銀行(RBA)政策金利が1日発表されました。
オーストラリア6月の雇用統計が市場予想よりも良好だったため利上げ確率は上昇しましたが、【7月24日週の豪ドル/NZドル】にも書いた通り4-6月期消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回っため、一転利上げ確率は低下。
市場でも「0.25%利上げ」と「政策金利据え置き」で意見が分かれていました。
結果は…、
前回:4.10%
予想:4.35%
実績:4.10%
✅豪準備銀行(RBA)政策金利
前回:4.10%
予想:4.35%
実績:4.10%市場予想下回る❗️市場は失望売りで反応
(CPIあれだけ鈍化したのだから利下げしないだろう)
一応追加利上げ姿勢は示すも豪ドル円は下落し豪ドルNZドルも下落 pic.twitter.com/YzpczUaAdL— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) August 1, 2023
と、政策金利を4.10%に据え置くことを決定!
据え置きは6月会合に続き、2会合連続となりました。
そうなると注目は声明の内容に移り、政策金利を据え置いた理由として、
- 最近のデータは重大な不確実性がある
- 経済はトレンドを下回る成長期にあり、これはしばらく続くと予想
- 今回の決定は、これまでの利上げの影響と経済見通しを見極めるための時間をさらに確保するためである
としています。
またインフレ(≒消費者物価指数)については、
- インフレ率は低下しているが、依然として6%と高すぎる
- 製品価格のインフレは鈍化したが、サービス価格の多くは急激に上昇しており家賃の伸びも高水準
との見方を示しました。
声明では一応、
- インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、そのために必要なことを行っていく
- インフレが妥当な期間内に目標に戻ることを確実にするためには、金融政策のさらなる引き締めが必要になるかもしれない
と利上げを今後再開する可能性を改めて示しました。
しかし、同時に
- それは経済とインフレがどのように進展するかによって決まる
- 最近のデータはインフレ率が予測期間中に2~3%の目標レンジ内に戻り、生産と雇用が増加し続けることと整合的
とハト派的な面が見られ(前回6月会合時の声明と比べて)利上げ再開の確率は以前よりも低下したように思えます。
目先の金利差でNZドルか。
長期的に経済力差や資源高からの豪ドル高か。
…分かりません!
なればこその相場を読まない豪ドルNZドル手動トラリピ戦略なのです(キリッ
豪準備銀行(RBA)の次回会合は2023年9月5日です。
NZ準備銀行(RBNZ)の次回会合は2023年8月16日です。
両中央銀行の金融政策を見極める必要がありそうです。
豪ドル/NZドルは今後1.04~1.110NZドル近辺での推移が続くとの見方が大勢を占めています。
つまり今後も豪ドル/NZドルは底堅い動き⇒つまりはレンジ相場が続く、と予想します。
※:注意
上記記事内容は、サトウカズオが勝手に分析・思っているものであり、情報の内容、正確性などを保証するものではありません。
投資の最終判断は、皆さま自身で行っていただくようお願いします。
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円実績
2022年1月24日から開始して、最新の2023年7月30日時点での運用成績は、
累計利益 | 評価損益 | 総合損益 | |
6/5週 | +217,786円 | -23,318円 | +194,468円 |
6/12週 | +220,270円 | -28,227円 | +192,043円 |
6/19週 | +228,017円 | -1,647円 | +226,370円 |
6/26週 | +233,337円 | -655円 | +232,682円 |
7/3週 | +241,377円 | +909円 | +242,286円 |
7/10週 | +245,753円 | -789円 | +244,964円 |
7/17週 | +251,116円 | -9,153円 | +241,963円 |
7/24週 | +254,811円 | +2,048円 | +256,859円 |
✅豪ドルNZドル #サトウの手動トラリピ 50万円設定
🆕先週7月24日週
1.先週利益:+3,695円
2.累計利益:+254,811円
3.評価損益:+2,048円
2+3=総合 :+256,859円💴年利益率
累計+34.87%
総合+35.15%設定と見通し👉https://t.co/fuL3hLVW8g
スプレッドの広いトラリピより狭い手動トラリピ😊 pic.twitter.com/bm5y75IHwO
— サトウカズオ🇲🇽高スワップFX自動売買でFIRE (@tryjpyFX) August 1, 2023
まず言っておきたいのは、いわゆるリピート系FX自動売買においては評価損(含み損)は必ずと言って良いほど出ます。
その評価損が出ているポジションを決済して利益に変えていくのです。
ロスカットラインを超えない限り、評価損は(心理的に難しいかもしれませんが)気にしなくても問題ありません♪
今は運用したばかりで利益も少ないですが、両建てのせいか評価損(含み損)も少ないのは好印象です(笑
今後が非常に楽しみです!
\全通貨ペアでおすすめのFX会社/
豪ドルNZドル手動トラリピ50万円設定
それでは豪ドル/NZドルをトラリピで運用していく場合、どのように設定して行けば良いのでしょうか?
それを解説していきたいと思います。
1.075を中心に売りと買いに分かれており、さらに売り・買いともにコアレンジ帯とサブレンジ帯に分かれています。
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.112~1.150
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:売り
- レ ン ジ:1.075~1.110
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.040~1.075
- 注文金額:0.1万
- トラップ:36本
- 利益値幅:0.007
- 売 買:買い
- レ ン ジ:1.000~1.038
- 注文金額:0.1万
- トラップ:20本
- 利益値幅:0.007
この設定で利益増を狙います♪
2013年11月以降、豪ドル/NZドルの最近9年間のチャートは綺麗に「1.000~1.150」のレンジ相場を形成しています。
コロナショック時にパリティ割れ(1.000割れ)を起こしかけましたが、直ぐに反発上昇しています。
今後もオーストラリアとニュージーランドの国力・経済力を考えると、パリティ割れの可能性は低いと思われます。
一方豪ドル高NZドル安が進み、1.150以上に進む可能性は、パリティ割れよりも高いです。
しかし豪ドル高⇒豪経済が調子の良い証拠⇒豪経済が調子が良いと言うことはNZ経済も遅かれ早かれ調子が良くなる…と言う理論から、実際の可能性は低いと思われます(^^♪
手動トラリピのメリットデメリット
- FX会社を選ばない・好きなFX会社でできる
- スプレッドが狭い⇒適度に約定してくれる
- スワップポイントが高い、またはプラス
- 面倒、1回決済したらもう一度注文し直し
手動トラリピのデメリット=トラリピのメリット
- トラリピはマネースクエアでしかできない(特許)
- スプレッドが広い⇒本当に約定しない(他社1.0pipsなのにマネスク3.7pips⇒体感はそれ以上)
- スワップポイントが低い、またはマイナス
- トラリピは超簡単設定!
手動トラリピまとめ
繰り返しますがトラリピは優れたシステムトレードツールです。
一度設定すれば、あとは自動で”ほったらかし”で利益を積み重ねてくれます。
手動トラリピがメリットを発揮するのは豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨ぺアだと言うこともあります。
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円などの値動きが激しい通貨ペアをで手動トラリピをやろうと思ったら面倒くさくてやってられないでしょう(;^_^A
対策としては決済値幅を広げることでしょうか。
サトウカズオは豪ドル/NZドルの場合、「10pips幅、もしくは10pips幅で新規注文+70pipsで決済注文」としています。
いくら豪ドル/NZドルが値動きの少ない通貨だとしても決済幅を狭くして運用すると、約定しまくりで1日に何度も設定し直さないといけないかもしれません。
それはそれで嬉しい悲鳴なのでしょうが、生活が手動トラリピメインになってしまいます。
現状の1日1~2回くらいだからやっていけています。
それくらいがちょうど良いと思います(^^♪