20円台では底堅くも、21円手前では上値の重かったトルコリラ。
しかし今現在、再び上昇中!
理由は、トルコ中央銀行がインフレリポートで2019年末のインフレ率を14.6%と予想!
ちなみに2018年末のインフレ率は+20.3%。
本当ですか!?信じて良いのですか!?
(トルコ政府発表の予想ではなくて、トルコ中央銀行による発表の予想だから信頼性は高いかな(笑)
トルコ1月経済信頼感
トルコ1月経済信頼感
前回12月実績75.2、市場予想76.1に対し、実績78.5
まずはトルコ1月経済信頼感。
お、素晴らしい!
前回12月実績は勿論のこと、市場予想をも上回っています!
と言っても2018年8月のトルコショック前までは普通に100前後はあったのですが…。
それでもようやく再び上昇傾向となったのは、嬉しい限りです♪
この経済信頼感、100より上だと楽観的、100を下回ると悲観的、と言うことになります。
つまりトルコ国民は現状、悲観的になっていると言うことが伺えます。
救いは、それほど重要指標では無い、ということしょうか…。
ただ上記通り、少し上向いてきました。
来月さらに今月の実績を上回るようなら、トルコ経済は底を打ったと言えるのではないでしょうか(笑
トルコ中央銀行インフレレポート
トルコ中央銀行のチェティンカヤ総裁は、2019年の原油価格の仮定を80ドルから63ドルに引き下げたことにより、インフレ率は
2019年末には14.6%
2020年末には*8.2%
2021年末には*5.4%
になると推定される、と発表しました。
本当ですか?信じて良いのですか?
トルコのインフレ率がこんなに下がるのですか?
と、色々と聞きたいことはたくさんありますが、とにかくトルコ中央銀行はトルコのインフレ抑制に自信を持っているようです。
まあ、トルコ政府発表のインフレ予想よりかは信用できると思います(笑
トルコ政府は、2018年9月トルコ新経済計画(中期経済計画から名称変更)を発表し、トルコのインフレ率を
2018年:20.8%(実際には20.3%)
2019年:15.9%
2020年:*9.8%
2021年:*6.0%
としていました。
1週間前にはアルバイラク財務相(エルドアン大統領の娘婿)がダボス会議で2019年のインフレ率は約15%に減速すると言っていました。
今回のリポートでは、それをもさらに下回る見通しを立てています。
トルコ政府やアルバイラク財務相が言っても「本当にそうなるの?」と疑っていましたが、チェティンカヤ・トルコ中央銀行総裁が言うと「これは期待が持てる!」と思えるから不思議です(笑
市場もこの声明を好感し、トルコリラは再び上昇に転じています。
引き下げの理由は上記通り、原油価格の低迷です。
23日付けのIMF世界経済の成長予想を下方修正でトルコも…でも書きましたが、
トルコも景気減速…にはなるでしょうが、トルコリラは崩れないでしょう。
原油価格、戻してきていますね😊or😭
アメリカ株にも投資している私からすれば、ありがたいですが、#トルコリラ からすれば迷惑な話です
と言うのも、トルコの経常赤字の大部分はエネルギー(原油)の輸入代です
直近は4カ月連続で経常黒字化を達成していますが、原因は観光収入と原油価格の低迷です pic.twitter.com/tZhUhtZ80D
— サトウカズオ@スワップFX&自動売買 (@tryjpyFX) 2019年1月23日
上記の図のように、原油価格は戻していますが、昔のように1バレル=70ドル台への復帰は難しいでしょう。60ドル後半も難しいかもしれません。
中国・欧州・世界の景気後退により原油の需要が伸びないからです。
となってくるとトルコ・トルコリラにとっては朗報です。
確かにトルコの景気減速は現実味を帯びてきていますが、原油価格が40ドル-50ドル台で低迷してくれれば、経常収支は黒字、もしくは多少の赤字で済みます。そうなれば輸入物価も下がったままとなり、結果としてインフレ率も下がってくるでしょう。
それがトルコリラへの支援材料となり、トルコリラは大崩れすることはない理由です。
割と説得力のある現実的な考えと思いませんか(笑
経常収支の黒字化・インフレ率の抑制。
これはトルコリラ投資の不安材料が減ったと考えて良いでしょう(笑
経済信頼感でトルコリラ
トルコ1月経済信頼感、トルコ中央銀行がインフレリポートで、トルコリラがどうなったかと言うと…。
ドル/トルコリラ
現在、1ドル=5.282トルコリラくらいでしょうか。
素晴らしい!
トルコ1月経済信頼感と言うよりかはトルコ中央銀行によるインフレリポートを好感して、トルコリラ買いが進んでいます♪
が!しかし…、
ドル/円
1ドル=109円70銭くらいでしょうか。
アメリカ雇用統計の先行指標である1月ADP雇用統計が前月比で、
12月実績:+26.3万人
市場予想:+17.8万人
01月実績:+21.3万人
と、予想外の高数値により、ドル高が進みました。
+20万人以上とか予想以上も良いところです。
アメリカの景気経済の鈍化懸念とはなんだったのか…。
嬉しい予想外ですね(笑
トルコリラ/円
1トルコリラ=20円74-75銭くらいでしょうか。
トルコリラ高が進んでいます!
上記通りADP雇用統計の高数値で影響を受けましたが、トルコリラ円で見ると、ドル高トルコリラ高円安と一番理想的な展開となっています。
もっと頑張れトルコリラ!(笑
現状図で表すと、やっぱりトルコリラ>ドル>円ですかね。
と言っても、今晩…明日未明のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)。
その後のパウエル・アメリカ連邦準備理事会(FRB)議長による会見次第なんですけどね(苦笑
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トルコの政策金利は(2019年1月30日)現在24.0%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2019年1月30日)現在8.25%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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