検索エンジン経由で来られた方、お探しの記事は2018年8月18日投稿の【速報】トルコ格付けをムーディーズ・S&Pが共に引き下げではないでしょうか?
その場合は下記リンクから飛んでください。
よろしくお願いしますm(_)m
そうでない方は失礼しました。
引き続き2018年7月14日投稿の【速報】トルコの格付けをフィッチ社が格下げ!その時トルコリラは…をお楽しみください♪
トルコ国債の格付けを格下げ
トルコ国債を格下げ、経済に下振れリスク
大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは13日、トルコの外貨建て長期国債の格付けを「ダブルBプラス」から「ダブルB」に引き下げたと発表した。見通しは「ネガティブ(弱含み)」とした。
経常赤字の拡大、海外からの資金調達環境の悪化、インフレ率の上昇、通貨急落に伴う民間部門の外貨建て債務返済負担の増大を指摘し「マクロ経済安定の下振れリスクが増大している」と説明した。
中央銀行の統制強化を示唆したエルドアン大統領の発言などを念頭に「経済政策の信頼性低下」にも言及した。
先月の大統領選で再選したエルドアン氏は9日に2期目の就任宣誓に臨み、自身に広範な権限を集中させる実権型大統領制を始動させた。
市場との対話に定評のあったシムシェキ前副首相は政権を去り、経済政策を仕切る財務相にエネルギー天然資源相だった娘婿のアルバイラク氏を起用した。
この人事をきっかけにトルコは通貨、株式、債券がそろって売られ、資金流出に直面している。
フィッチは2017年1月、クーデター未遂事件後の政治状況の悪化などを理由にトルコ国債の格付けを投資適格級から投機的水準に引き下げていた。
他の大手格付け会社もトルコ国債を投機的水準としている。
引用元:日本経済新聞
まあ、予想通りの展開です。
一段階の引き下げでサプライズも無く、予想通り過ぎて感想も「へー、そう…」としか言いようがありません(笑
上にもある通りトルコは新政権の人事で、エルドアン大統領の娘婿であるアルバイラク前エネルギー天然資源相を新財務相に起用したことから、同氏の手腕に対する不透明感から通貨、株式、債券がそろって売られています。
その後は売られ過ぎからの買い戻しが入ってきていたり、新財務相となったアルバイラク氏が、
「中央銀行は独立している」
「中央銀行は経済と市場の状況に応じて必要な措置を講じる」
と口先介入を実施したことから下げ止まりました。
しかしフィッチ社はトルコの経常赤字に懸念を表明。
(原因はトルコリラ安とエネルギー価格の上昇)
今年に入り経常収支の赤字額は拡大傾向ですから、まあ当然と言えるでしょう。
またトルコ6月のインフレ率も15年ぶり高水準の15.4%を記録しているなど、高インフレ体質に改善の兆しが見られないことについても懸念を表明しています。
まあ、どちらも一長一短では改善しそうに無いですが、劇的に改善させることが出来る方法があります。
それはトルコリラ高に持っていくこと!
トルコリラ高により石油や天然ガスなどのエネルギーも安く輸入でき、その結果インフレ率の改善にもつながります。
でもまあ、トルコリラ安は計経常収支にもインフレ率にも深くかかわっているのですけどね…。
そこでエルドアン大統領の政治的決断!
欧州連合(EU)との関係改善や、アメリカと仲良くするだけでトルコリラ高になります。
何より良いのは、「タダ・無料」と言うこと(笑
如何ですかエルドアン大統領!効果的ですよ♪
まあ…、先日のNATO首脳会議はアメリカ・トランプ大統領の独断場で、トルコ関係の話は少ないですね。
良い方向に進んで行っていたら良いのですが…。
トルコの格付け
最新の世界三大格付け各付け会社のランク付けは以下のようになっています。
Moody’s | S&P | Fitch | |
---|---|---|---|
A3 or A- | メキシコ | ||
Baa1 or BBB+ | メキシコ | メキシコ | |
Baa2 or BBB | |||
Baa3 or BBB- | 南アフリカ | ||
Ba1 or BB+ | 南アフリカ | ||
Ba2 or BB | トルコ | 南アフリカ | トルコ |
Ba3 or BB- | トルコ |
Baa3 or BBB-以上が投資適格級。
Ba1 or BB+以下がいわゆるジャンク級です。
上記通り世界3大格付け会社であるフィッチ社が、トルコの長期国債の格付けを「BB+」から「BB」に引き下げました。
まあ今更1段階下がったところで…といった具合ですね(笑
FXプライムbyGMOお客様コンサルタントの高野やすのりさんも、トルコリラの今後の為替見通しについて、
「今更格付けが下がっても、もう影響は少ないでしょう」
と語っています。
ええ…、もう今更でしょう…(涙
トルコ格下げでトルコリラ
フィッチ社によるトルコ長期国債の格下げで、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=4.855トルコリラくらいでしょうか。
発表は為替相場が開いている最中の、日本時間で4時-4時半くらいでしたが…、ほとんど影響なしです。
市場も予想通りと言った感じなのでしょう(笑
ええ…、もう今更です。
まあ…、喜んで良いのか悪いのか…(涙
ドル/円
1ドル=112円36銭くらいでしょうか。
アメリカ6月の輸入物価指数が市場予想+0.1%に対し、同-0.4%と予想外のマイナスに。
同じく7月のミシガン大学消費者信頼感指数も市場予想98.2に対し、97.1とこちらも悪化したことからドル売り(ドル安)が再燃しています。
と言っても年初以来の1ドル=112円台回復ですからね♪
ドル強い!
トルコリラ/円
1トルコリラ=23円08銭くらいでしょうか。
なんとか23円台で週の取引を終えています。
どこかにトルコリラ高の材料ないかなー…。
エルドアン大統領お願いしますよ!
現状図で表すと、やっぱりドル>>円>>トルコリラですかね。
ドル強い!
トルコリラ…弱い…。
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トルコの政策金利は(2018年07月12日)現在17.75%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2018年07月12日)現在7.75%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
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トルコリラやメキシコペソなら年利50%以上も十分可能!(恐ろしい)
まだ銀行にお金預けているの?[/char]