リラはスワップポイントの高さが魅力
しかしトルコリラに希望はあるのか?
いまさら驚きもしませんし、いつものことですが、エルドアン大統領は先の演説で「私たち(トルコ政府)に利上げを期待するのは無駄だ。利下げを続ける」と発言しました。
利上げ・利下げはトルコ政府がするのではなく、トルコ中央銀行(TCMB)が行うものです。
堂々とトルコ中央銀行(TCMB)の独立性を損なう発言をしています。
当然売り要因となりました。
しかし市場も毎回の事で慣れてきたのか、戻してきています(;^_^A
このような状況で今後トルコリラに新たに投資しても良いのか?
今保有しているトルコリラはどうしたら良いのか?
そうだ!トレイダーズ証券井口喜雄部長に聞いてみよう♪
1・2を争う高金利通貨であり、人気通貨でもあるトルコリラ。
でも最近のトルコリラは少し不安…。
トルコリラの今後の為替見通しはどうなっているのだろう…。
トルコリラは上がるの?下がるの?
これはやはり専門家に話を聞いてみなければ!
トルコリラとメキシコペソのFXブログ(みんなのFX・LIGHT FX合計)で人気No.1のFX会社であるトレイダーズ証券。
そのサービス提供・運営会社であるトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長にトルコリラ円の今後の為替見通しを聞いてきました!
トルコリラまとめ
忙しいあなたに、もうまとめますね(^^♪
- エルドアン大統領はインフレ抑制よりも景気下支え
- エネルギー価格の高騰⇒貿易赤字拡大⇒トルコリラにマイナス
- 現状では懸念材料の多さに比べて目立った上昇材料は見当たらず、厳しい状況
- エルドアン政権の交代を気長に待つ投資法も…
- トルコの次期国政選挙(議会と大統領の同日選挙)は2023年6月18日までに行われ、再選されればもう1期5年
いつもありがとうございます。
当ブログでも人気の高いトルコリラの今後の為替見通しについてお聞かせいただければと思います。
以後はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長とのやり取りとなります。
よくyoutubeや雑誌で見る人だ―!
よろしくお願いします♪
以後、口語体の文章になりますので、会話していると思って読んでくださいね♪
トレイダーズ証券の井口喜雄市場部長
トレイダーズ証券市場部所属の認定テクニカルアナリスト。
1998年よりディーリング業務に携わり、2009年からみんなのFXに在籍。
ドル円や欧州通貨を主戦場にディーリング業務を行なっています。
ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評があります。
公式Twitterはフォロー必須!毎週更新のYouTubeにチャンネル登録を♪
引用元:トレイダーズ証券
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トルコリラの現状
現在多くの国が高インフレ対策として金融引き締めに動く中で、トルコのエルドアン大統領は金融緩和による景気下支えを重視する姿勢を維持しています。
今年6月にもエルドアン大統領は改めて「現政府が利上げすることはなく、引き続き利下げしていく」と発言し、トルコリラは対ドル・対円で年初来安値を更新しました。
また、今年はロシアによるウクライナ侵攻の影響も大きく、トルコの主要産業の観光業や主要輸出先である欧州の景気減速が懸念されています。
直近6月の政策金利発表は14.00%で据え置きとなりましたが、昨年の連続利下げ以降もエルドアン大統領からの利下げ圧力がトルコ中央銀行(TCMB)にかかり続けている状況。
その他の懸念材料が多く、目立った上昇材料も見当たらない状況下では下落圧力がかかりやすい展開となっています。
トルコリラ今後の為替見通し
今年6月の消費者物価指数は、前年比+78.62%と約24年ぶりの高水準にも係わらず、エルドアン大統領のハト派スタンスに変化はありません。
ウクライナ情勢長期化による地政学リスク、エネルギー価格の高騰などを背景とした貿易赤字もトルコリラにとってネガティブな材料になります。
今後もエルドアン大統領が低金利政策を継続するのであれば、対ドル相場では2021年につけた1ドル18.36リラを試す可能性があり、対円でも徐々に史上最安値を目指す動きが続くと考えるべきでしょう。
ターニングポイントがあるとすれば2023年6月のトルコ大統領選挙になります。
翌年のトルコ大統領選挙を見据え、政権交代が意識される展開があれば、トルコリラの巻き戻しが始まる可能性はあります。
現在が歴史的な安値圏であることは間違いなく、長期保有を前提として少額をロングするには案外悪いタイミングではないのかもしれません。
トルコリラ円スワップポイントをチェック
井口喜雄・サトウカズオ対談
今回はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長に、トルコリラの今後の為替見通しについてインタビューさせていただいました。
井口部長、ありがとうございます。
「現状では懸念材料多さに対して、目立った上昇材料は見当たらず、厳しい状況」
まさにその通りです。
正直にありがとうございます(;^_^A
頑張って欲しいという気持ちはあるのですが現状はね…。
ただ…、最近トルコリラのスワップポイントは上昇しています。
トルコリラは現状、1年間保有すれば1.0円~2.0円程度の下落には耐えることができます。
しかし、ボラティリティーも高い通貨ですので、短期筋や投機筋に狙われやすい通貨とも言えます。
恐らくまたどこかでクラッシュするでしょうから、このくらいまで下がるかなー…と言うところの、もうちょい下あたりで指値指定しておけば良いと思います♪
短期筋・投機筋が狙うロスカット仕掛けに負けないような資金計画を持って保有していきます。
サトウカズオは、1年-2年でトルコリラの運用を止めようとは思っておらず、長期運用をしていこうと思っていますので、5年-10年くらい先にトルコリラ高になっていれば、それで良いです(笑
その間にはスワップポイントも多く貰えるでしょうしね(;^_^A
サトウカズオの保有資産状況はTwitter @tryjpyFXや、このトルコリラとメキシコペソのFXブログで公開しているので、気になる人は見てくださいね♪
今回、トレイダーズ証券にお伺いして、トルコリラの今後の為替見通しなどを聞きました。
これを機に、トルコリラへの投資を検討されてはいかがでしょうか(笑
タイアップで当ブログ経由からだと最大53,000円です♪
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
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トルコの政策金利は現在14.00%(2022年7月8日)。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
この記事を見られているってことはトルコリラに興味があるってことですよね?
気になるなら悩むよりも時間を味方に、早く始めることが重要だと思います♪