トレイダーズ証券の井口喜雄部長に南アフリカランドと中国人民元の今後の為替見通しを聞いたよ♪
当ブログで3番人気の南アフリカランド。
サトウカズオも92万通貨を保有しています。
そして徐々に人気も高まりつつあり、将来性豊かな中国人民元。
米中貿易戦争真っ最中であるこの世界情勢下、人民元安誘導は許されないでしょう。
いったい南アフリカランドや中国人民元の今後の為替見通しはどうなってしまうのだろうか?
南アフリカランドは下がるの?
中国人民元は上がるの?
これはやはり専門家に話を聞いてみなければ!
(あくまでも現時点での予測・見通しです)
当ブログ(「みんなのFX」・「LIGHT FX」合計)で人気No.1のFX会社であるトレイダーズ証券。
そのサービス提供・運営会社であるトレイダーズ証券の井口喜雄取締役市場部長にトルコリラ円の今後の為替見通しを聞いてきました!
南アフリカランド・中国人民元まとめ
忙しいあなたに、もうまとめますね(笑
- 南アフリカ経済は厳しい
- 国営電力公社エスコムの対応にも疑問
- 結果、内部的ポジティブ要素は少ない
- しかし、現在安値圏であることも確か
- ⇒長期投資を前提に買うのは悪くない
- 米中貿易戦争の真っただ中で人民元安
- ⇒今が買い時と言える通貨
- どこかで中国貿易戦争が終結する
- ⇒その場合、中国人民元高となる
- スワップ利益も為替差益も両方狙える通貨
いつもありがとうございます。
当ブログでも人気の高い南アフリカランド。
そして徐々に人気も高まりつつある、中国人民元の今後の為替見通しについて、お聞かせいただければと思います。
以後はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長とのやり取りとなります。
よくyoutubeや雑誌で見る人だ―!
よろしくお願いします♪
以後、口語体の文章になりますので、会話していると思って読んでくださいね♪
トレイダーズ証券の井口喜雄市場部長
トレイダーズ証券市場部所属の認定テクニカルアナリスト。
1998年よりディーリング業務に携わり、2009年からみんなのFXに在籍。
ドル円や欧州通貨を主戦場にディーリング業務を行なっています。
ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評があります。
公式Twitterはフォロー必須!
引用元:トレイダーズ証券
南アフリカランド今後の為替見通し
南アフリカの経済はゼロ成長と厳しい状況が続いています。
国営電力公社エスコムに対する支援策を巡り格付機関が財政動向に警告を発するなど格下げリスクはくすぶるなか、南アフリカランドの売りが強まっています。
4-6月の実質GDP成長率は前期比年率+3.09%と市場に動揺を与えた前期のマイナス3.1%から反動も重なりプラス成長に転じたものの、在庫の積み上がりが押し上げ要因となっており内容が良くありません。
また、9月の民間購買担当者景気指数(PMI)は49.2と、5カ月連続で景気の分かれ目となる50を下回るなど、足元のファンダメンタルズの悪化の一途をたどっており、さらなる南アフリカランド売りに備えられなければならい局面と言えます。
ただ安値圏であることも確かでバーゲンハント的に7円割れを拾っていくのは悪くないでしょう。
中国人民元の今後の為替見通し
アメリカが為替操作国認定をしたように中国は人民元を操作しています。
逆にわかりやすいですね。
今現在、世界の投資家は米中貿易戦争に注目しています。
中国はその対象国なのですから、人民元は米中貿易戦争が激化すれば元安に、沈静化すれば元高になると言えます。
合意に向かっていくとは思っていませんので、局地的に人民元円の売り(ショート)が有効かもしれません。
ただ、来年2020年に米大統領選挙を控えていることもあって長期的には米中貿易戦争が落ち着くでしょう。
その場合、その先に待っているのは人民元高です。
(購買力平価から算出した人民元の水準に関して現在は3割ほど割安だと言われています)
トランプ政権は「割安な人民元レートが米国企業の競争力を奪い、失業者を増加させている」という主張を繰り返しています。
中国はアメリカから相当なプレッシャーをかけられており、それを後押しするように国際社会からも不均等の声が高まっています。
貿易戦争の次は通貨戦争です。
中国が人民元の切り上げを受け入れた場合は、人民元高といった新たなシナリオが待っています。
井口喜雄・サトウカズオ対談
今回はトレイダーズ証券の井口喜雄市場部長に、南アフリカランドと中国人民元の今後の為替見通しについてインタビューさせていただいました。
井口部長、ありがとうございます。
南アフリカランド…これぞ高金利通貨・新興国通貨と言わんばかりの値動きの激しい通貨です。
現状92万通貨保有しています。
なんとか頑張って欲しい!
中国人民元は、サトウカズオもいずれは人民元高になると思っています。
世界第2位の経済大国。
その通貨である人民元が、なんでここまで安いのか理解できません!
(いや人民元は通貨バスケットを参考に調整する”管理”変動相場制を採用しており、中国当局が人民元安に誘導しているのですけどね)
これは世界的に許されないでしょう?
南アフリカランドについて
南アフリカランド、ポジティブ材料が少なく厳しいですね。
上記にもありました、国営電力公社エスコムに対する支援策は、状況の先延ばしでしかありません。
しかし高金利通貨なので”売り(ショート)”で…、とはなかなか言えません。
1南アフリカランド=7円を割ったところで買うなど、大きく下がったところで買って上がったところで売ると言う戦略が良いと思います。
ただ現在世界的にお金の行き先(投資先)に困っていて、高金利通貨に流れやすい環境にあります。
(債券だと金利が安すぎて、パフォーマンスを発揮できない)
国内事情的には厳しいですが、米中貿易戦争が緩和するなど、世界的なリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)状態になれば、南アフリカランドも買われて(南アフリカランド高になって)いくでしょう。
そのため南アフリカランド高展開になっていますね。
南アフリカランドは日本のFX業界の中では、トルコリラやメキシコペソより取引量の多い人気通貨だそうです。
サトウカズオも7円を割ったら買い増しして、7.5円以上で売りたいなと(笑
中国人民元について
米中貿易戦争のお陰か、人民元安で推移しています。
そのため人民元安の今は買い時と言えると思います。
これ以上人民元安が進むと資金流出が起き(国民が人民元をドルに換える)、アメリカからの関税分を吸収するためにも人民元高にはしにくい状態です。
しかしどこかで米中貿易協議は合意に達し、貿易戦争は終わりを告げます。
来年2020年のアメリカ大統領選挙で、トランプ大統領が再選するのか?
もしくは民主党の大統領候補が当選するのか?
どちらになるのか、中国側が譲歩するのかアメリカ側が譲歩するのか。
それは分かりませんが、貿易戦争が終わる時は人民元高となるでしょう。
ただ…中国が強気を貫き、貿易協議が決裂した場合が問題ですが、やんわりと先延ばし…はあっても、両国とも国内的に決裂は無いかと…たぶん。
FX全般に言えることですが、お金は失うのは簡単ですが、得るのは難しいものです。
大切な自分のお金です。
ロスカットにならないよう、資金管理をしっかりと行いましょう。
(1為替見通しブログの1管理人の予想の感想です)
サトウカズオは、1年-2年で南アフリカランドや中国人民元の投資を止めようとは思っておらず、長期運用をしていこうと思っていますので、5年-10年くらい先に南アフリカランド高や中国人民元高になっていれば、それで良いです(笑
その間にはスワップポイントも多く貰えるでしょうしね(笑
サトウカズオの保有資産状況はTwitter @tryjpyFXや、このトルコリラとメキシコペソのFXブログで公開しているので、気になる人は見てくださいね♪
今回、トレイダーズ証券にお伺いして、南アフリカランドや中国人民元の今後の為替見通しなどを聞きました。
これを機に、南アフリカランドや中国人民元への投資を検討されてはいかがでしょうか(笑
トレイダーズ証券さんで是非に!と言いたいですが、皆さんが投資するFX会社に選ぶかと言えば、それとこれとはまた別のお話でしょう。
南アフリカランド円の取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新の南アフリカランド円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
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南アフリカの政策金利は現在6.50%(2019年11月1日)。
三大高金利通貨として有名なトルコリラやメキシコペソとともに、大人気の通貨です。
南アフリカランドは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならば中国人民元は如何でしょうか?
中国の政策金利は現在4.35%(2019年11月1日現在)。
なにより中国人民元の為替レートは、市場経済を基礎に通貨バスケットを参考に調整する管理変動相場制を採用しています。
そのため値動きは小さく、為替差益で利益を得るのは難しいかもしれませんが、スワップポイントで利益を得るのなら計算しやすい、リスクが少ない通貨と言えるのではないでしょうか?
中国人民元の取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新の中国人民元スワップポイント比較ランキングを載せておきます。
毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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