トルコリラは8月10日のトルコショック後も日本の個人投資家の間で大人気だそうです。
面白い記事を見つけましたので、紹介しながら解説していきますね♪
トルコリラは第5の通貨
東京市場「第5の通貨」
8月の大暴落にもかかわらず、日本の個人投資家の間でトルコリラが引き続き人気だ。主要国通貨を大きく上回る高金利が魅力だが、外国為替証拠金取引(FX)業者の積極的な営業姿勢も見逃せない。
東京外為市場の対円取引高では5位に浮上。
もはや主要通貨の一角だが、リスクも大きいだけに売買には注意も必要との指摘もある。
東京外国為替市場委員会によると、今年4月中に東京市場で行われたトルコリラの対円取引高は、1営業日平均で39億8000万ドル(約4450億円)。対アメリカドルの2469億ドル、対ユーロの332億ドルには及ばないが、対豪ドルの108億ドル、対英ポンドの103億ドルに次ぐ5位となった。
2017年4月は10億6000万ドルで、1年で約4倍に膨らんだ。
主要通貨と位置づけられているカナダドルやスイスフラン、NZドルなどを上回る規模となっている。
その売買の大半は、証拠金取引と投資信託を経由した個人マネーとされる。
貿易統計によると、2017年の対トルコ貿易は輸出が28位の3546億円、輸入は59位の711億円。
1年分の輸出入を合計しても1日当たりの取引高にすら及ばない。
市場では、東京の実際のトルコリラ取引額はもっと巨額との声が大勢。
特に証拠金取引は業者と金融機関が運営する為替売買システムが直結していることが多く、「日本の個人の売買の一部が(売買システムが実在する)ロンドン市場で計上される」(外銀幹部)ことが少なくないという。
引用元:ロイター
くりっく365ではトルコリラ第1位!
上記では東京市場「第5の通貨」と書かれていますが、くりっく365では既に第1位の通貨となっています。
2018年8月のくりっく365取引数量によると、全体では3,542,520枚(前月比36.0%増、前年同月比47.7%増)となって、
トルコリラ/円 | 1,276,416枚 |
米ドル/円 | 595,731枚 |
南アランド/円 | 520,766枚 |
豪ドル/円 | 297,873枚 |
メキシコペソ/円 | 182,519枚 |
ユーロ/円 | 165,444枚 |
英ポンド/円 | 149,125枚 |
その他 | 354,646枚 |
と、トルコリラはなんと第2位のアメリカドルにダブルスコアをつけての第1位となっています、びっくり!
これは前月比169.6%増、前年同月比に至っては299.4%増と驚異的な枚数となっています。
南アフリカランドもアメリカドルに僅差の3位ですよ。
メキシコペソもユーロ、英国ポンドを抑えての第5位!
日本人はどれだけ高金利通貨、高スワップポイント通貨が好きなんでしょう♪
いや、サトウカズオも大好きですけどね(笑
FX業者側の事情も
FX業者側の事情も
人気の理由は無論その高金利。10年国債利回りはピークから下がったとはいえ足元で約18%。
米国の2.9%、日本の0.11%とは雲泥の差だ。
トルコリラで人気を集めるトレイダーズ証券が運営する「みんなのFX」。
1万通貨単位、現在のレートで18万円程度投資すると、トルコリラのスワップポイントと呼ばれる金利差収入が日々100円前後得られる。
アメリカドルでは113万円投資しても44円にとどまる。
南アフリカランド等それなりに高金利の新興国通貨もある。その中でトルコリラ人気が一歩リードしているのはFX業者側の事情もあるようだ。
外為市場では2月に米国株が過去最大の下げを記録した後、年央にかけて変動率が次第に低下。
ドル/円は4月以降、108─113円のレンジ内で値動きが鈍り、主要通貨の合成予想変動率を示す指数も年初来最低水準で推移し続ける「なぎ相場」が続いた。
頭を抱えたのがFX業界。
値動きが見込めないと個人が取引を控えれば収益源が失われるため「動かないなら高金利」と顧客にPRした。
「FXは自転車操業。新規の顧客をどんどん入れないといけない。そのためには具体的な商品性を訴える必要があり、南アフリカランドやメキシコペソといった既に知られている高金利通貨とは違ったトルコリラの目新しさが良い訴求ポイントになった」(FX会社幹部)という。
引用元:ロイター
確かにサトウカズオは“ほったらかし”が大好きです♪
普段(平日昼間)は仕事をしている会社員ですし、家に帰れば夕食の準備。
ブログ書いて、テレビ見て、ゲームして寝る、とFXなんかしている時間はありません。
主婦の方も同じではないでしょうか?
掃除・洗濯などの家事や育児、テレビも見なければいけませんし、睡眠は最も重要です。
チャートとにらめっこしてFXしている時間なんてありませんよね?
だったら選択肢は、FX自動売買か高スワップポイントによる”ほったらかし”投資しかありません。
トルコリラ保有時の年間利回りが60%と言われればなおさらです。
(トルコリラの価格が変動しなかったった場合)
トルコリラは再び増加中
建玉が再び急増
8月10日、個人投資家に衝撃が走る。対立するアメリカとの協議が物別れに終わり、トランプ・アメリカ大統領が追加関税の発動を表明したことで、トルコリラは対円で19%急落。
01年の変動相場制移行後で最大の下げとなり、20円台から16円台まで落ち込み過去最安値を更新した。
個人の間では、急落で損失確定に伴う巨額の強制売りが発生。
週明け13日にかけて証拠金業者の間では買い持ちから売り持ちを差し引いた建玉が激減。
多くの会社で3割超、一部では7割近い建玉が一気に決済される異常事態に陥った。
「トルコリラ相場を急変させた一因は、間違いなく日本の個人の取引」(別の証拠金会社関係者)という。
しかしその後、トルコ当局の相次ぐ政策対応が奏功し、トルコリラは16日に19円台へ反発。トルコ中央銀行による流動性供給策もあり下値不安がいったん後退し、個人が再びトルコリラを買い増す動きも出始めた。
FX最大手のGMOクリック証券では、建玉が急減した8月下旬の水準から1カ月近くで再び倍増。
「投機性が強く経験値の高い顧客が多いようだ」(デリバティブ部長の及川昌弘氏)とされ、同社内でのトルコリラ/円の取引金額は急落後も以前と変わらず上位に食い込むという。
トルコ中央銀行の大幅利上げを受けてリラが急上昇した13日の海外市場では、上昇局面では個人の逆張りの売りと追随の買いが激しく交錯。
「普段の3倍近い取引高」(GMOの及川氏)となり変わらない人気ぶりを印象づけた。
歯止めがかからないトルコリラ人気に、FX業界内からも困惑の声が上がる。
トレイダーズ証券市場部長の井口喜雄氏は「トルコは対米関係の改善が明確にならなければ上昇トレンド入りは難しい。今後も下落する可能性があると理解した上でしっかりリスクコントロールをして欲しい」と訴えている。
引用元:ロイター
はい、サトウカズオは調子に乗っていました。
結果…、
#トルコリラ 退場しました…
マイナス16,008,352円ですね
明日からブログどうするかなー😐 pic.twitter.com/fdHj6oOEwe
— トルコリラ/メキシコペソ円スワップ生活 (@tryjpyFX) 2018年8月10日
8月10日のいわゆるトルコリラショックで1,600万円を損切りしました。
そうだ…これは夢だ…
そうだ、これは夢なんだ
ぼくは今、夢を見ているんだ
目が覚めたとき、#トルコリラ はまだ 32円台で
明るい未来が待っているんだ!
ブログも初めて、追加入金して、買い増しするんだ…♪ pic.twitter.com/1FZwkwtJ5W
— トルコリラ/メキシコペソ円スワップ生活 (@tryjpyFX) 2018年8月10日
今でもベットで横になれば、正直涙が出てきます。
トルコ経済…と言うよりも、トルコの政治・外交問題(エルドアン大統領の権力掌握と独裁性、トランプ大統領の11月の中間選挙対策の結果)により、トルコリラ安が進んいった結果です。
まさかここまでとは…(涙
しかし、そこからトルコリラは底堅く推移しています。
友好国カタールの支援、難民流入や各銀行のトルコ債務の関係からトルコに倒れて貰っては困る欧州各国(欧州連合)、そしてトルコ自身の手により、なんとか持ち直してきています。
9月13日にはトルコ中央銀行が政策金利の大幅利上げを実施し24%へ!
結果トルコリラも急騰しています。
確かにトルコの地政学リスクは後退し、トルコ経済は堅調です。
しかし代わりにトルコの政治・外交リスクが台頭しています。
11月の中間選挙を意識して、アメリカ・トランプ大統領は強硬的な外交の手を緩めることは無いでしょう。
トルコ・エルドアン大統領も、それに屈することは自らの権力基盤を弱める自殺行為にしかならないでしょうから、受け入れることは無いでしょう。
逆に言えば、11月のアメリカ中間選挙を過ぎれば、アメリカの強硬姿勢も和らぎ、トルコリラも上昇に転じると考えています。
(1トルコリラブログの1管理人の考え)
トルコのインフレ率は直近で17.9%と高水準で推移しています。
インフレ率17.9%と言うことはトルコリラは年17.9%下落するという意味です。
しかし政策金利の大幅利上げにより、
政策金利24.0%>インフレ率17.9%
と単純計算ではお得なはず!
………。
あれ?トルコリラの損切り早まった?
トルコリラ円取り扱いFX会社を選定する際にとても重要な最新のトルコリラ円スワップポイント比較ランキングを作成していますのでを見てくださいね♪
トルコの政策金利は(2018年09月18日)現在24.0%。
高金利通貨として人気のオーストラリアドルやニュージーランドドル、そして南アフリカランド。
最近人気を高めつつあるメキシコペソなどの他の高金利通貨に比べてもスワップポイントが高く、大きな見返りが期待できる魅力が人気となっています。
昨年からトルコリラ円で高スワップポイントを維持し続けている管理人おすすめのFXプライムbyGMO(←スワップポイント高くておすすめしていたらタイアップしてくれたよ♪)。
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まあトルコリラ取り扱っているFX会社って少ないのですけどね(笑
トルコリラは値動きが激しくてリスクがあって怖い…と言う方。
それならばメキシコペソは如何でしょうか?
メキシコの政策金利は(2018年09月18日)現在7.75%。
なによりメキシコはトルコや南アフリカよりも安定していることが大きな魅力ですね♪
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毎週更新していますので是非、参考にしてみてください。