原油価格上昇=ロシアルーブルも上昇!
高いスワップも魅力でルーブルが熱い!
みんなのFX・LIGHT FXがロシアルーブルの取り扱いを開始しました。
ロシアは少し前、労働人口の多さ、広大な国土、豊富な天然資源に恵まれ、ブラジル、インド、中国とならび「BRICS」と呼ばれる新興4大国の一つでしたが、最近はアメリカ一強、並ぼうとする中国、追いかけるインド、と言った具合(←サトウの独自解釈)で、特にクリミア半島侵攻後は制裁を食らい、その後はちょっと影が薄くなったイメージがあります。
しかし原油価格の上昇と共にロシアルーブルは大復活!
さらに10月4日現在、高金利通貨と言われる各国と比べても、南アフリカランド3.50%、中国人民元3.85%、メキシコペソ4.75%、ロシアルーブル6.75%!
トルコリラ18.00%よりかは低いものの、断然安定してそうだし(;^_^A、今後の投資対象としては良いのかもしれない…。
むむむ、む…。
そうだ!トレイダーズ証券井口喜雄部長に聞いてみよう♪
高いスワップポイントから、人気通貨でもあるロシアルーブル。
しかし大暴落したこともあるし少し不安…。
ロシアルーブルの今後の為替見通しはどうなっているのだろう…。
ロシアルーブルは上がるの?下がるの?
これはやはり専門家に話を聞いてみなければ!
トルコリラとメキシコペソのFXブログ(みんなのFX・LIGHT FX合計)で人気No.1のFX会社であるトレイダーズ証券。
そのサービス提供・運営会社であるトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長にロシアルーブル/円の今後の為替見通しを聞いてきました!
※:注意
井口喜雄市場部長に取材した時のロシアの政策金利は6.50%でしたが、その後主要政策金利である資金供給のための1週間物入札レポ金利と、資金吸収のための1週間物入札預金金利をいずれも0.25%ト引き上げ、6.75%としています。
ロシアルーブルまとめ
忙しいあなたに、もうまとめますね(^^♪
- ロシアは利上げサイクル突入中
- 原油価格上昇=ロシアルーブル上昇!
- 高いスワップポイント=ロシアの政策金利は6.50%
- ただし地政学リスクは常につきまとう
- インカムゲインとキャピタルゲインの両方が狙える稀な通貨
いつもありがとうございます。
当ブログでも人気の高いロシアルーブルの今後の為替見通しについてお聞かせいただければと思います。
以後はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長とのやり取りとなります。
よくyoutubeや雑誌で見る人だ―!
よろしくお願いします♪
以後、口語体の文章になりますので、会話していると思って読んでくださいね♪
トレイダーズ証券の井口喜雄市場部長
トレイダーズ証券市場部所属の認定テクニカルアナリスト。
1998年よりディーリング業務に携わり、2009年からみんなのFXに在籍。
ドル円や欧州通貨を主戦場にディーリング業務を行なっています。
ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評があります。
公式Twitterはフォロー必須!毎週更新のYouTubeにチャンネル登録を♪
引用元:トレイダーズ証券
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ロシアルーブルの特徴
高金利通貨としての魅力
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって各国の中央銀行が政策金利の引き上げを躊躇する中、ロシアはいち早く利上げサイクルに突入しました。
今年2月の消費者物価指数でインフレ目標が4ヵ月連続上回ったことを背景にロシア中銀は翌月の3月に政策金利を4.25%から4.50%へ利上げしました。
さらに4月に5.00%、6月に5.50%、7月に6.50%と約4か月間の短い期間で2.25%も金利を上昇させています。
各国の高金利通貨と比較しても9月12日現在で南アフリカランド3.50%、人民元3.85%、メキシコペソ4.50%となっており、ロシアルーブルの金利の高さがお分かりいただけると思います。
原油価格との相関性
ロシアルーブル最大の特徴は原油価格との相関性の高さにあります。
ロシアの原油生産量はアメリカに次ぐ第2位(2020年)となっており、原油価格の動向はロシア経済を大きく左右します。
実際にロシアルーブル円はコロナ禍の原油安を受けて、2020年11月に一時1.3円割れと過去最安値まで下落しました。
ただ、パンデミックに対する各国の金融政策から世界的にインフレ圧力が高まり、原油価格を押し上げるとロシアルーブル円は1.5円台まで戻しております。
このようにロシアルーブルを取引するうえでは原油価格の動向を見極めることが最大のテーマとなります。
地政学リスクに注意
ロシアルーブルは地政学リスクに左右される通貨でもあります。
ロシアはプーチン大統領の長期政権が続いており、現在も有力な野党は不在なのである意味で政治は安定していると捉えることもできます。
しかし、近隣国であるベラルーシやウクライナとの緊張関係は続いており、地政学リスクは常につきまとっています。
また、直近ではプーチン大統領の内政安定を維持させる行動が欧米各国の姿勢を硬化させています。
国際社会からの制裁リスクを抱えるロシアは要人発言などのヘッドラインにルーブルが反応しやすい状況と考えられます。
ロシアルーブル中長期見通し
ロシアルーブルの魅力は、やはり高金利通貨であることです。
ロシア国内では物価上昇が問題視されるなか、6月時点でインフレ率は実績値6.5%、年末時点でも予想値6%前後となっています。
ナビウリナ中銀総裁はインフレ圧力が高まっていると指摘しており、中銀の声明文では更なる追加利上げ実施が示唆されています。
金利面に関しては当面アドバンテージを受け取ることが出来そうです。
また、ロシアルーブルを取引するうえで原油の動向は無視できません。
前述の通り、パンデミックに対する各国の金融政策が世界的にインフレ圧力を高めている点や、ワクチン接種が進むなか、アフターコロナを背景に原油価格は堅調に推移しています。
また、原油国で構成されるOPECプラスにおいても増産ペースを鈍化させる動きが見られており、原油価格を押し上げる要因となっています。
もちろんロシアルーブルには原油の特性上、中東の地政学リスクがあります。
更には近隣諸国との地政学リスクに翻弄される一面もあります。
しかし、現在のロシアルーブルは利上げサイクルであり、アフターコロナの恩恵からインカムゲインとキャピタルゲインの両方が狙える稀な通貨でもあります。
ロシアルーブル/円はリスクリワード的に投資対象としては決して悪くはありません。
今後注目の通貨ペアの1つとして見てもいいでしょう。
ロシアルーブル/円スワップポイントをチェック
井口喜雄・サトウカズオ対談
今回はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長に、ロシアルーブルの現状と今後の為替見通しについてインタビューさせていただいました。
井口部長、ありがとうございます。
ロシアルーブル、私も有望通貨だと思っています。
過去大暴落していますが、最近は安定してきており、むしろ上昇しています。
さらには欧州連合(EU)諸国は、何だかんだと言いつつもロシアとは友好的に接しています。
(資源、特に天然ガスをロシアに依存しているため)
そしてアメリカも最近はロシアよりも中国です。
何もなければロシアルーブルは安定し、上昇していくことでしょう。
そもそもロシアの労働人口、豊富な天然資源、やろうと思えば広大な国土のインフラ設備など、国力・経済力もまだまだ伸びていく可能性が高いです。
むしろ、今のロシアルーブルは安すぎです。
しかし肝心なのはこれから。
そして今後も底堅く推移しそう、むしろ上昇しそうなことは、スワップポイント投資派にとって良い事です(^^♪
長期で保有するなら”全然あり”な通貨でしょう。
インカムゲイン(スワップポイント)・キャピタルゲイン(為替差益)、共に狙える通貨ではないでしょうか( ・_・)b グッ
ただ、FX全般に言えることですが、お金は失うのは簡単ですが、得るのは難しいものです。
大切な自分のお金です。
ロスカットにならないよう、資金管理をしっかりと行いましょう。
(1為替見通しブログの1管理人の予想の感想です)
サトウカズオは、1年-2年でロシアルーブルの運用を止めようとは思っておらず、長期運用をしていこうと思っていますので、5年-10年くらい先にロシアルーブル高になっていれば、それで良いです(^^♪
その間にはスワップポイントも多く貰えるでしょうしね(;^_^A
サトウカズオの保有資産状況はTwitter @tryjpyFXや、このトルコリラとメキシコペソのFXブログで公開しているので、気になる人は見てくださいね♪
今回、トレイダーズ証券にお伺いして、ロシアルーブルの今後の為替見通しなどを聞きました。
これを機に、ロシアルーブルへの投資を検討されてはいかがでしょうか(^^♪
タイアップで当ブログ経由からだと最大53,000円です♪
ロシア政策金利は現在6.75%(2021年10月4日現在)。
コロナ後のインフレ上昇・原油価格上昇で高いスワップポイントも見込め、さらにはルーブル高で為替差益も狙える通貨と言えるのではないでしょうか?
トレイダーズ証券さんで是非に!と言いたいですが、皆さんが投資するFX会社に選ぶかと言えば、それとこれとはまた別のお話でしょう。
ロシアルーブルの取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のロシアルーブル/円スワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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