10日未明にかけてトルコリラ急落
週明けの9日、トルコリラは堅調に推移していました。
特に理由は見当たらず、エルドアン大統領の2期目の就任を祝ったご祝儀・期待上げかな?と思っていました。
サトウカズオも含み損が減り思わず浮かれて、
#クラムボン はわらったよ
もとい #トルコリラ の含み損が減ってサトウカズオはわらったよ♪☺️
-500万円を割ったよ
クラムボン=含み損、「ン」しかあってないじゃないかー!😡#FX #為替 #スワップポイントhttps://t.co/bSoWAHcJBH pic.twitter.com/QJlcbQbkG3
— トルコリラ/メキシコペソ円スワップ生活 (@tryjpyFX) 2018年7月9日
とtweet。
嬉しかったのですよ。
何か良い情報(トルコリラ高情報)が市場に漏れていたのではないかと思っていたくらいです。
しかし直後、
#クラムボン はわらったよ#トルコリラ の含み損が減ってサトウカズオもわらったよ♪☺️
って書いたら急落して23円台に逆戻り…😰
またエルドアン大統領、市場の失望を買うことやったかな?😡
(↑信用無い大統領だなぁ)#FX #為替 #スワップポイントhttps://t.co/bSoWAHcJBH pic.twitter.com/R9fkV5DngV— トルコリラ/メキシコペソ円スワップ生活 (@tryjpyFX) 2018年7月9日
1トルコリラ=23円台に逆戻り…(涙
50銭くらいの急落を見せていました。
今にして思えばまだ序の口。
ふて寝して朝起きて見ると、なんとさらに23円20銭台まで急落!
一晩で1円以上の大幅下落です。
おい、エルドアン大統領の偽物!
そこは偽物が居て良い場所じゃないぞ!
軍部の政治介入を止めさせ、汚職を追放し、トルコ経済を発展させ、周辺諸国・ヨーロッパ諸国とも良好な関係を築き、再びオスマン帝国を築いても許される人物!とまで言われたエルドアン首相、帰ってきてくださーい。
でないと、トルコがトルコリラが大変なことになってしまいますよ。
トルコリラ急落の原因
トルコ新内閣、財務相に大統領の娘婿
トルコのエルドアン大統領は9日、2期目の就任宣誓後に記者会見し閣僚名簿を発表した。経済政策の司令塔となる財務相に娘婿のアルバイラク前エネルギー天然資源相を起用した。
市場との対話に定評のあったシムシェキ前副首相は閣外に去った。
経済運営手腕が未知数のアルバイラク氏の起用が伝わると、通貨トルコリラの対ドル相場は急落した。
議院内閣制から実権型大統領制への移行に伴い、21の省を16に再編した。
首相、副首相職を廃し、副大統領職を新設した。
引用元:日本経済新聞
トルコ、中銀総裁の5年任期を撤廃!独立性懸念でトルコリラ急落
トルコ政府は9日、中央銀行の総裁任期を5年間とした規定を撤廃する決定などを行った。同日就任したエルドアン大統領の新体制の下で、中央銀行の独立性に懸念が深まっている。
政府は、トルコ中央銀行総裁が内閣により指名され、5年の任期後に再任も可能と定めた規定を削除した。
元中央銀行当局者は、5年の総裁任期は政治家からの独立性を保つ一種の「盾」だったと述べ、規定改正に危機感を示した。
今後の任期や再任プロセスは明らかにされていないが、エルドアン大統領の側近は、新たな改正案は近く公表するとし、総裁はなお5年の任期で指名されるとの考えを示した。
決定を受け、トルコリラは前週末の終値は1トルコリラ=4.5745トルコリラから4.74リラ超に急落した。
引用元:reuters
6月24日に行われたトルコ大統領選挙ではエルドアン大統領が勝利。
トルコ6月の消費者物価指数が過去10年で最悪のインフレ率になるなど、冴えない経済指標から23円台に低迷していたトルコリラでしたが、新政権への期待からか徐々にトルコリラ高に…。
無事24円台を回復し、一時は24円45銭まで上昇し、さあ次は25円台だ!と息まいていたトルコリラ。
エルドアン大統領による大統領制移行による新政権樹立でどのような宣言(演説)をするのか?
経済対策は?経済閣僚は?
大注目でしたが…。
は~~(でっかいため息
何故にトルコリラ安に…トルコリラ安に向かうことばかりするのか。
(大切なので2回言いました)
今までの言動後、チャートを見ればトルコリラがどうなったか分かるだろうに…(涙
さらには…、
トルコ・エルドアン大統領、トルコ中銀正副総裁を解任し後任を指名へ
一部通信社が報じたところによると、トルコ・エルドアン大統領がトルコ中央銀行正副総裁を解任し、後任を指名するという。なお、トルコ政府は9日、5年間の中央銀行総裁任期を撤廃している。
何故あれだけエルドアン大統領のおかしな(絵空事の)理論により、市場の不興を買い大幅安となったトルコリラの尻ぬぐいの為に奔走し、投資家を安堵させトルコリラ高へ導いていた副首相兼経済担当であったシェムシェキ氏を入閣させず、そして同じく奔走していたチェティンカヤ・トルコ中央銀行総裁を解任するのか、理解に苦しみます。
まあ理由はチェティンカヤ・トルコ中央銀行総裁はエルドアン大統領に逆らい大幅な利上げを。
シェムシェキ副首相はそれを支持していました。
そしれよりによって後任の財務相が娘婿のアルバイラク前エネルギー天然資源相?
チェティンカヤ・トルコ中央銀行総裁は若く有能でした。
シェムシェキ副首相は経済に手腕を発揮し有能でした。
娘婿のアルバイラク前エネルギー天然資源相のそんな話は聞いたことがないなー…。
さらなるトルコリラ安への不安
トルコ新政権、金融市場に「ゼロ回答」を提示で中銀人事への介入懸念も
先月行われたトルコの大統領選・総選挙では与党公正発展党(AKP)が勝利し、9日に大統領就任式が行われた。同日に閣僚人事が発表されたが、金融市場からの信認が厚いシムシェキ氏は閣僚を外れた。
一方、経済政策の要となる財務相にはエルドアン大統領の娘婿で思想的にも近いアルバイラク氏が横滑りする。
足下ではトルコ経済の脆弱なファンダメンタルズを理由に通貨トルコリラ安が進むなど立て直しが急務だが、中央銀行に強硬に利下げ実施を求め、政策への介入も辞さないエルドアン氏に近い人物が財務相となることへの懸念は高い。
また、同日発表された官報では中銀総裁の任期を巡る規定も変更され、大統領の人事介入も可能になる。
当面は24日の次回会合に注目が集まるが、「ゼロ回答」が繰り返されればトルコリラ相場への悪影響は必至の情勢だ。
引用元:第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト 西濵徹氏
6月24日の大統領選挙・議会総選挙の結果では、市場も民主的で透明な先行き不安定よりも、強権的な政治手法下の安定を選びトルコリラは買われ(トルコリラ高となり)ました。
ならばここは手堅く安定しており、市場の信任も厚いシェムシェキ副首相やチェティンカヤ中央銀行総裁を留任させるべきでしたが、政治的手腕未知数のどう考えても身内贔屓の娘婿のアルバイラク前エネルギー天然資源相を財務省に起用と理解に苦しみます。
FX会社の情報ページ(FXプライムbyGMO)でも
昨日エルドアン政権の閣僚が発表されましたが、いやー予想を遥かに超えてきましたね。
財務相にエルドアン氏の娘婿アルバイラク・エネルギー天然資源相、国防相にアカル参謀総長など、エルドアン氏に近い人物を重要閣僚に起用しました。
これまで以上に独裁政権になるかもしれないと危惧されていましたが、そんなことはどうでもいいかのような人事となりました。
完全に大統領に実権を集中させた新体制が始動したと考えていいでしょう。
もしかしたら義理の息子がかなり優秀なのでは!?とも考えましたが、エルドアン大統領は経済担当で副首相だったシェムシェキ氏を入閣させないことを表明しました。
同氏はトルコ中銀の利上げを支持し、大統領の方針と対立していました。
そしてとても優秀な人物でした。
かなり急落に近い形でトルコリラが売られましたが、どこかのタイミングで再度フラッシュクラッシュのような下落は十分想定しておいた方がいいかもしれませんね。
引用元:FXプライムbyGMO
と不吉なことを言っています。
トルコリラを取引して貰うべきFX会社が公式でこんなことを言って良いものかとも思いますが、正直な会社なのでしょう(笑
現状1トルコリラ=23円70銭くらいまで戻しています。
トライオートFXなどのFX自動売買だったら、この荒れた相場で大きく稼げたでしょうが、やっぱり新興国通過・高金利通貨は安定が一番です。
それを安定させるのが中央銀行の役目。
そしてそれを持続・成長させる経済政策を指揮するのが財務相の役目なのですが…。
まだトランプ・アメリカ大統領は世界経済は知ったこっちゃない感がありますが、正しいか正しくないかは別としてアメリカ国民のため、アメリカ経済のため、政策を行っている感があります。
エルドアン大統領…、最近の行動にはそれが見られません。
トルコ国民・トルコ経済より、エルドアン一家の方が重要なのかなー。
上記はFXプライムbyGMOの会員限定、歴戦の外為ディーラーが独自の視点で相場を解説する、決して余所では読めない裏話から、マーケットよもやま話まで、そんなディーラー達のおしゃべり会コンテンツ「井戸端為替会議」から引用したものです。
上記通り会員限定です(…引用まずいかな?)。
読んだあなた会員になりましょう!
(うん、これで問題なし(笑)
いやー「井戸端為替会議」ためになる良いコンテンツです♪(よいしょっ!)
さあ皆さん、続きが見たいなら↓FXプライムbyGMOへ!↓
トルコリラの投資法
現状トルコリラに関しては、スワップポイントの長期運用投資に反しますが、今回の大幅下落のように、現在の価格よりも、どーんと下がった時に買って、上がった時に売る。
決済後もまた同じように、どーんと下がった時に買って、上がった時に売る。
を繰り返すのが良いと思います。
その方が含み損は少なく、ダメージは少なく、堅実な投資法でしょう。
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
トルコの政策金利は(2018年07月05日)現在17.75%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
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いっそのこと最大レバレッジ888倍!ドルストレートのアメリカドル/トルコリラ(売り)で海外FX XMと言う手もあります。
まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2018年07月05日)現在7.75%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。
[char no=”1″ char=”サトウカズオ”]銀行の普通預金金利:0.001%
トルコリラやメキシコペソなら年利50%以上も十分可能!(恐ろしい)
まだ銀行にお金預けているの?[/char]